【上高地紅葉ウォーキングコース①】梓川沿いを歩いて明神へ! シャトルバスを利用する必要あり
玄関口は「上高地駐車場(バスターミナル)」
長野県松本市、梓川の上流に広がる高原「上高地」。ウォーキングの玄関口となるのは「上高地駐車場(バスターミナル)」です。
マイカー規制があるため、車で行く人も離れた駐車場からシャトルバス(有料)を利用する必要があります。
玄関口「上高地バスターミナル」〜起点(出発点)「河童橋」徒歩5分でいける!
![画像: 山々をバックに大勢の人でにぎわう河童橋 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/22/c4130f556a5c7060000dc35a3a6a30b5718cdd09_xlarge.jpg)
山々をバックに大勢の人でにぎわう河童橋
上高地駐車場(バスターミナル)から徒歩5分、上高地のシンボルとも言える「河童橋」に着くと…すでに大パノラマ!が広がっているため、足腰に自信のない方でも大自然を満喫できる最高のスポットです。
4月の開山祭りをはじめ、夏は避暑地として…さらに10月に入ると木々も色づき始め紅葉を見学に来る人たちで大いに賑わいをみせるそうです。
今回ご紹介するウォーキングコースの起点(出発点)となるのが「河童橋」です。山々を背景に写真撮影を済ませたら、梓川を渡り切らず左岸沿いを森のほうへと進みます。
![画像1: ※所要時間は目安であり縮尺は実際とは異なります (筆者作成)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/10/12/79fbd51f6bc790b0dc34c9946ea2732eff74e015_xlarge.jpg)
※所要時間は目安であり縮尺は実際とは異なります
3,000m級の山々に囲まれたダイナミックな景観を楽しみながら、先へと歩いていきましょう。一般車両は全く通らず、整備された平坦な道が続くため、お子様連れでも安心して楽しめます。
河童橋〜梓川左岸沿いを歩いて明神へ
![画像: 明神エリア 右に明神館 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/22/387996263da5a4ca30c9e65d9984b19c484cf5b6_xlarge.jpg)
明神エリア 右に明神館
梓川左岸と呼ばれる側を歩き始めて片道約50分(2.5km)ほどで明神(みょうじん)エリアに到着です。そこには山小屋もあり、休憩にも最適の場所。持参したお弁当や食堂でランチタイムにしても良いですね。
【上高地紅葉ウォーキングコース②】明神橋〜明神池〜岳沢湿原〜河童橋への周遊! 河童橋から約2時間
(河童橋〜)明神〜岳沢湿原〜河童橋への周遊 必見スポット「明神池」も
![画像: 明神橋 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/22/35df5061a021f442410014bc74ab26d9871128b2_xlarge.jpg)
明神橋
![画像2: ※所要時間は目安であり縮尺は実際とは異なります (筆者作成)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/10/12/b99f4659d2d12be4db28ce4e9d171b3fcc3947c8_xlarge.jpg)
※所要時間は目安であり縮尺は実際とは異なります
明神橋から、さらに先を目指す人は梓川左岸沿いをまっすぐ進みますが、河童橋へと戻る周遊コースもおすすめです。(河童橋から約2時間の周遊コース)
周遊コースの場合は、明神橋を渡って明神池へと方向を変えます。ウォーキング途中でぜひ見てほしいのが「明神池」。
穂高神社奥宮(要拝観料)の境内にあり、神々しく透明感たっぷりの大小2つの池は、まるで鏡のように木々を映し出す神秘的な必見スポットです。
穂高神社奥宮情報 拝観料あり
【穂高神社奥宮情報】
●所在地:長野県松本市安曇上高地
●電話:0263-95-2430(冬期 0263-82-2003)
●拝観期間:4月27日~11月15日まで
●拝観時間:6:00~日没まで
●休み:期間中無休
●拝観料:大人300円・小学生100円
明神池を過ぎ、梓川右岸を河童橋まで戻るように歩くこと約40分、2.5kmほどで岳沢(だけさわ)湿原に着きます。遊歩道は原生林に囲まれ、多様な植物や清らかな水に泳ぐ魚たちを観察するのにも人気。
河童橋までは残り10~15分程度なので、ぜひこの湿原で足を止めてみてください。
![画像: 岳沢湿原 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/22/a58a881468abc1e20fba2b973bd55399f7bdfcf8_xlarge.jpg)
岳沢湿原
川を反時計にぐるっと1周するイメージで、総距離6km足らずのコース。歩く時間は2時間程度ですが、絶景ポイントで立ち止まったり、休憩したりしながら、もっと時間をかけてゆっくりと自然を味わいたくなりますよ。
河童橋付近まで戻ってくるとホテルやレストラン、売店等もありますので、帰りのバスの時間までのひとときをのんびり過ごしてくださいね。
※上高地の公式ウェブサイトにも詳しい情報が載っております。
【上高地紅葉ウォーキングコース③】徳沢へ! 三岳キャンプや山小屋泊可能! 往復約4時間でぶらキャンプも◎
河童橋〜明神〜徳沢へ
日帰りで物足りない人は、山岳キャンプや山小屋泊に挑戦しましょう!前述の明神エリアから、さらに先へと進んでいきます。
![画像: 明神から徳沢へ続く道 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/22/d0ff2bad85529f0233048bc5f2e949e4d9cdb8bb_xlarge.jpg)
明神から徳沢へ続く道
![画像3: ※所要時間は目安であり縮尺は実際とは異なります (筆者作成)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/10/12/6103f7d0a4070f9c24e985c334659dc8c558ff8a_xlarge.jpg)
※所要時間は目安であり縮尺は実際とは異なります
目指すは徳沢エリア。明神から3km、およそ1時間の道のりです。つまり、河童橋からは2時間ほど見ておいてください。平坦に近い緩やかな道なので難しくはありませんが、アップダウンが少ない分、少々長く感じられるかもしれません。
徳沢エリアに着いて、まず目に入るのはキャンプ場!
![画像: 徳澤キャンプ場 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/22/f0736c0f53d3290ed2ff023f3c9438f0d115712f_xlarge.jpg)
徳澤キャンプ場
その奥に見える「徳澤園」という山小屋によって運営されている徳澤キャンプ場です。「キャンプ道具を持ってこんなに歩けない」という方にも快適。テントの他、ベッドやテーブル、チェア等、ほぼ手ぶらで山岳キャンプが楽しめるレンタルセットがあるのです。
その名も「ぶらキャン」が提案されているキャンプ場なんです。
〈施設情報〉
施設名:徳澤園/徳澤キャンプ場
住所:長野県松本市上高地
電話:0263-95-2508
営業時期:上高地の開山は例年4月中旬~11月中旬
※持ち込みテントの場合は予約不要
山岳キャンプが初めてで不安な人も、デビューするチャンスです!
ただし、コロナ禍における衛生上の理由もあって、寝袋は持参推奨(料金別途でレンタル可。)お持ちでない方は、寝袋購入を考えてみてはいかがでしょうか。
コールマン(Coleman)寝袋 パフォーマーIII C5 封筒型 オレンジ 2000034774
幅80cm、重さ1.4㎏とコンパクトで軽い快適温度5度以上の洗える封筒型寝袋。
オシャレな山小屋の方も少し覗いてみましょう。お部屋は個室と相部屋の両タイプあります。
![画像: 徳澤園・外観 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/22/2f9c8082e1cf2a845b86a3daa5530f22487c9f65_xlarge.jpg)
徳澤園・外観
![画像: 相部屋の様子 (筆者撮影)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/22/87ed503e5a8b318814482240063633acb986f212_xlarge.jpg)
相部屋の様子
私は以前、この相部屋に宿泊したのですが、相部屋ながらも1~2人用のボックスに分かれ、プライバシーをしっかり保てる構造で着替えも簡単。ぐっすり眠れました。
食堂や大浴場、木のぬくもりを感じられるラウンジなど、山の夜に安らぎの時間も演出してくれます。外に出て、星空を見上げるのも忘れずに。