【ソロキャンプスタイル3】焚き火をしてみたい場合におすすめ! 焚火台や火吹き棒
キャンプを始めるときに、焚火をやってみたくて興味を持った!という方も多いのではないでしょうか。
焚火をしなくてもソロキャンプは楽しめると思ったので、最低限のリストには入れませんでしたが…
「焚火をやってみたい!」という方は、ここで紹介する私の焚火セットをぜひ参考にしてください。
【筆者の焚き火セット】
- 焚火台
- ガストーチ
- 着火剤
- バトニングナイフ
- 折りたたみノコギリ
- 火吹き棒
- 手袋
- 火ばさみ
- 火消壺などの消火器具
焚き火台:直火NGでも焚き火を楽しめる
焚火台はこの上に薪などを置き、焚火をすることができる道具です。
キャンプで焚火をするときには、ほぼ必須と言っても良い道具ですね。
キャンプ場の中には、台を使わずに地面で直接焚火をしてもOKなところもありますが、そのようなキャンプ場は少ないのが現状。
焚火台を使った焚火ならOKというキャンプ場が多いため、焚火台は持っておいた方が良い道具です。
私が持っている焚火台は、UCO(ユーコ)の「ミニフラットパックポータブル グリル&ファイヤーピット」です。
折りたたむとA4サイズになるほどコンパクトで、ソロキャンプにはぴったりな大きさの焚火台です。
もちろん大きいサイズ(複数人で使う用)の焚火台でも良いのですが、私は持ち運びを重視して、UCOの焚火台を選びました。
見た目もカッコよくておすすめです。
ガスバーナー:コンパクトで安全なものが◎
火をつけるためには、基本的にライターやバーナーのような道具が必要です。
(火打石で火をつけるというロマン溢れる方法もありますが、まだ挑戦したことがありません…)
私が使っているのはSOTOの「スライドガストーチ」。
コンパクトバーナーの定番となりつつあるこちらは、着火口を伸ばすことができ、高火力の炎を安全に噴出できるので便利です。
100円ライターなどでも火をつけられますが、火傷の危険があるため、今回紹介したような着火口が遠いタイプやターボタイプのバーナーがおすすめです。
着火剤:火付けが一気に簡単に
一番気軽に火付けする方法は、着火剤を使うことです。
アルコールなどが含まれていて燃焼しやすくなっているものが着火剤で、固形タイプやゼリータイプなどがあります。
私がよく使っているのは、100円ショップで売られている水色の固形燃料です。
固形燃料の定番の品 ニューカエンエース
安定した火力を保ちます。他のメーカー品とは質が違います。
【燃焼時間目安】 (10g)/13分-17.5分 (15g)/14.5分-19分 (20g)/16分-22.5分 ※あくまで参考目安のお時間となります。
(25g)/18.5分-25分 (30g)/18.5分-26分 (35g)/19分-26.5分 (40g)/19.5分-26.5分 ※あくまで参考目安のお時間となります。
燃えるときに変な匂いなどはしないのがいいところ。
十数分燃焼するものが多いので、この固形燃料と五徳を使えば簡単な調理をすることもできます。
他には、松ぼっくりなど燃えやすい木は天然の着火剤、なんて言われたりすることがありますね。
バトニングナイフ:薪を簡単に加工できる
バトニングとはナイフで薪を割ることで、バトニングナイフは焚火の最初の方で使う細い薪を作るのに使います。
薪は、太い薪のままだと火が着きにくいので、最初は細い薪から、だんだんと太い薪に火を移していきます。
そのためにバトニングナイフで薪を割り、細い薪を作るんです。
薪を割る道具は斧やナタなど他にもいろいろとありますが、特に細くしたり、燃えやすいように加工するときにはナイフが向いています。
私が使っているナイフはモーラナイフの「へビーデューティコンパニオン」です。
軽くコンパクトで、上から叩くようなバトニングにも向いているナイフの1つ。
素材はいろいろとありますが、お手入れはステンレスが一番簡単なようですよ。
折りたたみノコギリ:コンパクトな焚き火台の時は大活躍
ノコギリは必ずしも必要というわけではありません。
私が使っている焚火台(UCO ミニフラットパックポータブル グリル&ファイヤーピット)は、市販の薪の大半が収まらないので、いつもノコギリで半分に切ってから使っています。
コンパクトな焚火台を使う場合はあった方が良いでしょう。
私が使っているのはシルキーの「ポケットボーイ 万能目」です。
半分に折りたたむと手のひらサイズになって、とってもコンパクト。かつ太い薪でもするする切れるので重宝しています。
火吹き棒:火を復活させる優れもの
火吹き棒は、焚火に空気を効率よく送れる道具で、ストローのような筒で自分の息を吹き込むようにして使います。
これがあるだけで、火付けのときに空気を送ったり、火が消えそうなときに復活させることができたりします。
うちわでも代用できますが、火吹き棒はコンパクトかつ効率的なのでおすすめです。
強風力火吹き棒:バーベキュー(BBQ)や火起こしの時に非常に便利なコンパクトでポケットに収まる火吹き棒で、焚き火の点火時、種火・おき火状態を薪・炭に引火するときに、火力に応じてご自身の息で空気の量をコントロールできます。ピンポイントで空気を送り、わずかなおき火や炭火、弱くなっ...
革手袋&火ばさみ:炎を扱う際の火傷防止に◎
炎を扱うときには火傷防止のために、燃えづらい素材の手袋や革手袋、薪をいじるときには火ばさみを使いましょう。
私が使っている革手袋は家にあったブランド不明のものなので、近いタイプものをご紹介。
火ばさみは、特にこだわりが無ければ100円ショップに売っているようなもので問題ありません。
よくあるやつですね…(笑)
でもザックの横に突き刺せるので、意外とパッキング性能は良いんです。インスタ映えはしません。
ただ、見た目はかなりシンプルなので、かっこいいものが使いたい!という方は下のようなものもありますよ。
火消壺などの消火器具:焚き火の後始末もしっかりと
焚火をするのなら、終わった後のことも考えなくてはなりません。
火消壺は燃えて炭や灰となった薪を、酸素を遮断することで消火するための道具です。
組立サイズ: 火消しつぼ/21.5×20×高さ29cm、火起し器/外径18×高さ20cm
重量: (約)1.7kg
材質: 火起し器/亜鉛めっき鋼板、スタンド&ハンドル&つまみ/鉄(クロムめっき)、火消しつぼ本体&ふた/アルスター鋼板
特徴1: 簡単に炭火が起こせる火起こし器と簡単に炭の後片付けが出来る火消し壺のセット
特徴2: 火消し壺の中に火起こし器が収納できるのでコンパクト
特徴3: そのまま保管できるので、再利用も可能
安全のためにも、確実に消火する手段は持っておくのがおすすめです。
私は、下の写真のような密閉できる灰袋で、ほとんど灰になり鎮火しかけているものを最後に消火させています。
Naked LaboのAsh sack:お手入れが超簡単!
袋を閉じれば空気が遮断されて完全消化できる仕組みのAsh sack。
サッと水を流すだけでお手入れができ、とても便利です。
ソロキャンプの楽しみ方は十人十色! 多彩な道具で自分の好きなスタイル見つけよう
今回は、主に私が楽しんでいるソロキャンプの楽しみ方を中心に、「スタイル別におすすめな道具」を紹介してきました。
今回紹介したもの以外にも、たくさんの道具、たくさんの楽しみ方があるので、これからソロキャンプを始める方はぜひいろんなスタイルに挑戦してみてくださいね。