マレットゴルフは日本発祥のご当地スポーツ! 老若男女が生涯楽しめるレクリエーション
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/06/4f720799408168d05a0a14f99723f3fac8e2f1c6_xlarge.jpg)
筆者撮影
「マレットゴルフ」という名前を初めて聞く方も多いのでは?
あまりメジャーではないものの、全国大会や全日本選手権大会なども行われる、知る人ぞ知るスポーツです。
参考:一般財団法人日本マレットゴルフ協会(https://www.jm-ga.jp/)
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/06/42b961a8620f3dd0f139812b263a0706e659eaca_xlarge.jpg)
筆者撮影
マレットゴルフは1977年(昭和52年)に福井県福井市の職員が考案した、日本生まれのスポーツ。
老若男女問わず手軽に楽しめるレクリエーションとして、徐々に地域住民に広まった歴史があります。
その後、長野県でさかんに講習会などが行われ、同県で特に普及が進み、ローカルスポーツとして人気に。
長野県内には、各地にマレットゴルフ場があるほか、公園内や河川敷などに整備されたコースが多く見られます。
マレットゴルフの道具は専用のスティックとカラーボール ボールが大きめで誰でも打ちやすい!
![画像3: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/06/b4c7a748ca61c84cfce1c6fa417bf7225774da67_xlarge.jpg)
筆者撮影
マレットゴルフのマレットには、「木づち(mallet)」の意味があります。
ちなみにマレットといえば、イギリス発祥のスポーツ「POLO(ポロ)」で使われる、柄の長いT字型のスティックもありますよね。
![画像: 123rf ポロのマレット](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/12/ec94bb9f28da78bb2974856648ed8d9c384aa32c_xlarge.jpg)
123rf
ポロのマレット
POLOは馬に乗りながら行う、ホッケーに似たスポーツで、マレットを使ってボールを相手チームのゴールに入れる競技です。
![画像: 123rf ポロの様子](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/12/72b9feecd3a4f43c7f9f38b1f314f8ea38747e81_xlarge.jpg)
123rf
ポロの様子
マレットゴルフでは、木製ではなく、POLOのマレットに似た、金属製の「スティック」と呼ばれる道具を使います。
マレットゴルフの名称には、「マレットを使ってプレーするゴルフ」の意味があり、なんだかPOLOに通ずる部分があるスポーツだという印象です。
考案された当時は、ゲートボールで使うスティックとボールで代用していたようですが、現在は専用の道具が開発され、通販サイトなどでも購入が可能です。
![画像1: マレットゴルフとは? ルールや使用する道具を徹底解説!【ご当地スポーツ】](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/06/5c3665faeba62e912de0139f8c05264fb05c4637.jpg)
マレットゴルフで使うボールは、直径75mmと大きめです。ソフトボールより一回り小さめのサイズ感。
そのため、通常のゴルフボールよりも打ちやすいです。
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/06/f17741e6e1f8fb6b15fe1dd06f82c5638fbeec50_xlarge.jpg)
筆者撮影
ボールの色はオレンジ、ピンク、イエロー、ブルーなどカラフルなのが特徴。
プレーヤー同士、色が重ならないようにボールをチョイスします。
マレットゴルフのルールは一般的なゴルフとほぼ同じ! 少ない打数でカップインすることを競う
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/06/1767dd9a51ab2fa1e8d786466536604825c9e76a_xlarge.jpg)
筆者撮影
マレットゴルフのルールは、一般的なゴルフのルールとほぼ同じ。
スティックを使ってボールを打ち、できるだけ少ない打数で、旗の立っているゴールホールにカップインさせたプレーヤーの勝ちです。
▼詳しいルールは日本マレットゴルフ協会のWebサイトにも掲載されています!
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/06/1edb5dc4f8fe78a7b3321247bee61536449523ce_xlarge.jpg)
筆者撮影
マレットゴルフでは、インコース・アウトコース、合わせて18ホールあり、1ホールのPAR(規定打数)は、平均で3~5打が一般的。
1ホールは数十メートル程度で、プレーヤーの人数にもよりますが、60~90分程度で全ホール回れるくらいのお手軽スポーツです。
さほどパワーや体力を必要としないので、子供から高齢の方まで一緒に楽しめるのが魅力。
また、一般的なゴルフよりもプレー料金が安価で、場所によっては無料でできるのもうれしいポイントです。
ここからは、筆者が実際にマレットゴルフを体験したときの様子を紹介します。