かまぼこは良質なタンパク質を含み栄養価◎ 低脂肪でヘルシー&加熱不要 キャンプでも調理がラクラク!
日本ではおなじみの伝統食材「かまぼこ」。店頭には板についた基本のかまぼこをはじめ、笹かま、カニカマなどいろいろな種類が売られています。
その主原料はグチやタラといった白身魚。高タンパク質・低脂肪・低カロリーなので、健康に良い食材として欧米でも人気を集めているんです。
タンパク質の元になっているのがアミノ酸。約20種類あるアミノ酸のうち、体内で合成できないものが9種類あり、これらは「必須アミノ酸」と呼ばれています。
その含有率を示す物差しが「アミノ酸スコア」で、理想的なバランスを100とすると、かまぼこ製品は約100。タンパク質を摂るにはもってこいなんです。
魚が原料なのでカルシウムも豊富で、低脂肪。ヘルシーな食生活にぜひ取り入れたい食材です。もちろん、キャンプごはんにも活躍すること間違いなし!
おつまみ系をはじめ、サッと手軽に作れるキャンプにもぴったりなレシピを以下でご紹介します。
【かまぼこレシピその1.2.3】キャンプの前菜にぴったりなおつまみ3選を紹介! サッと作れて味も良し!
そのまま食べられるかまぼこですが、ひと手間加えるともっとそのおいしさが引き立ちます。
キャンプごはんができるまでの時間や小腹が空いた時などにオススメです!
キャンプ前菜レシピ①《笹かまわさびチーズ巻き》
〈材料〉(1人分)
- 笹かま…1枚
- クリームチーズ…適量
- わさび…適量
- 大葉…1枚
- 焼き海苔…1/4帖
〈作り方〉
1.笹かまを両面、網焼きします。(魚焼きグリルの両面焼きで3分くらい)
2.クリームチーズとワサビを塗って、大葉を巻き、その上から海苔を巻いたらできあがりです。
キャンプ前菜レシピ②《しらすとかまぼこの韓国風》
かまぼことしらすに塩分があるので、塩は使いません。
〈材料〉(2人分)
- かまぼこ…1本
- しらす…大さじ3
- 小口ねぎ…大さじ2
- ごま油…小さじ2
- すり白ごま…小さじ1
- ラー油…適量
〈作り方〉
1.小口ねぎをみじん切りにし、しらす、ごま油、白ごまで和えます。
2.かまぼこを2cm幅にカットし、真ん中に切れ目を入れます。
3.2に1を挟み、お好みでラー油を垂らしていただきます。
キャンプ前菜レシピ③《カニカマとアボカドのイタリアン風》
〈材料〉
- カニカマ…8本
- アボカド…1個
- 塩…適量
- レモン果汁…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ1
- バジル…4~5枚
〈作り方〉
1.アボカドは1.5cm角に、カニカマは1本を3等分にカットします。
2.ボウルに1とレモン果汁、オリーブオイル、ちぎったバジル、塩を入れて和えます。
【かまぼこレシピその4】カニカマあんかけとブロッコリーの食感がベストマッチ! 見た目の彩りも◎
トロッとしたあんかけをディップのような感覚に。ブロッコリーの緑とカニカマの赤が見ているだけでも楽しいです。そして、食べるとそのおいしさにお箸が止まりません!
〈材料〉(3~4人分)
- カニカマ…6本
- ブロッコリー…1株
- ネギ…1/2本
- しょうが…10g
- ごま油…大さじ1/2
- 酒…大さじ1/2
- 粗挽き黒胡椒…適量
- 鶏がらスープの素…小さじ1
- 片栗粉…大さじ1/2(水溶き不要のパウダータイプが使いやすいです)
- お湯…100~150cc
〈作り方〉
1.カニカマを手でほぐし、ネギは縦半分に切って斜め薄切りに、しょうがは千切りにします。2.ブロッコリーを小房に分け、沸騰したお湯に少量の塩を入れて茹でます。
3.熱したフライパンにごま油を引いてネギとしょうがを入れ、中火で炒めます。
4.香りが立ったらお湯・酒・塩・胡椒・鶏がらスープの素を加えます。
5.カニカマを入れて軽く火を通します。仕上げに片栗粉を入れてひと煮立ちさせたら火を止めます。
6.2を器に盛って4をかけ、粗挽き黒胡椒を振ってできあがりです。
・片栗粉
水溶き不要のパウダータイプが便利です。