渓流釣りとは川の上流域で行う釣りのこと! 生息する魚はイワナ・ヤマメ・ニジマス・アマゴが代表格
日本で魚が釣れる場所と言えば、大きく分けて「海」「川」「湖沼」「池」に分けられますが、今回紹介するのは「川」です。
しかし、一言で川と言ってもその範囲は広大。一本の長い川の中でも源流や上流、海に近い河口まで…生息している魚は異なります。
その中でも渓流釣りは、上流域で行う釣りのことを言い、イワナ、ヤマメ、ニジマス、アマゴは渓流釣りの代表的な魚です。(汚染されていない清流でしか生息できない魚なんです)
関東で渓流釣りを体験するなら「観光釣り場」を利用したい! 初心者でも大自然を味わいながら楽しめる!
渓流釣りの紹介をしておきながら…初心者の方や子供連れの場合は、いきなり川の源流や渓流で釣りをするのはお勧めできません。
というのも、源流は川の源になるところなので、人が踏み入ることができない場所があったり、険しい道や岩場を歩いたりすることもあるので危険が伴うからです。
さらに、釣りをするポイントがわからなかったり…と難しい条件が多くあります。
そのため、初心者の方や子連れの方は、河川上流域にある観光釣り場=管理釣り場を利用するのをお勧めします。
渓流釣りができる観光釣り場とは?
観光釣り場とはすなわち「管理されている釣り場」のことです。2つのタイプがあり、川タイプと池タイプがあります。筆者がおすすめなのは、山間部にあることが多い川タイプです。
川の一部を仕切り、魚を放流して釣る人に開放してくれます。
こう言った人の手が入っている観光釣り場は、定期的に魚を放流してくれるので、全く魚が釣れないということが少なく、難しいと思われがちな渓流釣りを初心者の方や子どもでも体験することができます。
さらに、渓流の観光釣り場は上流域にあるため、水がとてもきれいなのはもちろん、山の中にあることが多く自然豊かなかな森の中で景色を楽しみながら釣りをすることができるのも嬉しいポイントです。
観光釣り場に到着したら、スタッフの指示によってその区画で釣ることになりますが、その中でも魚がいそうな場所を探すことがとても重要です。
同じ川でも場所によって川幅や流れの強さが変わってくるので、当然ながら魚がいる場所が変わってきます。
渓流釣りで魚がいそうなポイント(場所)は?
渓流釣りをする際、深くて流れのよどんでいる〝フチ〟と呼ばれる場所に魚がいることが多いですよ。
観光釣り場の場合、入漁料として時間と放流魚を選びお金を支払うシステムが多いのですが、例えば…放流のすぐあとは、川の流れがゆるい場所に魚がいることが多く、放流されてから30分以上時間が経過している場合は、流れが強いところや深いところにいることが多いといいます。
また、水がきれいなので、少し高いところから水面を見ると、魚が泳いでいる姿が見えるので、その場所を狙いましょう。
見ても良く分からない場合は、スタッフの方に相談すると教えてくれますよ。
渓流釣りに必要な道具は? 釣り竿・エサ・クーラーボックスは必需品!初心者はレンタルも上手く活用しよう
魚の種類や釣り場、季節や天気によっても、釣りに必要な服装や道具は変わってきますが、今回は、最低限必要な道具をご紹介します。
渓流釣りの道具1:魚を釣る道具
まず釣りをするにあたり、必要なのが釣り竿です。
初心者の方はリールなどは付けずに、竿の先に釣り糸を結んで使うシンプルな延べ竿が使いやすくておすすめです。
扱いが簡単なので、子供で使うことができ、我が家の息子も延べ竿を利用しています。
管理釣り場で貸してくれることも多いので、何を選んだら良いか不安な人は、レンタルして使ってみると良いですよ。
ダイワ(Daiwa)渓流竿 リバティクラブ 万能小継 硬調43・Q
コンパクトに収納でき持ち運びしやすく、軽いので長時間使っていても疲れにくい軽量設計。初心者の方でも扱いやすい延べ竿です。
渓流釣りの道具2:エサ
魚は自然のなかの生物などを食べているので、それと同じものや似たものが釣りのエサになります。その他、人口エサやルアーやフライなどで使う疑似餌などもあります。
釣りたい魚の好みに合わせたエサ選びがとても大切です。
川釣りをする際のエサでよく使われるのは、イクラやミミズ、川に住む昆虫の幼虫などです。ミミズは淡水魚全般に使えるエサで、養殖されたミミズが市販されています。
観光釣り場では、その場所で良く釣れるエサを販売していることも多いので確認してみると良いでしょう。
筆者が息子と観光釣り場でニジマスを釣る際に使用したのは、イクラとブドウ虫です。
渓流釣りの道具3:釣れた魚を持ち帰るクーラーボックス
釣った魚は、美味しく食べることも釣りの楽しみの一つです。暑いと魚が傷んでしまうので、保冷剤や氷を入れたクーラーボックスに入れて持ち帰りましょう。
イグルー 小型 クーラーボックス マリーンウルトラ 30(約28L)
その他あると便利な道具
釣った魚を一時的に入れておくなどに使えるバケツや、手拭き用のタオル、帽子、ながぐつなど持参すると良いでしょう