「PEAKS9月号」の付録のホットサンドクッカーは、まさかの三角形!
「PEAKS9月号」の付録は、三角形のホットサンドクッカーです。
その名も「トライアングルホットサンドクッカー」!
初見は、アウトドア用品店に並んでいる製品のようで、豪華付録という枠を超えている印象を受けました。
トライアングルホットサンドクッカーの詳細は以下のとおりです。
- 形状:三角形
- 素材:鉄(クッカー部分)、プラスチック(ハンドル)
- 本体:セパレートタイプ
- 重量:約400g(筆者計測)
- 厚み:約2cm(片側1cm)
- その他:ハンドルとクッカーを固定するネジとナット付き、クッカー部はテフロン加工
- メリット:コンパクトに収納できる、持ち運びが容易、セパレートで調理が可能、刻印あり
- デメリット:組立てにドライバーやレンチが必要、面積が狭い
ハンドルとクッカーを分離すればコンパクトにまとまり、軽くて、上下別々にすれば違う調理ができる点から、ソロキャンプに最適だと感じました。
三角形であることのメリットは…?
一般的なホットサンドクッカー(ホットサンドメーカー)の形は、食パンの形にあわせて正方形になっていることが多いですよね。
しかし、今回の「PEAKS9月号」の付録のホットサンドクッカーは三角形。
なぜ三角形かというと、ソロキャンプでの使いやすさをつきつめた形だからです!
三角形ならば、パン1枚を半分におって1人分のホットサンドを作ることが可能。
また、収納もコンパクトなので持ち運びも便利です。
レシピを考える! 「PEAKS」の付録・トライアングルホットサンドクッカーで作れそうなもの
クッカー部分が三角形であること以外は、一般的なホットサンドメーカーと変わらないので、ホットサンドをはじめ、さまざまな調理が可能です。
本誌の説明によると、6枚切りの食パンを使うのがおすすめとの記載があります。
ただ、中に挟む具材によっては、8枚切りの方がはさみやすいかもしれません。
ここで、筆者が思いついた、ホットサンドクッカーで挟んで焼くだけの簡単食材例をご紹介します。
【はさんで焼くもの】
- 市販のサンドイッチ(ランチパックなど)
- 肉まん・あんまん
- アップルパイ
- 焼きおにぎり
- スコーン+マシュマロ+チョコレート
- 食パン+アイス(雪見大福など)
クッカー部分は約1cmの深さがあるので、上下を分離して、片方だけで焼き物もできます。
【片側だけを利用して焼くもの】
- ウインナー
- 焼き魚(切り身)
- ハムエッグ
- 餃子の皮ピザ
- ミニオムライス
ミニオムライスは、先にチキンライスやケチャップライスを作っておき、クッカーの片面に溶いた卵液を流し入れ焼いた後、ライスを乗せ、もう片方のクッカーでフタをしてひっくり返せば完成します。
深さのあるクッカーならではの使い方も可能ですね。
トライアングルホットサンドクッカーで実際に作ってみました! 「PEAKS」付録の使い心地はいかに
本来ならまず定番のホットサンドを作ってみるところですが、それではおもしろくないので(食パンは普通に焼けるだろうと思うので)、筆者は以下の2つを試してみました。
- 厚揚げ
- 焼きおにぎり
熱源は100均の固形燃料を使いました。
1)厚揚げは焼いても四角いままだった
クッカー本体からはみ出すサイズの厚揚げでしたが、厚みはクッカーの深さがあるので、少し折りたためば問題なく挟むことができました。
上下をひっくり返すこと数回、5分くらい焼いてクッカーを開くと、厚揚げは四角いまま、ブルンっと登場。
火を通しても三角形には変形しませんでしたが、表面はカリカリ、中はもっちりとした丁度よい焼き加減の厚揚げが完成しました。
2)焼きおにぎりチーズ乗せ
市販の冷凍焼きおにぎりは、クッカーにピッタリのサイズでした。
実験としてピザ用チーズを乗せて焼いてみることに。
上下をひっくり返しながらしばらく焼き、クッカーを開けてみると、こぼれたチーズが焼きチーズになって、これはこれで美味!
焼きおにぎりも美味しく完成し、クッカーの焦げやこびりつきは全く無かったです。
先に厚揚げを焼いたので、油が出て、厚揚げのうまみもプラスされたのだと思います。