キャンプサイトを彩るキャンプギア。武骨な男前ギアや軍モノギアなど、いろいろなテイストのギアがある中でもウッド系のギアは、自然と調和し優しい雰囲気を作り出してくれるのでとても人気ですね。アウトドア用の木製チェアは、海外製の高価なものが代表格として有名ですが、そのチェアに瓜二つなのに比較的安価なものが出始めています。『ハイランダーのウッドフレームチェア』の最大の魅力と言えば、金具が丈夫で安心感があること!ということで、この記事では筆者所有のハイランダーとフィールドアの2メーカーのチェアを比較してみたいと思います。

【ハイランダー&フィールドア比較④:金具】止め具はハイランダーの方が安心感あり! 色にも違いが

フレームを止める金具部分が一番の違いです。

まず、ハイランダーの止め金具から見てみましょう。

筆者撮影

金具はフレームに埋め込まれています。

筆者撮影

背面、座面の横フレームをぐっと押し込むと、金具がうまく広がり、金具の溝にビスが「カチャン」と音を立ててロックされます。一度金具をロックしたら外れることはありません。ロックを外すには、指で金具を押し広げればビスが簡単に外れます。

次に、フィールドアの金具部分を見てみます。

筆者撮影

筆者撮影

ロック用の金具をずらして横フレームをはめ込みます。金具を元に戻せばロックされる仕様です。

こちらの仕様は、使用中に比較的簡単に金具がずれて横フレームが外れてしまいました。

あまりにも簡単に外れてしまうので、「もしかして初期不良かも……?」と心配になってメーカーに問い合わせてみましたが、「個体差による仕様の範囲内」との返答がありました。背もたれの布を上に引き上げて、金具がずれないようにすれば、外れにくくなると教えていただきました。

止め具についてはハイランダーの方が安心感が高いかもしれませんね。

また、フレームを留める金具の色にも違いが。

筆者撮影

ハイランダーはシルバー、フィールドアは艶消しブラックの金具でした。

【ハイランダー&フィールドア比較⑤:座り心地】大きな差はないがハイランダーの方が少し後ろに座れる

座面生地は、コットン一択のフィールドアに対し、ハイランダーにはポリエステル生地とコットンがあります。価格も素材によって異なり、コットン生地の方が少し高くなります。

ポリエステル生地のメリットは、汚れても洗いやすいこと。ただ、火の粉には弱いため、焚火の近くで扱うと火の粉によって生地に穴が開いてしまうことがあります。

コットン生地のメリットは、生地の風合いや質感が良いところ。火の粉にも強いのである程度焚火の近いところで扱っても安心です。

座り心地は、コットン生地のフィールドアの方が張りがありました。コットン生地によるものかと思いましたが、単純にハイランダーの方が使用期間が長いので、布が伸びているだけかもしれません。そのあたりを考慮すれば、座り心地に大きな差はないと思います。

画像16: 筆者撮影

筆者撮影

チェア背面の形を比べてみると、ハイランダーの方が少しだけ後ろに倒れているようです。

違いが分かりますか? ちょっとだけなので大きな差はないかと思いますが、ゆったりと座りたい方は少しでも後ろに座れるハイランダーの方をチョイスした方がいいかもしれません。

画像17: 筆者撮影

筆者撮影

座面高は両者とも31cm。ロースタイルにちょうどいい高さです。

我が家の5歳児が座っても、ローテーブルとの高さに違和感はありませんでした。

【ハイランダー&フィールドア比較⑥:二つ折りの状態】ハイランダーの方が平らに畳まれてコンパクト!

キャンプに持っていくとき、あらかじめ組み立てておいて二つ折り状態で積載する方も多いと思います。

サイズも仕様もあまり変わらないので、二つ折り状態も変わらないかと思いきや、並べてみると大きな違いがありました。

画像18: 筆者撮影

筆者撮影

左はフィールドア、右はハイランダーです。

右のハイランダーの方が、平らに折りたたまれていますよね。

画像19: 筆者撮影

筆者撮影

フィールドアの方は、約9cmの厚みでした。

画像20: 筆者撮影

筆者撮影

対してハイランダーは、約7.5cm。1.5cmもぺたんこに畳めました。1.5cmの違いは小さいように思えますが、たくさんの道具を持ち込む積載の際には大きな差になりそうです。

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