キャンプで使用することの多い簡易ベッド「コット」。各ブランドから様々な種類が発売されていますが、中でも「ユニフレーム リラックスコット」は設営がとっても簡単で初心者でも扱いやすいコットです。実際に愛用している筆者が、設営方法や寝心地、使い勝手について詳しくレビューします!

ユニフレームリラックスコットの気になるポイント メリットとデメリットを紹介 ベンチとしても使える 

Q. ユニフレームリラックスコットの寝心地はどう?

A. 大きいからしっかり足を伸ばしてくつろげる!大柄な人は支柱の出っ張りが気になるかも。

〈メリット1〉
沈み込みすぎず固すぎない、丈夫なシートが、ちょうどコットの真ん中あたりで重ねてあります。

ハンモックのように沈み込みすぎると寝ている間に腰が痛くなりますし、かといってあまりにも強く張ってあると、今度は固すぎて身体が痛くなったりしますよね。

その点、このシートの固さはバランスが良く、特にトラブルもなく快適に寝られます。

画像8: 筆者撮影
筆者撮影

〈メリット2〉

フレームも凄いです。足が8本あるので安定性バツグンなのはもちろん、作りもしっかりしているので、身体を動かすたびにフレームが軋むということが全くありません。

まるでベッドに寝ているかのような、快適な寝心地です。

キャンプでこの寝心地が味わえるだけでも、このコットを使う価値があるんじゃないかと個人的には思っています!マットを敷いたほうがいいかどうかは好みです。私は直接寝ても大丈夫でした。

このコットは長さが192cmもあるので、身長高めな男性でもしっかり足を伸ばして寝られます。また耐荷重も80kgあるので、大柄な人でも安心!小学生くらいの子どもなら、2人で寝ても大丈夫そう。

画像9: 筆者撮影
筆者撮影

〈デメリット1〉

ただし、支柱の出っ張った部分があるので、横幅が69cmでギリギリのサイズだと、ここの凸部分が固くて気になるかもしれません。

乗るとシートが沈み込んで、写真のような感じで支柱の部分が盛り上がります。ここは固いので、背中に当たるとちょっと痛いです。

私はそこまで気になりませんが、家族は「寝返りの時に当たってちょっと気になる」と言っていたので、心配な場合は一度実物を確認してから購入を考えたほうがよさそうです。

Q. ユニフレームリラックスコットは寝る以外のことに使える?

A. ベンチや荷物置きとして使えます!

画像10: 筆者撮影
筆者撮影

〈メリット3〉

ハイコット全般に言えることですが、ベンチとして、荷物置きとして、マルチに使えます。

特にこのコットをベンチとして使うと、なんと大人が3人座れます。

画像11: 筆者撮影
筆者撮影

これは本体に付けられている取扱説明タグです。真ん中あたりに、ベンチとして使用する場合は3人まで、ベッドとして使用する場合は1人までとしっかり記載されています。

3人で座る場合、1人あたりのスペースは60×69cmです。一般的な座布団のサイズが55×59cmなんですが、それより一回りくらい広いですね。大人3人がゆったりと座れますよ。

丈夫で広さがあるので、もちろん荷物置きとしても。大きめの荷物がたくさん置けます。足が8本あって安定しており、デコボコした不安定な場所に置いてもしっかり支えてくれます。

Q. ユニフレームのリラックスコット下は活用できる?

A. スペースは広いけど、出し入れはしにくい。小さめのものか、あるいはあまり使わない大物を入れるならOK。

画像12: 筆者撮影
筆者撮影

高さが45cmあるハイコットなので、コット下のスペースを収納などに使いたいと考えている人も多いと思います。

〈デメリット2〉

ただこちらのコット、たしかにコット下の空間は広いのですが、物が入る場所、つまり入り口になる部分がちょっと狭いんです。

フレームがしっかり張り巡らされているので、入り口にできそうなのは支柱と支柱の間の隙間くらいでしょうか。

画像13: 筆者撮影
筆者撮影

ここの高さ(隙間)は約21.5cmでした。これより高さがあるものは出し入れしにくいです。

高さ45cmもあるのに、下の空間は20cmくらいしか使えないの!?と思ってしまうんですが、一応、手でコットを持ち上げれば、もう少し空間を活用できます。

画像14: 筆者撮影
筆者撮影

こんな感じで持ち上げて、荷物を入れて降ろせばOK。

ただやっぱり、出し入れはしにくいですね。着替えやタオルなど、頻繁には使わないかさばる荷物を入れておく、という感じの使い方はどうでしょうか。

コットの下にギアをたくさん収納したいと思っている方は、一度サイズのチェックをしたほうがいいと思います。

ユニフレームリラックスコットの気になるポイント 交換シートがあればOK フレーム部分はとても頑丈 

ユニフレームのものに限らずどんなコットでも、長く使っていればシートの部分がどんどんヘタってきます。

実際、我が家のリラックスコットは10数回ほど使用して、今はこんな感じです。

画像15: 筆者撮影
筆者撮影

写真を残していなかったので比較できないのですが、購入直後はもうちょっとピシッと張っていたと思います。いつの間にか、だいぶゆるんできていますね。

そして気になるのがここ。支柱のあたりです。

画像16: 筆者撮影
筆者撮影

ここにシートの縫い目があるのですが、だんだん縫い目の穴が広がってきているような気がします。
丈夫なシートですし、多少の重さでは破れそうに見えないのですが、広がった穴を見つけてしまうと「大丈夫かな?」とちょっと不安になりますよね。

つい先日まではamazonや楽天でもリラックスコット用の交換シートが販売されていましたが品切れが多いようですので気になる方はユニフレームの公式HPこちらでご確認くださいね。

ちなみにコットのフレーム部分はとても頑丈で、今のところ壊れる気配は全くありません。きしみもないですし、スムーズに動かせます。

これだけ頑丈だと、かなり長持ちするんじゃないかなと思っています。たとえば大人10人で乗るとか、上に乗って飛び跳ねるとか、そんな無茶な使い方をしなければ、フレームが壊れることは滅多になさそうです。

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