【カヌー解説】「カヤック」との違いはパドルと本体構造・デッキの違い!
実は、自分でパドルを使って漕ぐ小舟の総称を「カヌー」といいます。つまり、カヌーもカヤックも元をたどればすべてカヌーということになりますが…大きく分けてそれぞれに特徴があります
【カヌー】と【カヤック】の違いは? ブレードによって分けられる! 本体の形も違う
「カヌー」「カヤック」は、水をかくパドルのブレード(水掻き部分)によっても分けられています。
カヌーは、ブレードが1つのものを使用し、カヤックはブレードが2つ(棒の両側に水掻きがある)のものを使用します。
また構造上での違いとして、後述しますように本体の見た目(形)も違います。
さらに、着座の仕方もカヌーはオープンなデッキに対してそのまま座りますが、カヌーの場合、コックピットの中に入るような「シットイン(sit inside)」=「クローズドデッキ」タイプとシットオン(sit on top)=「オープンデッキ」タイプに分けられます。
![画像: 左は「カヌー」・右は「カヤック」をイメージ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/07/27/619fc3e0c88040864d94201e6efdae2b4e8a2649_xlarge.jpg)
左は「カヌー」・右は「カヤック」をイメージ
【カヤックパドル】ITIWIT (イティウィ)カヤック パドル X100
![画像1: カヌーとカヤックの違いは?おすすめの便利アイテムと関東で体験できるスポット2選をご紹介!](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0249/8963/0544/products/pic_40c27a24-c15d-4296-8dd1-bb13f23b72a5_100x.progressive.jpg?v=1571408598)
フランスに本社を置くスポーツブランドメーカー「デカトロン(Decathlon)」の日本公式オンラインストアから販売されている「ITIWIT (イティウィ) カヤック パドル X100」。
2段階のサイズに調節可能(210-220 cm、225-235 cm)なパドルで、重量も約1.1kgと軽く、価格も約5000円と比較的手の出しやすい価格が魅力です。カヤックを楽しむ初心者向けに開発された商品です。
【カナディアンカヌーの特徴】 甲板の無いデザイン・オープンデッキ・シングルブレードパドル使用!
現在「カヌー」という言葉は一般的にカナディアンカヌーとカヤックを指している言葉。
起源を遡ると、人々が狩猟や移動を目的に使用していた道具。一般的には人が乗り込む部分「デッキ」がオープンになっているので、荷物や動物を乗せやすく、家族で乗るのにも適しています。
先述したとおり、パドルの水掻き部分が1つである「シングルブレードパドル」を用い、左右を交互に漕いだり、前後の人で左右それぞれ漕いだりして前進します。
スピードを楽しむよりも、安定性を重視しており、幅の広い川や湖など、あまり波の立たないところでゆったりと楽しむとよいでしょう。釣りをするのにもおすすめです。
![画像: 一般的なカナディアンカヌー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/07/27/f202d5af6c0f8dc8b2ac021c258bb2ac68087b0f_xlarge.jpg)
一般的なカナディアンカヌー
【カヌー】ペリカン15.5 カヌー 3人乗り(PELICAN15.5 AAA15P406) 耐久性・耐衝撃性抜群♪
![画像2: カヌーとカヤックの違いは?おすすめの便利アイテムと関東で体験できるスポット2選をご紹介!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/07/27/b8f510c4ce7eb43e5576afeac21dd9f1f6773981.jpg)
ペリカン15.5 カヌーの製品情報
【製品情報】
・全長:約475cm
・全幅:約95cm
・重量:37kg
・定員:3人用
ペリカンとは1968年にカナダで設立されたカヌーやカヤック、ペダルボート、漁船などの製造を手掛けるブランド。専門分野での実績があり、耐久性・耐衝撃性を誇り高品質な製品を提供しています。
【カヤック解説】 シットイン・シットオンの2種類! ダブルブレードパドル使用!
![画像: カヤック・シットイン タイプ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/07/27/e4ebee80339d25abf91746feee9573ece471b1b8_xlarge.jpg)
カヤック・シットイン タイプ
カヤックのイメージは上写真のように、人が乗る部分のみが空いているコックピットのようなタイプを想像する方々も多いのではないでしょうか。
これは「シットイン(sit inside)」=「クローズドデッキ」タイプと呼ばれ、人が乗る部分のみが空いている形状をしているのが特徴で、波が入っても転覆しにくい作りになっています。
さらにカヤックにもカナディアンカヌー同様に、オープンデッキタイプがあります。これは、「シットオン(sit on top)」と呼ばれ、それらの多くは船底に穴(スカッパーホール)が開いており、艇内に水が溜まらないようにし、波を被っても転覆しないような工夫がされています。
現在、カヤックは目的別にさまざまなタイプが普及しておりますが、どれも「ダブルブレードパドル」を使用することは共通しています。
主なカヤックをいくつかご紹介しましょう。
シーカヤック・レクレーショナルカヤック
シーカヤックとは、その名の通り海で使うことを目的に作られたカヤックで、海岸線を散策するツーリング用から、釣りなどのレジャー用まであります。
ツーリング用のカヤックは海上でのスピードを出しやすくするために船体が細く直進することに優れるなどの特徴があります。また、釣りなどレジャー向きのものはレクレーショナルカヤックとも呼ばれ、安定性があり気軽に乗りこなすことができます。
いずれもシットイン・シットオンのタイプがありますので、目的に応じて検討してみましょう。
![画像: カヤック・シットオンタイプ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/07/27/62378eed717620c9d48a00a003c6899433fb7514_xlarge.jpg)
カヤック・シットオンタイプ
【カヤックその①】BARRACUDA(バラクーダ)カヤック 安定性が高い! 釣りにもおすすめ♪
![画像3: カヌーとカヤックの違いは?おすすめの便利アイテムと関東で体験できるスポット2選をご紹介!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/07/27/be926c3e46b0f0ffd0a151251b040800c7f8e650.jpg)
【製品情報】
・全長:295cm
・全幅:78cm
・高さ:38cm
・重量:22kg
・最大重量:135kg
シットオン(オープンデッキ)タイプのコンパクトで取り回しが良く安定性にも優れた1人乗り用カヤックです。本体重量22kgと軽く、車載からの積み下ろしもラクです。
ロッドホルダーが4カ所に装備し、デラックスシート付きのため、これからカヤックで釣りをしたいという方には入門用としておすすめです。
【カヤックその②】キャプテンスタッグ エアフレーム1 カヤック US-1002
![画像4: カヌーとカヤックの違いは?おすすめの便利アイテムと関東で体験できるスポット2選をご紹介!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/07/27/eb888d8a7ea2de0cb6adfca3a4d74defe7d2895e.jpg)
【製品情報】
・サイズ:約全長318×幅80cm
・収納サイズ:約81×43×21cm
・重量:16kg
・最大重量:136kg
・セット内容:カヤック本体、シート、ハンドポンプ、補修キット、収納バッグ
主に、池や湖、波の穏やかな湾内での使用を目的としたレクレーショナルカヤックです。しかも持ち運びにとても便利なインフレータブル (空気を入れて膨らませる)タイプ。
空気を膨らませれば全長約318cmという大きさながら、収納時はとてもコンバクトになり付属の収納バッグに入れてどこでも持ち運びが可能なんです。