レシピ2.「菜の花の天ぷら」キレイに揚げるには油に入れる方向が大切!温度と時間のポイントも解説
【材料】
・菜の花…1束
・ころも…市販の天ぷら粉で200cc程度
(または、卵1/2個・冷水100cc・小麦粉50ccを合わせて作ります)
・揚げ油…適量
・天つゆや塩…お好みで
天ぷら粉は市販のものが便利です。
【作り方】
1.菜の花を食べやすい大きさ(5cmほど)に切ります。
2.揚げ油を火にかけ、180℃まであたためます。
3. 手で茎の端を持ち、ころもにサッとくぐらせます。
4.油に入れるときは、穂先を下に向けて入れると、葉が開いて美しい出来上がりに。
5.20秒ほど揚げたら一度裏返して、さらに20秒。シュワシュワとした泡の勢いが落ち着いてきたら紙の上に取り出して油を切ります。
穂先を下にして油に入れると、葉っぱが開いて生き生きとした見た目になり、食感が良くなるうえに目でも楽しめます。揚げすぎると水分が抜けて、食感が悪くなってしまうので注意しましょう。
菜の花は油との相性も良く、天ぷらにすると苦味やえぐ味が和らぎ、食べやすくなります。苦味が苦手な子どもでも、パクパクと食べてくれました。
他にも子ども向けアレンジとしては、カレー粉や粉チーズをまぶしたり、衣にまぜても美味しいですよ。
レシピ3.「菜の花のオリーブオイル蒸し」旨味を閉じ込め凝縮!時短レシピで止まらない美味しさ
イタリアでは菜の花をオリーブオイルで料理することが多いのだそう。ここからもわかるように、菜の花とオリーブオイルの相性は抜群です。
今回はオリーブオイルと菜の花を使ったレシピの中でも最もシンプルな、菜の花のオリーブオイル蒸しをご紹介します。
【材料】
・菜の花…1束
・塩…小さじ½
・オリーブオイル…大さじ2
今回は下記のオリーブオイルを使用しました。
【作り方】★蒸し器の場合
1.菜の花は5cmくらいの長さに切り、塩・オリーブオイルをまぶしておきます。
2.蒸し器に湯が沸いたら、菜の花の茎側の部分を入れ3分蒸し、その後穂先の部分も加え、さらに3〜5分蒸します。
【作り方】★フライパンの場合
1.菜の花は5cmくらいの長さに切り、塩をまぶしておきます。
2.熱湯約80ccを沸かしておきます。
3.フライパンにオリーブオイルを入れ点火します。
4.熱くなったフライパンに、菜の花と熱湯を加え、すぐにフタをして強火で2分加熱します。
茹でずに蒸すことで、少ない水分で旨味がギュッと凝縮されます。苦味の中に甘みも感じられる、まろやかな味わいがあとをひく美味しさです。塩と同じタイミングでにんにくスライスを数片加えると、パンチが効いたおつまみにも。
また、水分が少ないので、常備菜としても優秀です。冷蔵なら3〜4日間、冷凍なら3週間を目安に保存してください。食べるときは自然解凍でOKなので、お弁当にも便利ですよ。そのまま食べる以外に、パスタに和えるのもおすすめです。
同じレシピを使って、芽キャベツやアスパラなどのも一緒に調理できるので、お好みの春野菜を加えてもお楽しみいただけます。
春限定!旬の味覚は多彩な美味しさ! 楽しさ広がる菜の花レシピをお試しあれ
今回は菜の花のおひたし・天ぷら・オリーブオイル蒸しのレシピを中心に、菜の花を美味しく食べる下ごしらえや調理のコツをご紹介しました。それぞれのレシピを、花が咲いている菜の花・つぼみの菜の花で作って、食べ比べても面白いですね。
春限定の菜の花レシピ。ぜひ旬の一番美味しい時期に挑戦してみてください。