燕三条はなぜ「ものづくりの町」になったの?鍛冶職人が集結し時と共に技術が発達...高品質な製品の誕生
燕三条という呼び方は、新潟県中部JR「燕三条」駅を中心に西の燕市と東の三条市をあわせた、いわゆる俗称です。
新潟県と聞くと、自然豊かで米の収穫や酒造りが盛んというイメージが強いと思いますが、燕三条がなぜ?職人の町として歩んできたのか!少し歴史を遡ってみましょう!
大昔から燕市・三条市を流れる信濃川はたびたび氾濫し、人々に甚大な風水被害を与えきたといいます。そこで、橋や船の修復などに釘が必要だったため、江戸から「和釘」の鍛冶職人が招かれ、副業として和釘製造が奨励されたという始まりです。
その後、和釘から時代の流れに応えるように農工具や生活用具、刃物などの実用品を作ることになり、さらに技術が発達し今日に至ってはキャンプギアをはじめアウトドアブランドが多く誕生していくことにもつながっています。
歴史に裏打ちされた技術は丈夫だけれど、でも「野暮ったい」とお思いの方も心配無用です。燕三条のギア(道具)の数々が愛されるのは、スタイリッシュかつ使うほどに愛着が湧くシンプルなルックスも理由のひとつ。
飽きのこないデザインは幅広い世代のアウトドア愛好家やキャンパーから根強い支持を集めています。
次に燕三条に本社を置くアウトドアブランドとその会社から生まれたおすすめのキャンプギアを紹介します。
<スノーピーク>機能的で美しいルックスのキャンプギアは高い人気を誇るブランド
すでにテントやシュラフ、調理用具をお持ちの人もいるかもしれません。約60年の歴史を誇るスノーピークは、日本のアウトドア・キャンプ用品メーカーとして高い人気を誇ります。
燕三条の優れた金属加工技術を活かしつつ、機能的で美しいルックスのギアの数々は、つい手にしたくなるものばかり。
中でもおすすめする人気の商品が通称「シェルコン」!
最近SNSでもそのカスタム性が話題になるほど。ステッカーを貼ったり、フタを自作したりペイントしたり...と個性溢れる自分だけのオリジナル画像をアップしている方が目立ちます。
丈夫なBOXとして使える上、広げれば重ねて棚にもなる「変形するコンテナ」です。サイズ違いで2種類発売されています。
スノーピーク シェルフコンテナ25 UG-025G
スノーピーク シェルフコンテナ50 UG-055G
<キャプテンスタッグ>テントやテーブルなどキャンプギアだけにとどまらずアクティビティ分野にも進出
キャプテンスタッグの前身「パール金属株式会社」の設立は今からおよそ50年前。もともとは家庭用品の開発・販売をおこなっていたといいますが、1970年代にマーケティングで訪れたアメリカで本場のバーベキューを見かけ衝撃を受け、ジャンボバーベキューコンロを製品化した経緯があります。
現在ではバーベキューコンロやアウトドア用の食器、テントやテーブルなどキャンプギアにとどまらず、自転車やカヌーなどアクティビティの分野にも力を注いでいます。
キャプテンスタッグと言えば、キャンプに欠かせないのが「アルミロールテーブル」。
重量が1.5kgと軽量なうえ、とてもコンパクトになります。また、耐荷重も30kgあるためテーブルとしてだけでなく、クーラーボックスを置く台としても活用しているキャンパーさん達が多くいます。
キャプテンスタッグ アルミロールテーブル UC-501
製品重量:(約)1.5kg
材質:甲板の表面材/アルミニウム、表面加工/アルマイト、脚部/鉄(エポキシ樹脂塗装)
耐荷重:(約)30kg
原産国:中国
レンタル等による貸出、オークション等にとる転売や中古販売、及び譲渡によって発生した故障・破損・劣化・損害・事故などにつきましては、一切責任を負いかねますので予めご了承ください
商業施設での使用やレンタル業などで使用しないでください。不特定多数の方が使用される為、責任を負いかねますのでご了承ください
<ユニフレーム>初心者でも入りやすい価格帯と確かな技術で高い評価を得ている
ユニフレームは1985年「ユニークな炎(フレイム)を創造する」という理念のもと創設。バーナーやヒーター、ランタンやグリルなど安全で使いやすい調理器具や暖房器具を開発・販売。
その後、テントやダッチオーブンなど新たなジャンルを展開。初心者でも手軽に使うことができるキャンプギアが高い評価を得ています。
中でもキャンプでも使用率の高い有名なアイテムはファイアグリルです。
焚き火台としてもダッチオーブンを使った調理や付属の焼き網でBBQも楽しめるファイアグリルです。比較的リーズナブルな価格帯ながら熱にも丈夫なことからその高い技術が伺われる商品です。