子どもと一緒に楽しむことができる折り紙は、雨の日のキャンプ遊びにもピッタリなんです。紙を折る動作は3歳ぐらいの子供でも充分に楽しめる上に、指先を使う練習にもなります。今回は、珍しくて面白い「パタパタ鶴」の折り方や、簡単に折れる「犬」から上級者向けの「蓮の花」など4つの折り方を、写真付で子ども達と一緒にわかりやすくご紹介します。

【折り紙の折り方③「コップ」】おままごとにも使える 仮折りや印をつければ小さい子どもも楽しめる

折り紙「コップ」の折り方:作るのに1分もかからないほど超簡単

画像3: illustration by イワモトマイコ

illustration by イワモトマイコ

①点線で三角に折ります。

②左端を星の位置に持ってくるようにして点線でおります。折ったときに上辺が最初に折った部分と平行になるようにしましょう。

③同じく右端も点線でおります。

④上の三角の部分を一枚めくって下方に折り曲げます。

⑤裏表をひっくり返して、もう一枚も同じように下方に折り曲げたら完成です。

折り紙「コップ」のポイント:仮折りしてあげると子供でも簡単に作れる

画像: 筆者撮影 完成「コップ」

筆者撮影 完成「コップ」

こちらも、3歳の娘と実際に作ってみた結果...むずかしいのは②の部分でした。3歳児に「平行にする」と言っても伝わりにくいため、筆者が仮折りをした後に一緒に作りました。

折り紙に少し慣れている子供でしたら、折り曲げるポイントに親がえんぴつなどで星印などの目印を書いてあげるとキレイに折ることができます。

近くに筆記用具がない場合は、「コップの作り方イラスト」を参考に折り目をつけてあげてください。

画像: 筆者撮影:折り紙切っておままごとがはじまりました

筆者撮影:折り紙切っておままごとがはじまりました

娘は犬よりもコップの方が気に入ったようで、教えたあとにひとりで2つめをせっせと作っていました。そして、おままごとの始まりです。「ここにジュース入れるんだ!ごくごく…おいしい!」と飲む真似をしたり、折り紙で作った〝料理(折り紙を切ったもの)〟を入れる器にしていました。

コップは不格好ですがお気に入り! やはり自分の力で作ったものには愛着がわくものなんですね。

【折り紙の折り方④「蓮の花」】簡単な折り紙や定番の折り鶴に飽きてしまった上級者さんにおすすめ

折り紙「蓮の花」の折り方:綺麗なハスの花を咲かせよう

画像4: illustration by イワモトマイコ

illustration by イワモトマイコ

①点線部分にあらかじめ折り目をつけておき、四角に折り畳みます。

②さらに点線で四角に折りたたみます。

③裏返して点線で四角に畳みます。表と裏の紙の重なりが図のようになっていたらOKです。

画像: 筆者撮影 残り1ヶ所折りこめば手順④は終り

筆者撮影 残り1ヶ所折りこめば手順④は終り

④表側を点線で折ります。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

⑤裏側を向けてひっくり返して立ち上がるように4ヵ所すべてめくっていきます。

画像: 筆者撮影 ⑥完成まで一歩手前

筆者撮影 ⑥完成まで一歩手前

⑥さらに裏側を広げるように4ヵ所めくっていけば完成!

折り紙「蓮の花」のポイント:大きめの折り紙を使うと折りやすい!

画像: 筆者撮影 花の中心を折り上げるアレンジ

筆者撮影 花の中心を折り上げるアレンジ

かなり折りたたむので、大きめの折り紙だと折りやすくなります。⑤と⑥の部分は急いでやろうとすると破れてしまいますので、ゆっくりと力加減を調整しながらしていきます。

コツさえつかめばサッと作れます。見た目がとてもきれいなので、子供だけでなく大人の方にも喜ばれることが多い折り紙です。花の中心に小物をおくこともできますよ。

折り紙はおうち時間や雨の日のファミリーキャンプにもおすすめ◎

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

おうち時間はもちろん、キャンプ場での突然の雨などでテントから出られない時は、小道具いらずで気軽に取り組める折り紙遊びがもってこいです。また、晴れの日のキャンプでも折り紙を使って自然のなかにある「折り紙と同じ色探し」の道具としても楽しめます。

緑や黄色、茶色は比較的見つかりやすいですが、青色がむずかしい…!フィールドワークにも使える折り紙。ファミリーキャンプにも持参しましょう。

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