【燻製作り】食材別でご紹介! 燻製を作るための下準備方法をチェック
【燻製作り】その食材①:うずらたまご
味付き煮卵を使用してもOKですが、うずら煮卵は簡単に作れるのでご紹介します!
沸騰後3分茹でて水にとり、殻をむいて麺つゆに浸し、半日くらいおき、表面の汁気をペーパーでとって30分以上乾燥させます。
ちなみに筆者はフードセーバーという真空調理器を使っています。空気を抜く時に、調味液が卵の中に浸透していくため、30分程度でもしっかりと味が入りますよ。
即席のお漬物やシイタケを水で戻すのを忘れていた!という時にも短時間で味が浸透し、水に戻すことができるのでお勧めです。また、作り置き食材を保存するのにもおすすめ。空気を抜くことで酸化を防ぎ、おいしさや鮮度を長持ちさせてくれる効果もあります。
【燻製作り】その食材②:ウィンナー・たらこ・ちくわ・サラダチキン
キッチンぺーパーで水気をふきとり、1時間程度乾燥させます。
※ 食材の水分が残っていると、煙と反応して酸味の強い仕上がりになってしまいます。ちくわやウィンナーなど一見水分の少なく思える食材でも、時間があるときには乾燥をさせてから燻製をした方が良いです。
【燻製作り】その食材③:プロセスチーズ
包装されているアルミを外し、側面だけアルミホイルを付けた状態にしておきます。
※ 網にそのまま載せるとチーズが溶けて網の間に入り込むことがあるため。
【燻製作り】その食材④:ミックスナッツ
網の間から落ちないように、アルミカップに入れておきます。
【燻製作り】はチップなしでも作れる! 「燻製」で使う「茶葉」は家にあるものでOK!
今回使用するお茶っ葉は、お家にあるお茶なら紅茶、ほうじ茶、中国茶、緑茶など何でもOKです。ただ、茶葉が細かく粉砕されているものだと、あまりうまくいきませんので、しっかりと葉の形がわかるものを使用するのがおすすめです。
賞味期限が切れてしまっているものでも大丈夫なので、捨てずにぜひ燻製で使用してみましょう!私が今回試したお茶っ葉が、こちらの3種類。
左から、アールグレーの紅茶、中国茶の鉄観音茶、緑茶です。
アールグレーはほのかにフルーティーな香りに仕上がり、ワインに合う仕上がりに。鉄観音茶、緑茶はビール似合いそうな感じでした。(いつもお酒に合う表現ばかりですみません)
燻製チップと比べると香りが少し弱いのですが、十分にお茶の香りが楽しめると思います。
【1回の燻製で使用する目安量】
茶葉・・・大さじ1
ザラメ糖・・・小さじ1
【燻製作り】に欠かせないもう一つの材料 「ザラメ糖」の役割とは?
燻製チップとセットで登場する材料がザラメ糖。このザラメ糖なぜ入れるのかというと、
- 煙を定着させる効果がある。
- ほんのり甘い香りのする、ツヤツヤな仕上がりにしてくれる。
という嬉しい効果があります。
もし使い切れずにザラメ糖が余ってしまったら、私はよく果実酒や梅サワーを作るときに、氷砂糖ではなく、ザラメ糖で作ったりもします。氷砂糖よりも甘みが強い感じに仕上がりますが、美味しく作れますので、ザラメ糖が余ってしまった場合には、果実酒作りに利用するのもおすすめです!