登山靴のお手入れや洗濯は普段からされていますか?登山のたびに、時間をかけてお手入れをされている方は少ないかもしれません。実際にぼくも山でハードに使っていながらも、登山靴をメンテナンスできていないのが現状です……。しかし長く使っていくのであれば、定期的なメンテナンスは必須。そこでこの記事では、簡単な登山靴のお手入れ方法を写真とともにご紹介します。
【登山靴のお手入れ・洗濯をおすすめする理由】より長く、丈夫に使うにはお手入れが必須!
登山靴の手入れが必要な理由は、大きく2つあります。
- より長く登山靴を使用する
- 登山靴の破損にいち早く気付ける
より長く登山靴を使用するためには、定期的に手入れが必要です。
というのは、登山後に泥汚れが付着したまま靴を放置しておくと、汚れにより撥水機能が低下したり、ソールの劣化を早めたりしてしまうためです。
靴のソールに汎用されているポリウレタン樹脂は、何もせずとも空気中の水分などで劣化してしまうもの。
登山靴の劣化スピードをできるだけ遅らせる、そして長く使用するためにもメンテナンスは必要なのです。
また登山靴を定期的にメンテナンスすると、靴の破損や剥がれなどの異常にいち早く気付けます。
靴は登山者にとって命を守ってくれる大切な装備ですから、手入れついでにしっかり点検しておきましょう。
【登山靴のお手入れ・洗い方ポイント】お手入れ方法は登山靴の素材によって異なるので要注意
登山後に簡単なメンテナンスをするだけで、
- ソールがひび割れたり、すり減ったりしていないか
- アッパーとソールの結合部が剥がれていないか
など、日々使っている登山靴の状態を確認できます。
今回は、ぼくが使っている「モンベルのタイオガブーツ」をもとに、一般的な登山靴のお手入れ手順をご紹介します。
ただし、お使いの登山靴の素材によって対応しているお手入れ方法が異なるため、登山靴のラベル等を事前にご確認くださいませ。
【登山靴のお手入れ方法・洗い方】必要な道具は5つ! 基本的には家にあるものでOK!
登山靴のお手入れに必要なのは、以下の5つのアイテムです。
- タオル 3枚
- 馬毛ブラシ
- スポンジ
- バケツ
- 防水・撥水スプレー
使用するタオルは、靴の中を乾燥させるために詰めるもの。吸湿性のある新聞紙でも代用可能です。