【人狼ゲームの魅力】特別な道具もいらないのでアイスブレイクにぴったり! どんな場面でも盛り上がる
『おぎやはぎのハピキャン』シーズン10で、ゲストの芸人・バービーさんや人気ユーチューバー東海オンエアのとしみつさんと共に盛り上がったのが『ワードウルフ(ワード人狼)』だったのを覚えていますか?
言葉巧みに騙し合うワードゲーム『人狼』ですが、オンラインでの繋がりが広がっている中で、最近さらに注目されているんです!
その理由はとっても簡単。『人狼』というゲームが、特別な道具を必要としないゲームだからです。
オフラインでのプレイ(『対面人狼』というものですね)はもちろん、オンラインでも盛り上がれる上、話題作りや、緊張を解きほぐすためのアイスブレイクとしても重宝するのがこのゲームの魅力なんです。
▼番組内で盛り上がった『ワードウルフ』の様子はロケ密着記事をチェック!
【人狼ゲームのルール】そもそも人狼とは? 基本的な遊び方をご紹介! 「言葉を使った心理ゲーム」
人狼の魅力がわかったところで、そもそも『人狼』というゲームがどんなゲームなのかご説明していきます!
『人狼』もしくは『人狼ゲーム』と呼ばれるこのゲームは、複数人で会話を進めながら、その中に潜んでいる『人狼』を探し当てる“言葉を使った心理ゲーム”です。
6人以上いればプレイできますが、5人以下でも『ワンナイト人狼』というショートバージョンの人狼も楽しめます。今回は、通常の『人狼』について簡単にご紹介していきます。
大前提として、人狼ゲームの設定を理解しておきましょう!
- 『人狼ゲーム』は人狼陣営 vs 村人陣営の戦いです
- 人狼は人の姿をしている狼です
- 人狼は人を襲うため、密かに村の中に紛れ込んでいます
- 村では昼の時間に誰が人狼なのかを話し合います
- 村では昼の時間に人狼だと思われる人を毎日1人処刑します
- 人狼は村人が寝静まった夜の時間に1人襲撃できます
- 人狼と村人の人数が同数になった場合は村の敗北(人狼の勝利)です
- その前に人狼を処刑できれば村の勝利(人狼の敗北)です
この設定を覚えておいてくださいね。
次はゲームの進め方についてさらに細かくご説明します。
【ゲームの進め方】人狼陣営と村人陣営の戦い! 言葉巧みに相手を騙せ
ゲームは、昼の時間・夜の時間に分かれ、そのセットを『1日』として数日間繰り返します。
昼の時間は村の中で話し合いが行われます。もちろん人狼は、自分が狼ではなく人間であると主張し、村人のように立ち居振る舞いますから、村人は一体誰が人狼なのかわかりません。
それでも村人は、昼の時間の終わりに必ずその日処刑する1人を選ばなければいけないのです。
その日処刑する人は多数決で決定します。「この人が怪しいのでは?」「この発言は村人っぽくない!」村人はこのような理由で人狼だと思われる人を選ぶようにしましょう。
多数決で決まった人はその日処刑されてしまい、次の日から発言することはできません。当然、処刑された人が村人だったのか人狼だったのかはわかりません。この時点で人狼が残っている場合、そのまま話し合いの毎日が続いていきます。
夜の時間は、村人が寝静まり、人狼だけが活動できる時間帯です。人狼は村人の誰か1人を指定し、襲撃することができます。よって、翌日目が覚めると、日中に処刑された1人と、昨夜人狼に襲撃された1人の合計2人が欠けた状態でスタートすることになるのです。
昼の『処刑』、夜の『襲撃』を繰り返し、人狼がいなくなれば村人陣営の勝利。人狼と村人が同数になれば人狼陣営の勝利です!
ゲームの進行役“GM(ゲームマスター)”が必要
ゲームの進め方を読んでいただいた方はお気付きかと思いますが、このゲームには、プレイヤーの他に司会進行役を務める『GM(ゲームマスター)』という存在が必要になります。
GM(ゲームマスター)は、誰が人狼なのか、誰が村人なのか、その内訳(『役職』と言います)をすべて把握しています。
その上で、人狼が夜の行動で誰を襲撃したのか発表したり、タイムキーパーを務めたりします。ゲームを行う上でとても重要な役割なので、人狼ゲーム経験者にやってもらうのがおすすめです!
基本的な“役職”について理解しよう
実は人狼ゲームには、たくさんの“役職”があります。『人狼』『村人』もこの役職のひとつです。ゲームの展開をさらに面白くする要素のひとつとして、以下の基本的な役職を覚えておくといいでしょう!
【村人陣営(村人の仲間)】
- 占い師:夜の間に誰か1人を指定し、その人が人狼か人狼でないかを知ることができる
- 霊能者(霊媒師):夜の間に、昼間に処刑された人が人狼だったか人狼でなかったかを知ることができる
- 騎士(狩人):夜の間に誰か1人を指定し、その人を人狼の襲撃から守ることができる。ただし、自分の身を守ることはできない
【人狼陣営(人狼の仲間)】
- 狂人(裏切り者):村人であるにもかかわらず人狼の味方をする。ただし、誰が人狼かはわからない
占い師、霊能者、騎士などは、夜の間に人を指定し人狼か人狼でないかを教えてもらったり、守る人を指定するといったアクションが必要になります。これらのアクションは、GM(ゲームマスター)に向けて行いましょう。
狂人は、村人でありながら人狼の味方をする裏切り者で、人狼の勝利のために動きます。村人なので占い師や霊能者に占われても『人狼』という占い結果が出ることはありません。人狼が勝利すれば狂人も勝利するので、上手に嘘をついて村人を混乱させましょう。
役職については、最初は理解するのが難しいかもしれません。でも何度も繰り返しプレイすることでだんだんと慣れてきますので、まずは挑戦してみましょう♪
今話題の「オンライン人狼」のやり方 『zoom』『Skype』『FaceTime』でチャット機能を使って楽しむ
人狼ゲームのルールや進め方が頭に入ったところで、“オンライン人狼”についてご紹介していきます。
基本的に『オンライン人狼』は対面人狼と同様、グループで会話しながら進めていくゲーム。zoomやSkype、FaceTimeなどのテレビ会議/テレビ電話システムを使うことでプレイすることが可能です。
昼の間の『処刑』、夜の間の『襲撃』、占い師や霊能者の『占い』、騎士の『護衛』などのアクションを行うには、GM(ゲームマスター)とのプライベートな会話(もしくはメッセージやチャット)が必要になります。
テレビ会議/テレビ電話システム × チャットやメッセージを駆使して行うのが、この“オンライン人狼”です。