【ダンボール燻製器とは】段ボール製で初心者でも簡単で気軽に楽しめる 燻製の3つの種類も解説

(筆者撮影)
燻製の種類:冷燻 温燻 熱燻(※ダンボール燻製器は温燻)
燻製は温度と時間で大きく三種類に分かれます。
・冷燻(20℃以下で数日)・温燻(60℃~80℃で数時間)・熱燻(80℃以上で10分)
ダンボールスモーカーでは扱える温度により温燻を作ります。ポイントをおさえればほっとくだけで出来上がるので初心者の方でも楽に作れますよ。
初心者におすすめ! ダンボール燻製器は作り方が簡単で安価
ダンボールスモーカーを作るのに必要なのはダンボールと網と割りばし、アルミ皿とガムテープですので高価な燻製器を揃える必要はありません。また、ダンボールは性質上燻製の大敵である結露による水分を吸収してくれます。それになんといっても荷物にならず片付けも簡単、初心者にも優しいですね。
おうちキャンプでも楽しめる燻製向き食材と下準備をご紹介 水分が少ない食材は初心者でも簡単にできる

(筆者撮影)
燻製を美味しく仕上げるには食材の水分を飛ばすことがポイントです。燻製中に食材に水分がつくと酸化して酸っぱくなっちゃいます。ならば元々水分の少ないものを選べばいいですね。チーズやちくわ、はんぺん等の練り物、ベーコンやウインナー、ポテトチップスやナッツなどが代表的な食材です。
水分の飛ばし方は、日陰で風通しのいいところ(設営後のタープ下なんかがベスト)でドライネットに入れて30分~1時間くらい吊るして置いたり、前日から準備するなら、ラップをかけずに一晩冷蔵庫に入れておくという方法もありです。暑い時期には食材が腐る心配があるので、腐りやすいものは避けましょう。
準備するものを解説! ダンボール燻製器・スモークチップ・食材の3つだけで初心者でも簡単にできる
初心者でも簡単に燻製が楽しめる市販のダンボール燻製アイテムがありますので、早速、試してみました。
市販ギアを使ったダンボール燻製に必要なものは以下の通りです。
・食材
・ダンボールスモーカー(ダンボール、網、アルミ皿、網の固定具)
・燻製材(スモークウッド)
今回ダンボールスモーカーはダイソーの「簡単ダンボールスモーカー」を使用します。

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ダイソーがSOTOブランドで有名な新富士バーナーと協力して販売している優れものです。

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本体と網、アルミ皿に押さえ用のシールが揃っていて300円(税抜き)というお買い得品です。

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燻製材にはそれ自体を燃やすスモークウッドと熱源で炙るスモークチップがあります。
ダンボールスモーカーは安全面を考慮して熱源を必要としないスモークウッドを使います。

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ウッドやチップにも肉に合うもの魚に合うもの等色々な香りの種類があります。さくら、ヒッコリーはオールラウンドに適していますので、今回はさくらを使います。
SOTO(ソト) スモークウッド さくら
今回使用するのはSOTOブランド(新富士バーナー)のスモークウッドです。三分割されているので使いやすいですよ。