バーナーの種類を徹底解説! 大きくわけると「ガソリン」「ガス」「アルコール」の3種類がある!
バーナーを選ぶときにチェックしたいのが「燃料」です。
ガソリンバーナー(ガソリン・灯油など)
ホワイトガソリンを使用するバーナーです。
※車やオートバイなどに給油するレギュラーガソリンとは違いますので注意!
火力が非常に強く、気圧や気温の影響を受けにくいのが魅力。しかし、加圧のための「ポンピング」や、ガソリンの気化を促進するための加熱「プレヒート」などの手間がかかるため、慣れないと少し大変かもしれません。
ガソリンの他にも灯油や軽油を使えるものもあり、これらはガソリンよりも燃料コストがかからないのでお財布にやさしいですね。
ただし、灯油専用のバーナーは今ではあまり見かけることがないため、灯油を使う場合は、ガソリンも灯油も使えるマルチ・フューエル式のバーナーを選びましょう。
ガスバーナー
バーナーの中でシェア率が高いのが、ガスを燃料にするバーナーです。
点火が簡単で初心者にも扱いやすく、コンパクトで持ち運びもラクラクなのが人気の理由。ただし、ガソリンよりも気圧や気候の影響を受けやすく、燃料コストがほかのに比べて高くなります。
またガスバーナーの燃料には種類があるので、この点も注意しなくてはいけません。
☆ガスバーナーの種類については後述します。
アルコールバーナー
アルコールを燃料にするタイプは、携帯性に優れているのがポイント。
火力は他のバーナーに比べて劣りますが、燃料が燃える音が静かで、ゆらゆらと揺らめく炎を見つめながら、夜を過ごすことができます。また空き缶などで自作も可能ですよ。
アウトドア用・ガスバーナーには「OD缶」用と「CB缶」用の2種類が! メリット・デメリットを紹介
先述の通り、ガスバーナーの燃料には種類があります。OD缶タイプとCB缶タイプの2種類で、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
OD缶(アウトドア用ガス缶)
OD缶は「OutDoor(アウトドア)」用のガス缶のことです。野外で使われることを考え、屋外でも安定して使える火力があります。アウトドア用品店などで手に入ります。
CB缶(カセットボンベ缶)
CB缶は「Cassette(カセット)gas」「Bombe(ボンベ)」の略ですので、お鍋などを食卓でするときに使うカセットコンロに使うタイプのガス缶です。
CB缶はOD缶より火力が劣りますが(パワーガスタイプを除く)、キャンプ以外にも幅広く利用されているため、コンビニやドラックストアなどで入手可能。一番気軽に手に入れられる燃料と言えるでしょう。
ただし、各メーカーからは、「自社製品以外のカセットガス器具には使用しないように」と注意書きがありますので、使用上の注意を守ってくださいね。
さらに忘れてはならないのが! カセットボンベは必ず使い切って、振って音がしないことを確かめてから捨てましょう!
次にキャンプシーン別におすすめしたいバーナーを4選ご紹介します!
【ガソリンバーナー】ワカサギ釣り&雪上キャンプや〝道具を育てたい〟キャンパーにおすすめの商品!
MSR ウィスパーライト インターナショナル 36633
気温と気候に左右されにくいガソリンバーナーは寒い時期や「雪上」で使うのがおすすめ。冬のワカサギ釣りなど雪上キャンプにはぴったりではないでしょうか。
また「ポンピング」や「プレヒート」などの手間がかかるからこそ愛情がわくというもの。キャンプ慣れをしてきたキャンパーにもおすすめです。
灯油も使えるマルチ・フューエル式バーナー。コンパクトで登山愛好家の中でも人気のバーナーです。
【製品情報】
・本体収納サイズ 150×90×90mm
・重量:309g
・最高出力:約2,772kcal/h
・燃焼時間(ホワイトガソリン)/600ml 110分
・燃焼時間(灯油)/600ml 160分