エアーマットは地面の硬さを和らげるクッション材! 冷えから守る役割も持ちキャンプで大活躍!
まず初めに…エアーマットの役割は大きく分けて2つあります。1つは「地面の硬さを和らげるクッション材としての役割」で、もう1つは「地面の冷えから守る=断熱効果としての役割」があります。
役割1.地面の固さやデコボコを感じさせないようにする!
エアーマットは空気を入れて使用するため柔らかく、地面の固さやデコボコを和らげ、快適な睡眠へと導いてくれます。芝生なのか土なのか、砂利が多い砂地なのかで異なりますが、硬い土や砂利の上では、マットなしではとても寝られません。
寝袋があればいいと思っている方が多いかもしれませんが、その下に敷くマットは本当に大切なアイテムなのです。
役割2.断熱効果で冷気を遮断する!
もう1つの役割が断熱効果です。底冷えという言葉を聞いたことがあると思いますが、冬場は特に底冷えがヒドく、暖かい寝袋を使用していたとして底冷えで寝られないことがあります。
エアーマットを地面と身体の間に挟むことで、冷気を遮断できるんです。冬場だけでなく、夏場でも意外と地面からの冷気が伝わりますので、ぜひエアーマットを使うようにしましょう。
エアーマットにも種類が? インフレーター(インフレータブル )とエアー タイプの違いを徹底解説
エアーマットには大きく分けて、「インフレーター(インフレータブルとも呼びます)」と「エアー」のタイプが2種類あります。
そもそも「インフレーター(インフレータブル )◯◯」とは、空気を注入し膨らませて使う商品で、インフレータブル SUP(スタンドアップパドルボード)やインフレータブル ボート(ゴムボート)などその名前を冠した製品がたくさんあります。
そういった意味を考えると、総称としての「エアーマット」も「インフレーターマット」も同じでは?と思いますが、断熱性のある厚手の生地でできていたり、ポリウレタンなどのクッション材が内部に入っているなどで違いを区別しているように思えます。
そこで2つのタイプの違いを見てみましょう。
インフレータータイプ
インフレータータイプには、バルブを緩めることで自動的に空気を取り込み、勝手に膨張してくれる完全自動のものと半自動のタイプがあります。
半自動の場合はある程度の空気が入ったあとは、手動で最後まで膨らませる必要があります。
メリットとしては設営が簡単なところ、ウレタンが入っているので生地が厚く寝心地がいいところが特徴です。
しかし、デメリットとしては生地が厚めの場合が多く(一概には言えませんが…)収納する時に完全に空気を抜かないと収納バッグに入らないなどちょっとしたコツが必要です。
エアータイプ
エアータイプといえば、写真上のような「エアーマット(エアーベッド)」が代表的なものですが、一見しただけではわからないインフレータータイプのような比較的厚みのないものも数多く存在します。
こちらの場合、比較的空気が入る量が多いのでクッション性がよく、デコボコな場所でも快適に睡眠を取ることができます。収納サイズも空気を抜いてしまえばとても小さくなり、持ち運びに適しています。
デメリットは内部に空気を入れる手間があるところ、穴が空いてしまった場合に使用ができなくなってしまうことです。
ただし、信頼あるアウトドアブランド商品の場合、生地が厚く作られていたり摩耗や傷にも強い素材で作られていたりするものも多く、鋭利なガラスや石でない限り穴があく心配は少ないと言えるでしょう。
次にキャンプ・登山などシーン選ばずに使用できる軽量なエアーマットを4選紹介していきます。
【おすすめエアーマット1】Naturehike(ネイチャーハイク)エアーマット 付属品でラクに膨らむ!
ジワジワと人気が出てきているアウトドアブランド「ネイチャーハイク」のエアーマット。特殊な構造により地面からの冷気を防ぎ快適性が保たれています。また、付属のバッグで空気入れが楽にできるのも嬉しい点です。
エアーマットは使っていると空気が少しづつ漏れてしまうことがありますが、特殊な二重バルブを採用しているので、空気漏れ対策が非常に強くなっています。
防水コーティングが施された生地なので、水に強いのも特徴です。