【おすすめ缶ストーブ(一体型編)】初心者にもおすすめなガスストーブをご紹介!
ここからは、初心者におすすめのガスストーブをご紹介します。
ガスストーブには、『一体型』タイプと『分離型』タイプの2種類があります。それぞれオススメのストーブを詳しくご紹介しますので、ご購入の際は参考にしてくださいね。
【一体型缶ストーブ1】cb缶『SOTO』のレギュレーターストーブ ST-310はお財布に優しい本格ガスストーブ
ガスストーブの購入を考えている人の中でも「価格を抑えたい」という方におすすめのガスストーブが、SOTOの『レギュレーターストーブ ST-310』です。
一体型CB缶使用のガスストーブで、マイクロレギュレーターという、低温時にも安定した火力を発揮してくれる機能がついています。
※マイクロレギュレーターがついていないストーブの場合、気温の低い日に使おうとしても、ガス缶内の圧力が低下し不安定な火力になってしまうことがあります。
キャンプや低山登山、ハイキングがメインの方にオススメのガスストーブです!
【一体型缶ストーブ】od缶『SOTO』のアミカス SOD-320は少人数アウトドアや登山時におすすめ!
SOTO(ソト)のアミカスは、重量81gと、とても軽量なガスストーブです。そのため、長距離を移動する登山やトレッキングに向いています。
燃料はSOTOのOD缶(SOD-725TまたはSOD710T)です。アミカスは軽量・コンパクトながら、鍋が安定する4本ゴトクで安定感もバツグンです。すり鉢状のバーナーヘッド構造により、風に強いところも魅力です。小型ながら火力も3.0kWと充分。
しかし、マイクロレギュレーターは搭載されていないため、寒さに弱いという弱点も。寒さに左右されない火力が欲しい人は、アミカスと同じように小型でマイクロレギュレーター搭載のマイクロレギュレーターストーブや、マイクロレギュレーターストーブウインドマスターがおすすめ。
【一体型缶ストーブ3】『イワタニプリムス』の153ウルトラバーナーはコンパクトで携帯性が良い! 圧倒的なパワーが魅力
「今はキャンプのみだけど、いつか登山もやってみたい」という方におすすめのガスストーブが、イワタニプリムスの『153ウルトラバーナー』です。本体重量はわずか116gと持っているのを忘れてしまうくらい軽く、片手に収まるほどのコンパクトさが魅力。
軽量化されていますが、3600kcal/hと驚くほどのパワーを持っています。
さらに、安定性の高い4本のX字ゴトクを採用しているので、ズレにくく安心してクッカーを置けますよ。
X字ゴトクにクッカーを置くことでバーナーヘッドが4つの区画に分かれます。1つの区画が消えてしまっても、残りの区画は着火状態を保つことができ、防風性能にも優れています。
キャンプや登山などのさまざまなアウトドアシーンでストーブを使用したい方は、ぜひ153ウルトラバーナーを検討してみてはいかがでしょうか。
【おすすめ缶ストーブ(分離型編)】初心者にもおすすめなガスストーブをご紹介!
【分離型缶ストーブ1】『SOTO』のレギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330は寒さに強い!
SOTOが発売している分離型のストーブの『フュージョン』は、1でご紹介した『レギュレーターストーブ ST-310』同様、マイクロレギュレーター機能がついています。連続での使用や外気温による影響が少ないのがポイント。
また、4本のゴトクを採用しているので、大きな鍋でも安定感があり、転倒の心配がありません。ソロキャンプでコーヒーを淹れたり、大人数キャンプの鍋料理にも使えたりするので、初めてストーブを購入する人にオススメできるガスストーブの一つですよ。
【分離型缶ストーブ2】od缶『SOTO』のストームブレイカー SOD-372は音が静か!
SOTO(ソト)のストームブレイカーは、燃料にガソリンとガスのどちらも使えるハイブリッドストーブです。自動車用ガソリン(ハイオクガソリンは使用不可)や、ホワイトガソリンが使用できる優れものです。
ガソリンを使うことで、標高差や寒暖差に左右されないパワーのある火力を発揮。海外の旅先でも入手しやすい点や、燃費の良さもガソリンのメリットです。
ガスはOD缶を使用します。軽量でコンパクトに持ち運べ、すぐにセッティングできる点がメリットです。デメリットは燃費が悪い点で、OD缶(SOD-725T)1本の使用時間は、約0.8時間ほど。それぞれの良さはありますが、ストームブレイカーは用途に合わせて燃料を選べるので、様々なシーンに対応できますよ。
また、強風時も短時間でお湯を沸かすことができるので、燃料を無駄に消費しません。さらに、燃焼音が想像以上に静かなことも特徴です。
【分離型缶ストーブ3】『イワタニプリムス』のウルトラ・スパイダーストーブⅡは超軽量で持ち運びやすい!
イワタニプリムスの『ウルトラ・スパイダーストーブⅡ』は、約167gと超軽量の分離型ストーブです。
4本の延長ゴトクを採用しているので、上に乗せる鍋の大きさに合わせて調節が可能。安定性にも優れており、2Lのクッカーやフライパンも安心して使えます。4名グループくらいまでが使用の目安人数です。
『ウルトラ・スパイダーストーブⅡ』は、プレヒートパイプを採用。プレヒートパイプとは、ストーブが燃焼している熱によってガスの気化を促進させる機能のこと。これにより、安定した火力を保つことができます。
大きい鍋が乗せられて、軽いストーブが欲しい方にオススメです。
【番外編①】缶ストーブに慣れてきたら使ってみよう!「OD缶」ならより火力の安定度があり!
Coleman(コールマン) アウトランダーマイクロストーブ PZ(203535)
この商品は3点セットで購入することができるのでおすすめです!
アウトドア向けのガスであるOD缶は、丸みのある幅広く丈夫なボディが特長です。またCB缶以上に火力の安定度が高く、強めの風でも火力を維持しやすい点も魅力なので、どの時期でも簡単に使用することができます。CB缶に比べるとやや値段が高くなりますが、強い火力が必要な場合はとても便利です。なお、販売店は限られていますが、通販でも購入することができます。
ガス缶にはノーマル缶とハイパワー缶の2種類がある! 違いや使い分け方とは?
OD、CB缶ともに大きく分けると「ノーマル缶」と「ハイパワー缶」の2種類があります。ガスボンベに詰められてるのはLPガスで、LPガスには「ノルマルブタン」「イソブタン」「プロパン」の3つの種類があります。使用環境にあわせたガスの成分を選ぶことが重要なポイントです。
気温が低い場所で使う場合はハイパワー缶を使おう!
「ノーマル缶」の主成分は「ノルマルブタン」で、気温が10度以下くらいになると火力が弱まるため、10度以上のところで使うのに適しています。「ハイパワー缶」は「イソブタン」が主成分。こちらはマイナス11度程度まで使用できるので、寒いところでの使用なら「ハイパワー缶」を選択しましょう。自分がどのようなところで使用するのか確認を忘れないお湯にすることがベテランキャンパーへの近道です。
ガス缶の購入前に連続利用時間を必ずチェック&予備を数本用意しておこう
また、ガス缶の連続利用時間はひとつの目安で、季節や環境によっても変わってきます。購入する際には事前にチェックしておことがとても大事です。連続利用時間はあくまでも目安なので、予備としてのガス缶を数本用意しておきましょう。連続利用時間をチェックもし、 予備の缶も忘れずに用意することもおすすめです。