キャンプ飯はお肉や炭水化物に偏りがち! 栄養豊富な新玉ねぎで1品料理を作ってバランスを取ろう
生でよし、煮てよし、焼いてよし、蒸してよし。その上保存も利くという万能食材である玉ねぎを常備菜として買い置きしている家庭は多いと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、玉ねぎには体にもたくさんのメリットがあると言われています。独特のにおいの元である『硫化アリル』は、交感神経を活発にすることで体温を上昇させ、風邪の予防や脂肪の燃焼も促進させてくれると言われています。
また、硫化アリルの一種である『プロピルメチルジスルフィド』は、血液をサラサラにし、コレステロールの代謝促進と血栓・動脈硬化の予防にもなることが期待されています。
キャンプでは、どうしても肉や炭水化物などの手軽でヘビーなキャンプ飯に偏りがち。今が旬の新玉ねぎを使って、簡単おいしい一品作りを試してみましょう!
レシピ① レモンと新玉ねぎの甘酢漬け さっぱりした酸味が食欲をそそる! 簡単に作れてキャンプ向き
【材料】(1〜2人分)
◆新玉ねぎ・・・1個
◆国産レモン・・・1個
◆白だし・・・大さじ1
◆砂糖・・・大さじ3/4
◆塩・・・少々
【作り方】
1.酢・砂糖・白だしを鍋に入れひと煮立ちさせた後、完全に冷ましておく
2.レモンは皮をよく洗ってからヘタの部分を切り落とし、縦4等分にする
3.レモンを薄めのいちょう切りにして保存容器に入れる
4.新玉ねぎを縦4等分にし、なるべく薄くスライスする
※スライサーを使用する場合は指を切らないようご注意ください
5.スライスした新玉ねぎに塩を振り、新玉ねぎがしんなりするまで揉む
6.先に切っておいたレモンと新玉ねぎを合わせ、1の甘酢とあわせ冷蔵庫で半日ほど寝かせれば完成!
さっぱりとした新玉ねぎの甘酢漬けが、レモンを入れる事でさらに爽やかな一品になります。クラッカーに乗せたり南蛮漬けに使うこともできるので、キャンプでのメニューにもピッタリです。
レモンは、皮ごと食べられるような苦味の少ないものを選ぶといいでしょう。必ず皮に付着している農薬やワックスをきちんと洗い流してから使用してくださいね。
レシピ② レンジで簡単・新玉ねぎとツナの蒸し物 BBQで作るときはホイル焼きにすると絶品料理に!
【材料】(1〜2人分)
◆新玉ねぎ・・・1個
◆ツナ缶・・・1缶
◆マヨネーズ・・・40g
◆パルメザンチーズ・・・約20g
※ピザ用チーズでも可
◆塩・・・1つまみ
◆醤油・・・小さじ1
◆お好みで一味唐辛子・・・少々
【作り方】
1.新玉ねぎの皮を剥き、根とヘタを切り落とす
2.新玉ねぎのヘタ部分から十字に半分ぐらいまで切り込みを入れる
3.耐熱容器に、根のほうを上にしてラップをふんわりとかけ、500wで4分加熱する
4.ツナ缶を汁ごと別の容器に入れ、マヨネーズとチーズと塩を混ぜておく
5.加熱が終わった新玉ねぎをレンジから一旦取り出し、新玉ねぎから出た水分を捨てる
※容器が大変熱くなってますので火傷に注意してください
6.新玉ねぎをひっくり返し、十字の切り込みに4のツナマヨチーズをたっぷり詰める
7.再び玉ねぎにふんわりラップをして、500wで5分30秒加熱して完成!
お好みで一味唐辛子や醤油をかけると、さらにおいしく召し上がれます。
レンジの加熱時間を変えれば、新玉ねぎのシャキシャキ感を残したり、トロトロになるまで加熱したり、お好みの食感を楽しむことができますよ!
キャンプで作る場合は、アルミホイルで玉ねぎをしっかり包み、炭火のトロ火でじっくり加熱するとおいしく仕上がると思います。ぜひ作ってみてくださいね。