【木製(わっぱ)弁当箱】のお手入れの基本 3つの工程できちんと水気を取りましょう!
温かみある木製は、白木(無塗装)と、漆塗り、そしてウレタン塗装の3種類があります。ウレタン塗装以外のものはこまめなお手入れも必要なため、初心者にはウレタン塗装のものをおすすめします。いつものお弁当をおいしそうに見せるだけでなく、弁当箱内の湿度を調整して、時間が経ってもふっくらおいしいご飯を保ってくれます。
曲げわっぱ
木の性質を生かすため、内側は無塗装なので木が余分な水分を吸収し、時間がたったご飯もおいしく食べることができます。
外側とフタはお手入れがしやすいようにウレタン塗装が施されているため保管も比較的簡単です。天然の木目がそのまま生かされた木のお弁当箱は、木の温もりを感じられランチタイムをほっこり癒してくれルコと間違いなしです。使い込むほどに風合いを増していくのも木のお弁当箱の魅力です。
基本のお手入れ方法
1ぬるま湯につけて汚れを落とす
2スポンジで洗い、十分にすすぐ
3きちんと水気をきってしっかりと乾かす食洗機や乾燥機には入れずに手洗いしましょう。
3つの工程できちんと水気をきっておかないと、弁当箱がカビや黒ずみが発生してしまうことがありますので注意しましょう。また直射日光を当ててしまうと木目が反りかえってしまうことがありますので陰干しすることがおすすめです。これらのお手入れを行うことで、お弁当箱を長く使用することができるはずです。
おすすめ木製(わっぱ)弁当箱3選をご紹介! 白木(無塗装)・漆塗り・そしてウレタン塗装まとめ
白木(無塗装)
曲げわっぱのお弁当箱というと、この白木(無塗装)を思い浮かべる方が多いと思います。何も塗装を施されていないため、杉や檜などが持つ良い香り・美しい木目をそのまま楽しめます。
また、木地の持つ優れた調湿作用により、ごはんが冷めても美味しくなる上、木が本来持っている殺菌作用により防腐効果も望めます。
漆塗り
漆塗りは耐久性に優れており、高価な製品だと漆の塗り直しなどもしてくれるため、何十年と使うことが出来ます。漆には強力な抗菌性があるので防腐効果も大丈夫です。また、木地が漆を通して呼吸できるので調湿作用もあるため、ご飯の美味しさを損ないません。
また、中性洗剤を使えるので手入れは格段に楽になりますし、油が染み込むことも無くおかずを詰める際にひと手間かける必要がありません。洗った後に乾拭きを続けることで漆特有の艶が出てくるため、経年の変化を楽しむこともできます。
ウレタン製
見た目は白木(無塗装)の曲げわっぱとほとんど変わらず、木目など素材そのものの風合いを生かした美しさが魅力です。 表面をウレタンで加工することによって、ご家庭で普段使用されている食器洗い洗剤で簡単に洗うことが出来ます。また、油物を入れても汚れにくいなど、利便性を考えるとこれが一番おすすめです。さらに、他の2種類に比べて、比較的安価に手に入るのも嬉しいポイントです。
軽さならアルミ! お手入れのラクさならステンレス! デザインなら木製! 自分好みのものを選ぼう!
ステンレスとアルミは同じ金属でも特徴が異なり、それぞれメリット、デメリットがあります。そのため、どちらが一概に良いとはいえません。
用途やライフスタイルに合わせて、最適なお弁当箱を選ぶのが理想です。
また、木材やプラスチックなど、ほかの素材と組み合わせたタイプもあるので、気に入ったデザインや機能から選ぶのもおすすめです。