多くのアウトドアマンからの高評価な「ファイントラック」 遊び手が創り手の新鋭ブランドでおすすめ!
2004年創業の新鋭ブランド「ファイントラック」
アウトドアブランドと聞くと、モンベルやノースフェイス、パタゴニアやミレーなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。そんな有名ブランドに肩を並べるほど人気を集めているのが、本記事で紹介する「ファイントラック(finetrack)」です。
ファイントラックは2004年に兵庫県神戸市で設立されたアウトドアブランドで、まだまだ若い会社。しかし、先進的な技術とアイデアによって次々と新しい製品を生み出しています。
「遊び手が創り手」であるという考え方!
創業者を筆頭に、社員は皆アウトドア好きしかいないと言います。創った製品を社員自らが実際にフィールドに出てテストを行い、その結果を製品にフィードバックするということを繰り返しているそうです。
そうすることで、必然的にユーザー目線の製品が出来上がり、自然で役立つ、消費者満足度が高い製品に繋がるというわけですね。
ツエルトの役割を理解しよう! テントとの違いも徹底解説! 使い方次第で可能性は無限大になる!
ツエルト本来の役割
今回ご紹介する「ツェルト」ですが、ファイントラック公式HPには「シェルター」と記載があります。筆者を含め、多くの方はテントの代わりとして使用しているをよく見かけますが、本来の役割は別にあります。
それは主に登山中、突然の雨や風、吹雪に見舞われてしまった時のビバークに利用するものです。
ビバークとは、「緊急的に一晩野外で過ごす」ことを意味するのですが、その時にツェルトを身体に巻きつけて暖をとったり、ツェルトを設営してシェルターとして使用します。
ツェルトはテントと違いポールを必要とせず、トレッキングポール(山登りで使う杖/細長い棒)や木の枝を使って設営できるため本体はとても軽量となっています。それゆえに、荷物を軽くしたい登山者は特に、テントの代わりとして、ツェルトを使っているのです。
ツェルトとテントの違いはなに?
テントは生地のみでの設営ができず、必ずポール(骨組み)が必要となります。ポールがある分、ツェルトより重量があります。しかし、耐風・耐水などには強く居住スペースの快適性は高いと言えます。
反対にツェルトはフレームがなく、生地のみしか使わない為、テントに比べてしまうと風の影響をもろに受けてしまい、強風でツエルトが崩れることはあります。
ペグダウンをしっかりと固定、風向きなどをきちんと考えて使用するなど…また、気象条件の良いときであれば、テントと同じように使用できます。また、生地自体はとても高い強度を誇り、結露性も考えて創られているため、居住性も悪くはありません。
注意点としては、底が大きく開くため(底割れしているため)雨天など、地面からの浸水には排水溝を掘るなどの防水対策は必要です。
それではファイントラックのツエルトシリーズにはどんなものがあるのか見てみましょう! それぞれの特徴を理解してご自身に合うものを選んでください。
【おすすめツエルト①】これ1つで2役! ファイントラック最軽量 シェルター&ポンチョとしても活躍
ファイントラック(finetrack)ピコシェルター #FAG0121
ファイントラックが販売しているツエルトの中で、1番サイズの小さいモデルが「ピコシェルター」になります。緊急時にシェルターとして使用するのであれば、座った状態で大人2人が利用することが可能。
換気のためのベンチレーターは大きく作られているので、そこに顔を入れることでポンチョとして使うこともできます。収納サイズは350mlの缶飲料より小さく、重さはわずか120gです。