最近アルミ製やステンレス製の弁当箱がジワジワ流行の兆し!映えないけれど美味しい地味弁にピッタリ!
アルミ製やステンレス製のお弁当箱って、どこか古くて地味な印象がありませんか?
実は昔から使われているだけあって機能性が高く、SNSで話題の、あえて映(ば)えないけれど美味しい本来のお弁当「#地味弁」にもぴったりですので、最近じわじわと人気が出てきているんです。
アルミ・ステンレス弁当箱のメリットは汚れが落ちやすい!デメリットは電子レンジでの加熱ができない!
まず、アルミ製とステンレス製のお弁当箱共通のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
お手入れが簡単なことです。プラスチック製のお弁当箱にスパゲティを入れて、色が付いてしまい落とすのが大変だったという経験はありませんか? そのときに、お弁当箱にいや〜な匂いがついてしまったり…。
アルミとステンレスは汚れが落ちやすく、匂いも移りにくい素材です。プラスチック製のお弁当箱で気にしてしまう、漬物やトマトケチャップを使った料理を入れてもへっちゃらです。
デメリット
電子レンジでの加熱ができないこと。当然のことながら、アルミもステンレスも金属なので、電子レンジは使用できません。お弁当を温めたいと思った場合は、わざわざ器を移して加熱しなければなりません。
アルミとステンレス弁当箱の素材の違いについて!硬さ・重さ・錆びにくさ3つのポイントから比較
アルミとステンレスはどちらも金属製で見た目も似ているし、どっちでもいいや~と思っていませんか? 実は、それぞれ違った素材の特徴があるのです。
今回は以下の2つのお弁当を使って比較してみたいと思います。
ご紹介した写真左、アルミ製のお弁当箱は「無印良品」のアルミ弁当箱(小)
続いて右のステンレス製お弁当箱は「アスベル」。
アスベル Nクレズ SS-T870L(バッグ付) 「CREZ」 シルバー 3629
1)硬さ
ステンレスの方がアルミよりも硬いです。アルミは、柔らかい素材なので、大きな力を加えたり、乱暴に扱ったりすると、凹んだりたわんだりという変形が起きやすいので注意が必要です。
また、アルミは若干傷がつきやすいので、引っ掻き傷が残ってしまうこともあります。
2)重さ
若干ステンレスの方がずっしり感じます。比重で比べてみると、アルミよりステンレスの方が倍以上重いです。
持ち運びにおいて、重さは重要になってくるので、抑えておきたいポイントですね。
3)錆にくさ
どちらも金属なので、錆びてしまうのでは?と思われてしまうかもしれませんが、どちらも錆びにくい素材とされていますが、比較してみるとアルミに比べるとステンレスの方が錆びにくいです。
ステンレスの「ステン」は「汚れる、さびる」という意味。「レス」は「~しない」という意味。つまり、錆びにくく汚れに強い素材ということです。ステンレスの表面には薄い膜があり、それによって錆びにくくなっています。
アルミとステンレス弁当箱を使用する際に気をつけたいこと!心がけたい工夫と回避方法を説明!
アルミ製を使用する際の注意点は「お米」に気を付けること!
アルミのお弁当箱は、お米がくっつきやすいのが難点です。特に小さいお子さんに持たせる場合、なかなかきれいに食べてもらえず、洗い物をするときに乾いたお米がこびりついてしまっているということがありますよね。
回避方法として「ラップに包んでおにぎりにする」「サラダ油を少しだけ塗ってからごはんを入れる」「おかず入れのカップに入れる」など、直接くっつかないようにすることが大切です。
ステンレス製を使用する際の注意点はアルミ製品を入れないこと!
ステンレス製のお弁当箱の中にアルミホイルやアルミカップを入れるのは厳禁なんです! 異なる金属が接触し化学反応が起こることで、サビ、腐食を起こす可能性があります。
おにぎりをアルミホイルで包む方や、具材を仕切るのにアルミカップを使用している方は要注意です。紙製やシリコン製のものを使用しましょう。