コンパクトでスタイリッシュだけど安定性抜群な小型の焚き火台『muraco サテライトファイヤーベース』
サテライトファイヤーベースは、テントやタープを中心に製造している「muraco」から展開された初の焚き火台です。
『muraco』代表 村上さんのインタビュー記事
muraco初の焚き火台。一体どんなものなのか見ていきましょう。
『muraco』の焚き火台は重量のある薪をくべられる
サテライトファイヤーベースは重心も低く、脚の作りもしっかりとしているため、重量のある薪も問題なく使用できます。
耐久性を重視している焚き火台は、重量が重たくなりがちですが、muracoの焚き火台は総重量1790gと持ち運びに苦労しない重量です。
また、展開時には縦43cm、横46cmの大きさになり、大きい薪を焚べることも可能です。
キャンプ場やホームセンターで販売されている薪は長さ40cmぐらいのものが多く、使用する焚き火台によっては、切断する必要がありますが、muracoの焚き火台はその必要がありません。
『muraco』の焚き火台はコンパクトに収納可能
使用時には縦43cm、横46cmの大きさで、一般的な焚き火台と比較してもサイズは小さくはありません。
しかし、収納時には「直径7cm 長さ41cm」の筒状になるため、かなりコンパクトになります。
パーツもメッシュの火床と脚部のみなので「あれ?このパーツはどうやってしまうんだっけ?」と困ることもありません。
『muraco』の焚き火台はスタイリッシュ
どの道具にも言えることですが「見た目」って結構大事な要素だと思います。道具を選ぶ際には「まず見た目から判断する」方も多いのではないでしょうか?
muracoのキャンプギアって、目を引くデザインのものが多いですよね。例えば、muracoのテント「BLACK BEAK」もとてもかっこいいです!
総重量 : 2,276g(フライシート、キャノピー、フレームポール、スタッフサック)
収納時サイズ:W45cm H17cm D17cm
素材生地 : フライシート/インナーテントフロア、40Dリップストップナイロン、撥水コーティング&耐水PUコーティング、耐水圧3000mm、インナーテントキャノピー:40Dリップストップナイロン
素材フレームポール : YUNAN Ultra light : A...
もちろん、このサテライトファイヤーベースも例には漏れません。筆者的には真上から見た構図がとてもグっときます。
サテライトファイヤーベースは焚き火台としての性能はもちろんのこと、「他のキャンパーと被りたくない!」という方におすすめしたい焚き火台です!
設営:両端のステンレス製ボトルを緩め、ARM / LEGを起こし、差込ピンをさせる位置に穴位置を合わせます。ピンを差込み、両端のボルトを締めこむとARM / LEGが固定され土...
連れて歩く焚き火台 『モノラル ワイヤーフレーム』 その名の通り軽量・コンパクト収納で携帯性抜群
ワイヤーフレームは“連れて歩く焚き火台”というキャッチコピーのもと、モノラルから作られた焚き火台です。
そのキャッチコピーの通り、どこにでも連れていけるような仕組みが満載です。細かく見ていきましょう!
『モノラル』の焚き火台は超軽量でソロキャンプに最適
一般的な焚き火台の火床はステンレス製のものが多く、重量はそれなりになります。
しかしワイヤーフレームは火床に「特殊耐熱クロス」を使用しているため、重量を感じません。
耐熱クロスの耐久時間は約50時間と決して長くはありませんが、交換用の耐熱クロスが販売されているので安心です。
脚部はシンプルな分解折り畳み式アームとなっており、説明書無しでも簡単に組み立てることができます。そして、火床と脚部を合わせても1kg未満という驚きの軽量さ!ここまで軽い焚き火台はそれほど多くはありません。
また、収納袋にいれると筒状で「直径9cm 長さ35cm」の大きさになりとてもコンパクトです。軽量かつ筒状になるため、ザックのサイドポケットにも難なく収納することができます。
『モノラル』の焚き火台は焚火はもちろん調理も可能!
シンプルな構造で軽量なモノラルのワイヤーフレームですが、もちろん調理も楽しむことができます。
別売のアタッチメントを購入するか、写真のように焚き火台の上に網を載せることで調理も可能です。
ワイヤーフレームは展開時には一辺36cmの正方形になるため、調理スペースとしても不足ない大きさ。番組中では魚を焼きながら、横でクッカーを使いもう一品作っていました。
しかし、ダッチオーブンなど重量がある調理器具は使用できない(最大荷重3kg)ので注意してください。
ダッチオーブンなどで調理をしたい時はトライポッド等を使用するようにしましょう。
『モノラル』の焚き火台は蓄熱しにくいからすぐに撤収できる
ワイヤーフレームはほぼ蓄熱しないため、火が消えたらすぐに収納することができます。焚き火台の撤収時に火傷をしたことのある筆者にとっては、これはかなり嬉しいポイント。
そして、火床が耐熱クロスのため水をかけての消火も可能です。これは他の焚き火台にはない強みです!
一般的な金属製の焚き火台の場合、水をかけると急激な温度変化により変形してしまうので、水をかけるのはおすすめできません。
また、残った炭や灰は、耐熱クロスを取り外しせば簡単に火消し壺などにいれることができます。ここまで後処理、片付けが楽なのは助かりますね。
値段は2万円弱と決して安価ではありませんが、性能や携行性を考えたら決して高いものではないと思います。キャンプツーリングや徒歩キャンプをよくする方におすすめの焚き火台ですね!
カナダブランド『Wolf & Grizzly』の焚き火台 コンパクトでソロキャンプにぴったりなサイズ感
2017年カナダで誕生したブランド「Wolf & Grizzly(ウルフアンドグリズリー)」。日本では2019年11月に「A&F」が取り扱いを始めた比較的新しいブランドです。
なお、「Wolf & Grizzly」はブランド名のため厳密には焚き火台の名称ではありません。焚き火台部分は「ファイヤーセーフ」、五徳部分は「グリルM1」といいます。
筆者は恥ずかしながらハピキャンで触れるまで知りませんでした。
しかし、実際に触ってみると使いたくなるような仕掛けが満載でした!
よく考えられているなーと思わず唸ってしまうほど。では、細かくみていきましょう!
焚火だけなら焚き火台部分「ファイヤーセーフ」だけで十分
まずはファイヤーセーフから見ていきましょう。
ファイヤーセーフはステンレス製ながらも910gと軽量!ステンレスは錆びにくく頑丈のため、少々ラフに扱っても問題ありません。
展開時の大きさは「横:28.6cm 縦:27.8cm 高さ:5.0cm」です。焚き火台としては少し小さめですが、ソロキャンプで扱う分には問題のない大きさ。縦横は「スノーピーク 焚き火台S(縦:27.0cm 横:27.0cm)」と同じくらいの大きさとイメージしてもらうのが良いかもしれません。
火床は6枚の蛇腹状のパネルからできています。蛇腹状のパネルのおかげで、収納時はパタパタと折りたたむことができます。
また、蛇腹状のパネルのおかげで、燃え残った炭や灰を火消し壺等に入れるのがとても簡単です。
しかし、この火床はステンレス製のため蓄熱するので、持ち上げた際に火傷しないように気をつけてください。
焚き火台に「グリルM1」を設置すれば調理も可能
焚き火だけなら先に紹介した「ファイヤーセーフ」だけでも十分に楽しむことができます。
しかし、焚き火調理もしたくなるのがキャンプの悩ましいところ。それを解決してくれるのが「グリルM1」です。
比較的スリムなシルエットをしていますが、なんと耐荷重は13kg!これだけの対荷重があれば、汁物の調理はもちろんのこと、スキレットなどの鋳物だって載せることができます。
そしてこの「グリルM1」の特筆すべきところは、高さを三段階に調節できること。
調理するものや、火床からの距離に応じて「グリルM1」自体の高さを変えることができるので、どんな場面でも活躍することができます。
また、収納時にはくるくると巻くことができコンパクトになります。「どこまで痒いところに手が届くんだよ!」と思わずツッコミたくなってしまいます(笑)
「ファイヤーセーフ」と「グリルM1」はセットで購入するのがオススメ!
「ファイヤーセーフ」と「グリルM1」を別々に紹介してきましたが、セットで購入するのが断然おすすめです!
この2つは同じブランドのものですので親和性がとても高いです。
特に「グリルM1」の高さ調節機能は、「ファイヤーセーフ」だからこそ活かしきれると思います。焚き火台のサイズが合わなかったら、いくら高さ調節ができても使いづらかったりしますからね。
私事ではありますが、筆者が次に新しい焚き火台を買うとしたらこれだなと考えています!(笑)