サクサクアップルパイを作るには、冷凍パイシートを使おう! 初心者でも時短&簡単に作れる作り方
サクサクアップルパイ作りは冷凍パイシートを使うのがおすすめ
「アップルパイが作りたいけど、パイ生地作りが大変…」そんなときは、冷凍パイシートで時短しましょう。
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/fa172304aff407e61126caa5b150f0d77dfc57f0_xlarge.jpg)
筆者撮影
冷凍パイシートを使えば、生地にりんごを乗せる工程から調理を始められるので、かなり時間を短縮できます。
冷凍パイシートの製品には、長方形のアップルパイが作れるタイプの4枚入りや、円形の2枚入りのタイプなどもあります。作りたいアップルパイの形にあわせて選びましょう。
長方形4枚入り
![画像1: 生地から作るサクサクアップルパイの作り方! パイシートとパイ生地から作る【レシピ公開】](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/b44bce22f82d94671ed6a2e4e22d50976da2ce4d.jpg)
円形2枚入り
冷凍パイシートを扱うときの注意点
パイ生地にはバターが含まれているので、調理中常温の場所に長く置くと、バターが溶けてしまうので注意してください。
バターが溶けてくると、生地がやわらかくなるため、りんごを乗せて形を作るのが難しくなります。これは冷凍パイシートでも同様です。
パイシートは、パイ生地でりんごを包む直前、もしくは少し前に冷蔵庫から取り出すようにしましょう。
冷凍パイシートを使ったサクサクアップルパイの作り方:甘さはグラニュー糖の量で調整しよう!
今回は長方形の冷凍パイシートを使って、アップルパイを作っていきます。
【材料(長方形のアップルパイ2個分)】
- りんご:600g
- 冷凍パイシート:400g(4枚)
- バター:80g
- 卵黄:1個
- レモン:1/2
- グラニュー糖:80g
- シナモン:適量
- 水:小さじ1
【作り方】
1. りんごの皮を剥いて、食べやすい大きさに切ります。
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/3699917482cf726d901b7e388cd573f9024c6be8_xlarge.jpg)
筆者撮影
2. 深めの鍋にバターとりんごを入れて、弱火にします。
![画像3: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/607d03cba191ba147efb7306cd65eb1baf109ec8_xlarge.jpg)
筆者撮影
木ヘラでバターがりんご全体に行き渡るように、大きくぐるっとかき混ぜましょう。
3. グラニュー糖を投入し、フタをして中火で約10分煮ます。
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/f0471c3def731681d200280b2a27be6763c8a993_xlarge.jpg)
筆者撮影
グラニュー糖もバター同様にサッと全体に絡めてくださいね。
4. フタを開けて、水分を飛ばし気味にして全体を混ぜましょう。
![画像5: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/bceb52c445fa3889998d4fd295cb5fa85cc80b4c_xlarge.jpg)
筆者撮影
りんごをあまり傷つけないよう、軽く触るようにするといいですよ。
5. シナモンをかけて、全体がトロッとしてきたら出来上がりです。
![画像6: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/00c289135e06e645fe293f7dc14c75f4d4e1e100_xlarge.jpg)
筆者撮影
お皿に移して粗熱を取りましょう。
6. 冷凍パイシートを1枚用意し、包丁で切れ目を入れていきます。
![画像7: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/5acac11187daed008cf69cf09c36a854265ea42d_xlarge.jpg)
筆者撮影
穴が開いていない製品なら、写真のような感じに数カ所穴を開けてください。
7. もう1枚冷凍パイシートを用意して、その上にりんごを乗せていきます。
![画像8: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/67128d6669211e4334ed81fc451ace2ae53df5c0_xlarge.jpg)
筆者撮影
端は少し開けておきましょう。
8. 開けておいた端に水(分量外)を塗っていきます。
![画像9: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/a5c1f7c8392d229afc10f40c2920b0e173ecd95c_xlarge.jpg)
筆者撮影
9. 切れ目を入れたほうのパイシートを8の上に重ね、端を閉じたらフォークで端を押さえます。
![画像10: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/895a49c7d1498647dbb50fe7b0e6dde448a6e470_xlarge.jpg)
筆者撮影
10. 角皿にクッキングシートを敷いて、9を置きます。溶いた卵黄に水(小さじ1)を混ぜたものを作り、アップルパイに塗っていきます。
![画像11: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/fc76b9062e42e4b07aa96c5b51efaa4aef1ba784_xlarge.jpg)
筆者撮影
10. オーブンを220℃に設定し、予熱なしで約30分焼いたら出来上がりです。
※キャンプで作る場合は、予熱をしたダッチオーブンに入れて、30分ほど焼きましょう。
![画像12: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/3df85f2c7942e7c61750cea5051c477da0815178_xlarge.jpg)
筆者撮影
甘さ控えめのアップルパイレシピなので、お好みでグラニュー糖の量を増やしてください。
りんごを煮詰める時間は、長くなる程どんどんりんごがやわらかくなっていきます。私はりんごの食感がしっかり残っている状態が好きなので、軽く煮詰めた程度ですが「もっとトロトロがいい!」という方は煮詰める時間を長くしましょう。
「パイ生地も手作りしてみたい!」そんな方向けに、次は「パイ生地から手作りするレシピ」をご紹介します。
【アップルパイ生地の作り方&コツ】バターを冷やすこと&切って混ぜるのがサクサク生地を作るコツ!
パイ生地の作り方は2種類ある
パイ生地の作り方は、バターを生地に折り込みながら作る方法と、生地に混ぜて作る方法の2種類あります。
これはバターをどうやって生地に加えるかの違いだけで、いずれのレシピも生地を伸ばしたり、寝かしたりする工程はほとんど一緒です。
今回は筆者おすすめの「バターを生地に混ぜて作る方法」をご紹介します。
パイ生地を上手に作るには
アップルパイに使えるパイ生地を上手に作るには、以下の3つのコツをおさえます。
- バターは冷やしておく
生地がやわらかくなりすぎないよう、バターは冷やしておきます。生地がダレてきたら、生地ごと冷蔵庫へ入れて冷やしましょう。
- バターは練らない
バターを生地に混ぜて作る場合、バターはヘラで練らず、切りながら混ぜ込むようにします。そのため、ヘラは寝かせて使うのではなく、縦に持って作業してください。
- 生地は数回伸ばす
生地は数回伸ばすことで、どんどんなめらかになっていきます。だいたい、5回程度行うのが目安です。はじめのうちは生地にまとまりがなく、伸ばすのも大変ですが、繰り返していくうちに整ってきます。
![画像13: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/01/21/807d04ce089f0cb4a30adb79886c9c7815a64d43_xlarge.jpg)
筆者撮影