【バーベキューを楽しむコツ】お肉をおいしく焼こう! BBQで使えるスリーゾーンファイアとは何?
BBQ用お肉を美味しく焼くコツ①:「スリーミシシッピー」
バーベキューでお肉を美味しく焼くコツである「ミシシッピーテスト」をご存知ですか?
自分の手を使って温度の目安をつけるテストのことで、知っておくととても便利です。
【ミシシッピーテストのやり方】
- バーベキューグリルの網の上から15cmほど離れた場所に手をかざします。
- そこで唱える!「ワンミシシッピー、ツーミシシッピー、スリーミシシッピー」
- ツーミシシッピーくらいで手をかざせないほど熱い状態だと、超高温の230度以上。
- スリーミシシッピーくらいだと、高温の200度〜230度くらい。
- 4〜5ミシシッピーくらいまで我慢できるなら、中温の170度〜200度。
- 10以上数えられれば低温140度以下。
と、覚えておけば大丈夫!
ちなみにステーキを美味しく焼く温度は200度。スリーミシシッピーくらいがちょうど良いということになりますね。
ところでなぜミシシッピーなんでしょうか?不思議です。ワンテキサス、ツーテキサス…だと短いのかな?
BBQ用お肉を美味しく焼くコツ①:「スリーゾーンファイア」
炭の配置によって火加減を調整することを「チャコールレイアウト」といいます。ステーキを美味しく焼くためのチャコールレイアウトが「スリーゾーンファイア」です。
炭で傾斜を作り、炭を置かない保温ゾーン、炭を少し積み上げた中火ゾーン、炭を多めに積み上げた強火ゾーンを作ります。これを日本バーベキュー協会では「スリーゾーンファイア」と呼んでいます。
まず、強火の場所でお肉にしっかり焼き目(斜め45度美味しい角度・バーンストライプ)を付け、焼き目がついたら中火ゾーンへ移動し、蓋をしてスモークします。
スモークする木は、桜やナラなどお好みの木でどうぞ。焚き火ではないので、乾燥した薪を入れるのではなく、30分ほど水に浸してから入れるのがポイントです。
もちろんウッドチップでもOK。その場合も水分をしっかりと含ませてから火にかけてくださいね。
焼き上がったらすぐに切らずに、カッティングボードの上で30秒ほどおきます。そうすることで溢れる肉汁・旨味を閉じ込められるんです。
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