世界も注目! 日本の職人技術の町「新潟県・燕三条」とは? 日本のアウトドアブランドなどがある
新潟県燕三条エリアと聞くと、アウトドア好きな人ならぴんとくる人がいるかもしれません。新潟県のほぼ中央に位置する「燕市」と「三条市」を合わせた総称が「燕三条」。古くから刃物や金物など鍛冶産業が盛んで、現代でもその技法を守りつつ、新しい技術を取り入れ進化。その技術は世界も注目しており、アウトドアブランドだけでなく、ノーベル平和賞晩餐会のカトラリーもここで生産されています。
日本の職人技術の町、新潟県の燕三条ならでは! ものづくりと観光を合わせた工場見学がおすすめ
近年は、東京や大阪など大都市から地方に移り住む人や企業が増えています。地方の人口減少に歯止めをかける地方創生にいち早く力を入れた燕三条。各企業も、「ものづくり」と「観光」を掛け合わせた「工場見学」に積極的に取り組んでいます。
下記、いくつか工場見学可能な企業を紹介します。
1.職人が手がける爪切り「SUWADA」
すべて職人が手掛ける爪切りが有名な「SUWADA」。機能性と美しさを追求し、国内外さまざまなアワードを受賞しています。
「合刃」と呼ばれる刃の噛み合わせは、僅かな隙間もなく、 絶妙なカーブの刃先とあいまって、やっかいな巻き爪も、硬くなって切りづらくなった足指の分厚い爪も、深爪を心配することなく力を入れずに簡単に綺麗にカットできます。
刃こぼれの心配も、ほとんどありません。
●名称/SUWADAつめ切りブラックL(特注品)
●長さ/Lサイズ(約12cm)
●重量/約85g
●材質/炭素鋼【黒仕上げ】
●仕様/刃形:カーブ刃、刃長:約14mm、刃開口:最大約20mm
●付属/つめ切り専用本革ケース(SUWADA純正品:本牛革:ダークブラウン)
●半永久保証、刃研ぎサービ...
2 .プロの料理人も愛用する刃物メーカー「藤次郎」
プロの料理人の愛用者も多い包丁製造メーカー。刃物メーカーでは珍しい工場見学施設があり、職人の技を肌で感じられます。
3.鎚起銅器の老舗「玉川堂」
1816年創業の鎚起(ついき)銅器の老舗。金属産業の礎ともなる鎚起技術を見学できます。建物は登録有形文化財で、これも一見の価値あり!店舗もあり、ウェブでは購入できないものも販売されています。
4.職人と一緒にペーパーナイフ作りや包丁研ぎができる「三条鍛冶道場」
ものづくり体験施設。工場見学ではありませんが、職人から直接アドバイスをもらい、和釘づくり、ペーパーナイフづくり、包丁研きが体験できます。
5.日本のアウトドアブランド「スノーピーク」
1958年創業、日本を代表するアウトドアブランド。三条市にある本社には直営ストアとキャンプフィールドが併設。2019年にはあたらしく本社内に「スノーピークスミュージアム」がオープン。ユーザーから寄贈されたスノーピークスの製品とともに、燕三条の技術や職人のものづくりの歴史などを紹介。スノーピークスの商品への情熱を肌で感じられます。
【アメニティドームM】●重量: 8kg ●収納サイズ: 74×22×25(h)cm ●セット内容:テント本体、本体フレーム長(×3)、前室フレーム(×1)、ジュラルミンペグ(17cm×18)、自在付ロープ(1.4m×2、2.5m×2、2又5m×2)、リペアパ...
そのほか、燕三条エリアには、味噌や出汁などさまざまなジャンルの工場見学が可能です。また、年に一度秋に開催される「燕三条工場の祭典」では、100以上の工場や工房が参加。普段公開されていない企業の見学も可能です。