雪だるま・かまくら作りは初心者には難しい?
この時期になると雪の積もる日本海側や、北日本に雪中キャンプに行くという人…スキー・スノーボードを楽しみに行く人も大勢いますよね。そこで、雪遊びの醍醐味、雪だるま、かまくら作りにチャレンジしてみたいと思いませんか?
雪だるまは子供の頃、小学校の校庭や近所の公園などで作ったことがある人も多いかと思いますが、〝かまくら作り〟ともなるとイッキに難易度が上がって、難しそうなイメージをもたれることと思います。
しかし、ポイントを覚えるとどちらも簡単に作れちゃいますよ。
雪遊びにおいて大切なのは雪質! 雪だるま・かまくら作りに向いているものとは?
雪だるま、かまくら作りに共通した大切なポイントがあります! それは雪質です!
雪の質? あまり雪の降らない地方の方は思われるかもしれませんが、大きく分けて種類がありますので、知識として覚えておきましょう。
1つ目は「粉雪、パウダースノー」と呼ばれる、サラサラしていて水分量が少ない雪です。
この雪質の場合、雪を固めて遊ぶ、雪合戦や、雪だるま・かまくら作りをすることは難しいです。
粉雪は、気温が低い時に降る雪ですので、粉雪が降っているときの外遊びは、しっかりとした防寒対策をしましょう。
2つ目は、ぼたん雪、べた雪と呼ばれる、水分量が多くて重たい雪です。
この雪質は、重たいため、雪国の人達はこの雪が降ると、雪かきが大変だ…と思ってしまいますが、簡単にぎゅっと固めることができるため、雪遊びにぴったりなんです。この雪が積もった際には、ぜひ雪遊びにチャレンジしてみてください!
3つ目は、アイスバーンと呼ばれるバリバリと固まった雪です。
この雪は、積もった雪の表面が解けた後にまた凍ったものです。ジャリジャリとして雪玉も作りにくいうえ、転んだ際にはかなり痛いです。外遊びをする際にはしっかりと手袋や帽子などで、体を守るようにしましょう。
雪だるまをきれいに作るコツは? 子どもと一緒に作る際の注意点もご紹介!
雪だるまを作る前には設置場所と大きさを想定しておこう!
雪だるまを作る前には…必ず雪だるまを設置する(置いておく)場所と大きさをしっかりと想定しておきましょう。
雪だるまは、一度作ってしまうと動かすのはなかなか大変なものです。他の人の迷惑にならない場所に作る! というを忘れてはいけません。また作る際も、大きいものを作ろうと考えてしまいがちですが、最後に雪玉を重ねるという工程があることを忘れないように。
下の雪玉(雪だるま胴体部分)は持ち上げられる高さを考えて、上の雪玉(顔や頭となる部分)は持ち上げる際の重さを考えて、無理のない範囲で作ることがポイントです。
また、雪玉は小さく見えていてもギュッと固めてしまうとかなりの重さになっていることがあります。お子さんが雪玉を持ち上げるという際には、大人がサポートをしながら持ち上げるようにしましょう。
雪玉は手で握った後 いろんな方向に転がして大きくしましょう!
雪だるま作りの工程は、まず雪をぎゅっと手で握って小さな雪玉を作ります。次にその雪玉を大きくしていく作業なのですが、大切なポイントが1つあります。それは、雪玉をいろんな方向に転がすということです!
一方向に転がし続けると、雪がくっつく場所に偏りができてしまいます。転がす時には、雪玉の形を観察しながら、ジグザグに転がしていくと綺麗な丸になりますよ!
理想通りの大きさになったら、二つを重ね合わせて、雪だるまの完成です。
そこから、小石や木の実、枝などを使って、顔を作ったり、雪だるまに飾り付けをして、世界に1つだけの雪だるまを作ってみるのもいいですね!