鮮明に刻まれたトラウマ…キャンプデビューのタープ設営で大失敗!
時は遡ること、2019年5月。人生初のキャンプにやってきたオカダタロウは、心を躍らせていた。定番の火おこし、大自然の中で食べるカレーライス、そしてタープの設営! 意気揚々とタープの部材を広げ、設営に取り掛かっていくのだった。
しかし、タープを組み立てようと思っても、立ち上げることすらできない。なんと、必要部材であるポールを1本買い忘れてしまっていたのだ。
これほど、どうしようもないミスがあるだろうか。結局、タープの設営はあきらめ、意気消沈してしまうオカダタロウであった
詳しくは以下を参照
初心者でも簡単に出来るタープ設営に再挑戦!
前回の屈辱から半年…ついにリベンジの刻がやってきました! ポールも2本購入し、今回こそタープを組み立ててみせるッ!
ちなみに今回使ったタープはこちら!サイズも比較的小さめです。
そして今回やってきた決戦の地(キャンプ場)は、もはや常連となったこちら!
【若洲公園キャンプ場 情報】
問合せ先:東京港埠頭株式会社 若洲公園キャンプ場
(キャンプ・BBQ・貸自転車に関すること)
住所:〒136-0083 東京都江東区若洲三丁目2番1号
電話:03-5569-6701
意外と簡単のはず!? ゼロから始めるタープ設営
それでは、早速タープを組み立てていきたいと思います。ちなみに説明書は読みましたが、実際に作ってみて覚えたほうが早いと感じたので、自分の直感を信じて挑みます。
一旦、タープを広げてみて大きさを把握。次ぎにハンマーを使って、タープが立つ位置を想定しながら適当な場所に力強くペグを先に打つ!
よく分からないけどペグは垂直に深く打ち込めばOKでしょ! と…。さらにペグを打ち込んだ場所から逆算し、ポールを張り紐で繋げて立ち上げてみると…
あ、イイ感じ! この調子で逆サイドのペグも打ち込んで、タープを付けてみると…
こちらもイイ感じでポールが立ち上がりました! あとは、サイドの固定用ペグを打ち付けて…
あっという間にタープが完成!
大体の位置にペグを打ち込んで、張り紐をポールに引っ掛けて、タープを付けちゃえば、初心者でも簡単に出来ちゃうみたいですね!?…
というか、思ったより楽勝だったぞ? ポールも垂直に立っていて、出来栄えもイイ感じじゃないですか? もしかして、僕ってキャンプの才能あるのかも?と自惚れていたのですが…
実は間違いだらけの設営でした…一緒にタープのイロハを振り返りましょう!
さて、ここでタープの設営を振り返ってみましょう。お気づきの方もいるかもしれませんが、ミスだらけでしたね。
まずは設営のポイントをきっちり計測する
何も考えず、手始めにペグを打ち込んでいましたが、すでに大きな間違い!
まずはタープの大きさと高さから、ペグを打ち込むポイントを決めていきます。そのためには、タープを一度広げて仮打ちポイントを測ります。
さらに、その上にポールと張り紐も並べてみます。
オカダメモ
・ポールはタープと30㎝程度重ねると組み立てやすくなります。
・ポールの先端と、張り紐の先端が一直線に並ぶよう調節します。
図のようにポイントを決めてしまったら、必要な個所にペグを打ち込んでいきます。
オカダメモ
打ち込む場所を決める際には、タープが風で動かないように、石などで固定すると安心です。
タープの意外な落とし穴!?ペグは斜めに打ち込むべし!
先程は、ペグを垂直に深く打ち込んでいましたが、これではダメなんです!
ペグを打ち込むときは、地面から60度くらいに傾けると、張り紐の力にも耐えられるため、より強固なタープ設営が可能です!もちろん深くまで打ち込んでくださいね。
オカダメモ
ピンと伸ばした張り紐と、ペグの角度が90度になると、美しく見えます!
下準備が終われば、あとは立ち上げるだけ!あっという間にタープ完成!
四隅の準備がしっかりと済んだら、あとはポールを立ち上げましょう! しかし、ここで気を付けることが一つ!それは、ポールは垂直より斜めがベスト!!
ポールは、若干内側に傾け立てることが大切です。こちらの方がタープを引っ張る力が強くなり、見栄えが美しくなるためオススメです!
オカダメモ
全ての組み立てが終わったら、もう一度ペグを打ち直しましょう。
緩くなっている箇所があると大変危険です。
より安全に設営するために! ポールの先端部分は尖っていて危ない…そんな時は、こちらのアイテム「ポールエンドロック」があると安心!
先端にボールを止めることで、張り紐も外れなくなるので、ビジュアル面でも安全面でも、オススメなアイテムです!
タープはコツさえ掴めば簡単!もっと設営を楽しもう!
初心者と学ぶタープ設営はいかがでしたか? 設営のシンプルさとコツが少しでも伝わったなら幸いです。これを機に、タープに苦手意識を持っている方も、是非チャレンジしてみてください!
設営する基礎をしっかりと覚えてしまえば、タープ設営は非常に簡単ですよ!