キャンプを語るうえで欠かせない存在「タープ」!日除けとしても簡易的なテントとしても使用可能なマストアイテムですが、初心者には設営が難しいと思われがちな一面も…! 今回はキャンプ素人だったオカダタロウがタープ設営にリベンジ! 失敗パターンを振り返りながら、絶対に知っておきたい設営方法をお届けしたいと思います!

鮮明に刻まれたトラウマ…キャンプデビューのタープ設営で大失敗!

時は遡ること、2019年5月。人生初のキャンプにやってきたオカダタロウは、心を躍らせていた。定番の火おこし、大自然の中で食べるカレーライス、そしてタープの設営! 意気揚々とタープの部材を広げ、設営に取り掛かっていくのだった。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

しかし、タープを組み立てようと思っても、立ち上げることすらできない。なんと、必要部材であるポールを1本買い忘れてしまっていたのだ。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

これほど、どうしようもないミスがあるだろうか。結局、タープの設営はあきらめ、意気消沈してしまうオカダタロウであった

詳しくは以下を参照

初心者でも簡単に出来るタープ設営に再挑戦!

前回の屈辱から半年…ついにリベンジの刻がやってきました! ポールも2本購入し、今回こそタープを組み立ててみせるッ!

画像: 筆者撮影 腹立つ人も多い渾身のポーズ

筆者撮影 腹立つ人も多い渾身のポーズ

ちなみに今回使ったタープはこちら!サイズも比較的小さめです。

画像1: 『ガチキャンPart8』~失敗から学ぶ知っておきたいタープの設営方法
モンベル(mont-bell) タープ ミニタープ ダークフォレスト 1122513-DKFO
トレッキングや自転車・オートバイのソロツーリングなどにも気軽に持って行けるモンベル・タープの最軽量モデル。 ムーンライトテント1、2、3型などの小型テントと組み合わせてレイアウトするのにぴったりの大きさで、ソロユースにも十分なスペースを確保。 ヘッドランプなどを反射して光る軽量で強度に優れた張り綱、軽量アルミペグ、スタッフバッグが付属します。 ポールは別売です。 【素材】75デニール・ポリエステル・タフタ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング、難燃加工] 【重量】390g(600g) ※( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む重量です。 【構成】タープ本体1、ポール用スタッフバ...
2019-12-16 4:35
画像2: 『ガチキャンPart8』~失敗から学ぶ知っておきたいタープの設営方法
モンベル(mont-bell) タープポール アルミミニタープポール165 1122460
重量:270g
サイズ:径14.5mmx165cm
2019-12-16 4:36

そして今回やってきた決戦の地(キャンプ場)は、もはや常連となったこちら!

【若洲公園キャンプ場 情報】
問合せ先:東京港埠頭株式会社 若洲公園キャンプ場
     (キャンプ・BBQ・貸自転車に関すること)
住所:〒136-0083 東京都江東区若洲三丁目2番1号
電話:03-5569-6701

意外と簡単のはず!? ゼロから始めるタープ設営

それでは、早速タープを組み立てていきたいと思います。ちなみに説明書は読みましたが、実際に作ってみて覚えたほうが早いと感じたので、自分の直感を信じて挑みます。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影 

一旦、タープを広げてみて大きさを把握。次ぎにハンマーを使って、タープが立つ位置を想定しながら適当な場所に力強くペグを先に打つ!

画像4: 筆者撮影

筆者撮影 

よく分からないけどペグは垂直に深く打ち込めばOKでしょ! と…。さらにペグを打ち込んだ場所から逆算し、ポールを張り紐で繋げて立ち上げてみると…

あ、イイ感じ! この調子で逆サイドのペグも打ち込んで、タープを付けてみると…

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

こちらもイイ感じでポールが立ち上がりました! あとは、サイドの固定用ペグを打ち付けて…

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

あっという間にタープが完成!

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

大体の位置にペグを打ち込んで、張り紐をポールに引っ掛けて、タープを付けちゃえば、初心者でも簡単に出来ちゃうみたいですね!?…

というか、思ったより楽勝だったぞ? ポールも垂直に立っていて、出来栄えもイイ感じじゃないですか? もしかして、僕ってキャンプの才能あるのかも?と自惚れていたのですが…

実は間違いだらけの設営でした…一緒にタープのイロハを振り返りましょう!

さて、ここでタープの設営を振り返ってみましょう。お気づきの方もいるかもしれませんが、ミスだらけでしたね。

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

まずは設営のポイントをきっちり計測する

何も考えず、手始めにペグを打ち込んでいましたが、すでに大きな間違い!

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筆者撮影

まずはタープの大きさと高さから、ペグを打ち込むポイントを決めていきます。そのためには、タープを一度広げて仮打ちポイントを測ります。

画像: 筆者作成 ※タープは地面にピッタリと伸ばして広げます。

筆者作成 ※タープは地面にピッタリと伸ばして広げます。

さらに、その上にポールと張り紐も並べてみます。

オカダメモ
・ポールはタープと30㎝程度重ねると組み立てやすくなります。
・ポールの先端と、張り紐の先端が一直線に並ぶよう調節します。

画像: 筆者作成 ※赤く丸で囲んだ箇所が、ペグを打ち込む目安となります

筆者作成 ※赤く丸で囲んだ箇所が、ペグを打ち込む目安となります

図のようにポイントを決めてしまったら、必要な個所にペグを打ち込んでいきます。

オカダメモ
打ち込む場所を決める際には、タープが風で動かないように、石などで固定すると安心です。

タープの意外な落とし穴!?ペグは斜めに打ち込むべし!

先程は、ペグを垂直に深く打ち込んでいましたが、これではダメなんです!

画像1: 筆者作成

筆者作成

ペグを打ち込むときは、地面から60度くらいに傾けると、張り紐の力にも耐えられるため、より強固なタープ設営が可能です!もちろん深くまで打ち込んでくださいね。

画像2: 筆者作成

筆者作成

オカダメモ
ピンと伸ばした張り紐と、ペグの角度が90度になると、美しく見えます!

下準備が終われば、あとは立ち上げるだけ!あっという間にタープ完成!

四隅の準備がしっかりと済んだら、あとはポールを立ち上げましょう! しかし、ここで気を付けることが一つ!それは、ポールは垂直より斜めがベスト!!

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

ポールは、若干内側に傾け立てることが大切です。こちらの方がタープを引っ張る力が強くなり、見栄えが美しくなるためオススメです!

画像3: 筆者作成

筆者作成

オカダメモ
全ての組み立てが終わったら、もう一度ペグを打ち直しましょう。
緩くなっている箇所があると大変危険です。

より安全に設営するために! ポールの先端部分は尖っていて危ない…そんな時は、こちらのアイテム「ポールエンドロック」があると安心!

画像3: 『ガチキャンPart8』~失敗から学ぶ知っておきたいタープの設営方法
ロゴス(LOGOS) ポールエンドロック (4ピース) テント・タープのロープ抜け防止
サイズ:(約)30mm
対応ポール先端径:(約)6.5~7.0mm
主素材:特殊配合ラバー
使用可能なポール先端径:6.5~7.0mmポールの抜け落ち防止。
タープが風にあおられても張り網やハトメがピンから抜けにくくなります。
シート防水面の保護。
雨天の際、ポールの先に付けてタープを持ち上げると、雨水がタープ上に溜まりにくくなります。
¥ 707
2019-12-16 5:35

先端にボールを止めることで、張り紐も外れなくなるので、ビジュアル面でも安全面でも、オススメなアイテムです!

タープはコツさえ掴めば簡単!もっと設営を楽しもう!

初心者と学ぶタープ設営はいかがでしたか? 設営のシンプルさとコツが少しでも伝わったなら幸いです。これを機に、タープに苦手意識を持っている方も、是非チャレンジしてみてください!

画像14: 筆者撮影

筆者撮影

設営する基礎をしっかりと覚えてしまえば、タープ設営は非常に簡単ですよ!

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