冬キャンプにピッタリのデザート「焼きりんご」も材料・道具を紹介 りんご・砂糖・バターがあればOK
まずは、材料を揃えましょう!
焼きりんご一個分材料&道具
<材料>
●りんご:1個
あまり大きいと焼き残しが出るので、中くらいの大きさがGOOD!品種はあまり気にしなくて大丈夫です。
●グラニュー糖:適量
スーパーで500g 200円程度のごく普通のもので十分です。
(※注)上白糖は焦げ付きやすいのと、コクが強くりんごの味を消してしまうため、グラニュー糖がオススメです。
●バター:約8g程度
小分けされているカットバター一個分です。
●シナモンなどのハーブ:お好みで
<使用する道具>
●アルミホイル:適量
キッチンで使うごく普通のもので大丈夫です。
●りんごの芯抜き:あれば
無くても包丁やぺティナイフでもできますが、穴の大きさが均等になるので、あれば便利です。100均のものでOK!
●焼き台:焚き火台、BBQコンロ、カセットコンロ、オーブンなど
焼きりんごの下準備を解説! 簡単だからキャンプ・アウトドアで子供と一緒に作りたい冬のデザートNo.1
それでは早速、作っていきましょう!
STEP1)りんごを輪切りにする

(筆者撮影)
まず最初に、底とヘタの部分を切ります。底とヘタを切るときに薄く切りすぎて穴をあけてしまうと、詰めたものが流れてしまいますので穴を開けないよう注意してください。
次に、残りの真ん中の部分を2~3等分します。りんごの大きさにもよりますがあまり薄くすると歯ごたえが無くなります。厚すぎると甘みがいきわたりませんので2~3等分がお勧めです。
STEP2)芯をくり抜く

(筆者撮影)
芯抜き器を使って底とヘタ以外の芯をくりぬきます。芯抜き器がない場合は、ぺティナイフや調理バサミなどで、輪を切らないように芯をくりぬいてください。
★POINT★
底とヘタ(頭頂部)はくり抜かないでくださいね。くりぬいちゃうとせっかく詰めたバターやグラニュー糖が流れちゃいますのでご注意を!
※写真はヘタを薄く切りすぎて穴を開けてしまった状態です。
こういった場合も御心配なく♪アルミホイルで包む時にアルミホイルが破れない程度にヘタの部分に押し込んでカバーしてあげれば大丈夫ですよ~♪
STEP3)りんごを重ねる

(筆者撮影)
芯をくりぬいたりんごを、底の上に乗せて元々のりんごの形にします。ヘタを乗せるのはちょっと待ってくださいね!
STEP4)スタッフィング

(筆者撮影)
くりぬいた穴の部分にグラニュー糖を入れます。
★POINT★
切り分けた状態だと粒の小さいグラニュー糖はうまく詰められません。
一度元のリンゴの形にしてくりぬいた穴を揃えて、遠慮せずに目一杯入れましょう。少ないと甘みが全体にいきわたりませんので、ギュウギュウに詰め込むくらいでOKです。

(筆者撮影)
続いてバターです。切り分けたりんごの一つ一つに、バターを詰め込んでいきます。
まず、先に詰めたグラニュー糖を指でギュッと押し込んで、バターを入れるスペースを作ります。

(筆者撮影)
それぞれのりんごに、詰めていきましょう。

(筆者撮影)
★POINT★
全体にいきわたらせたいので、多少はみ出るくらいで詰めましょう。穴に入らなければ、ちょっと強引に潰して乗せるぐらいまでやりましょう。

(筆者撮影)
グラニュー糖とバターを詰め終わったら、ヘタを乗せて元のりんごの形にします。
STEP5)アルミホイルでコーティング

(筆者撮影)
次にアルミホイルで、三重に包みます。
★POINT★
一重や二重だと焼いてる最中に敗れてしまって水分が飛んでしまいパサパサになり、グラニュー糖とバターも溶けて流れてしまうのでしっかり三重巻きで。
また、ヘタの部分と底の部分がわかるようにしておくと、焼く時便利ですよ。

(筆者撮影)
はい、これで焼く準備の出来上がりです。
アルミに包んで15〜20分で焼きりんごの完成! キャンプのときは焚き火台・BBQコンロを使おう!

(筆者撮影)
アルミホイルで包んだりんごを、焚き火台やBBQコンロに入れます。カセットコンロの場合は、網を置いて網の上に乗せてください。
★POINT★
火の勢いが強すぎると外ばかり焼けて中まで火が通らず甘味がいきわたりません。一度燃えて熾火になりかけている焚き火や炭が一番いいですが、火が強すぎる場合は、火から少し離れた所に置いたり、直接入れずに網を置いてその上で焼いたりと火加減を調節しましょう。

(筆者撮影)
柔らかくなるまで焼くのがポイント
焼いている間は、むらなく焼けるようにコロコロ転がして、まんべんなく焼けるようにします。この作業を怠ると甘みが全体にいきわたらなかったりしますのでおいしいものを食べるために頑張りましょう。
15分経ったら、一度、先の尖ったお箸やBBQの串等でアルミホイルの上からりんごを突きます。力を入れずにス~ッと突き刺されば出来上がりです。固い場合は柔らかくなるまで焼きましょう。
あまり何度も突いて穴だらけにしちゃうとそこから水分が抜けてパサパサになっちゃうのであまり早めに突いたり、面白がって何度も突いたりしないようにご注意を。