キャプテンスタッグの今後のブランド展開 年間数百件の新アイテムが発売 アパレルとのコラボ商品も！
流行を取り入れたスピード感のある商品開発には以前から取り組んでいますが、今後もさらに研ぎ澄ませていく方針です。「失敗を恐れずガンガン作れ！」というのが社内に定着しており、挑戦して失敗しても社長は怒りません。しかし何もしないと怒られます。
素晴らしい社風ですね。カタログの分厚さ、新商品の数からしても推して測れます（笑）
キャプテンスタッグの新アイテムは、年間300～400種類も発売されるとのことです。1日1個のペースで新しいアイテムが出るというのは、とんでもないことです。開発企画力だけじゃなく、それを生産する能力と、販売網に乗せて売るだけの営業力も必要です。
筆者撮影：鹿番長ロゴ入りファットバイク
キャプテンスタッグは物を作るのは得意なんですが、広告などの見せ方と言う点では、それほど上手ではありませんでした。そこも改善していきたいと考えています。
近年では鹿番長を前面に押し出した商品ですとか、同系色でトータルコーディネートできる商品など、発信の仕方にも工夫をしています。
筆者撮影：CSブラックラベルシリーズ
こちらは黒を基調としたCS ブラックラベルシリーズ。直営のアウトドアショップWESTで、黒いギアが売れているからキャプテンスタッグでも作ってくれ！という声で生まれました。
現場からの声を吸い上げて商品にする、フットワークが軽くないとできませんね。
アパレルブランドとの他業種コラボ商品や、アンバサダーさんとの契約もその一環です。アウトドアに馴染みがなかった層にも、キャプテンスタッグが認知されるようになってほしいですね。
画像出典：キャプテンスタッグ
www.captainstag.netCITY CREEKとRenault KANGOO（ルノー カングー）、CAPTAIN STAGのトリプルコラボ。アウトドア店からではなく、アパレル店からのお客さんの流入が期待できます。
ぜひハピキャンともコラボをお願いしたいですね！
オリジナルのマグカップやシェラカップなど、小ロットからできますよ。ぜひやりましょう（笑）
キャプテンスタッグとスノーピーク？！ 取材の裏話：三条市のアウトドアメーカーは実は仲良し！
インタビュー本筋とは無関係なんですが、面白いお話が聞けたのでご紹介します。
燕三条はアウトドアメーカー多いですよね。スノーピークさんやユニフレームさんや...
そうですね。実はスノーピークの山井社長とは、個人的に仲良くさせていただいております。
そうなんですか？
編集部撮影
同じ高校の先輩と後輩でして。WEST長岡店のオープンにもお越しいただきました。
そうなんですね、てっきり反目しあうライバルかと（笑）
WESTでもスノーピークの商品は取り扱わせていただいておりますし。他社様ともよく、メーカー全体で業界を盛り上げていこうという話をしています。
キャプテンスタッグの企業理念に、「頂点を目指そうとするあまり、保守的な発想へ傾きかけたり、造作にこだわりすぎて価格的に手が届かなくなってしまっては、存在する意味がない」という言葉がございます。
スノーピークにも入門者向けモデルはございますが、言わずと知れたハイブランドです。対してキャプテンスタッグは、何も知らない入門者からキャンプ歴数十年というベテランまで、幅広くカバーする豊富な商品ラインナップを揃えていることはご存知の通りです。
各メーカーの立ち位置と個性を生かして、切磋琢磨している良きライバルであり、同じアウトドア文化を盛り上げていく良き仲間なのですね。
キャンプデビューからベテランまで、必ず一度はお世話になるメジャーブランド。それが鹿番長、キャプテンスタッグです。失敗を恐れずに挑戦し続ける頼れる番長の、注目のキャンプギアについては後編記事にてお伝え致します！
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