関東近郊にお住いの皆さん、特に都民の皆さんはもう高尾山に行きなれてしまった頃ではないでしょうか?今日はそんなアナタと仲間たちにぜひ登って欲しいチャーミングな山、御岳山(みたけさん)を半日でゆるっとハイキングできるモデルコースをご紹介♪

御岳山へのハイキングなら都内から日帰りできる! 早起きが苦手な方でもOK! 東京近郊からアクセスしやすい

画像: 御岳山へのハイキングなら都内から日帰りできる! 早起きが苦手な方でもOK! 東京近郊からアクセスしやすい

5時起きする必要なし!朝8時に起きればアタック可能

今回は関東近郊からのアクセスで、朝8時にのんびり起きてもアタック可能な山というハードルを設けてみました。なんせオーウラ朝が弱い。そうすると一番に出てくるのはやはり高尾山なわけだけど、ここだけの話、高尾山はもうお腹いっぱい。もうちょっと静かにハイキングできる山を探した結果、御岳山(みたけさん)へのハイキングが決定しました。

10時台の電車で向かうは御嶽(みたけ)駅

筆者の地元の駅は京王線の路線図で言うとちょうど真ん中あたり。新宿まで20分、高尾山口まで50分というところ。今回向かう御岳山の最寄り駅であるJR青梅線・御嶽駅までは立川を経由して約1時間40分でした。

ちなみに取材時は、まだ少し陽が長い時期でしたので余裕があったのもポイントです。朝、息子を保育園に登園させてから一度帰宅してザックをしょい込み、10時過ぎに電車に乗り込みました。

御岳山の日帰りハイキングスタート! バス&ケーブルカー&リフトで簡単ハイキング! 初心者でもOK

完全に筆者の独断と偏見ですが、今回ちょっとだけアクセスが遠いのに御岳山を選んだ魅力をご紹介しますね。特にインドアだかアウトドアだか属性がはっきりしない私のようなハイカーさんに、参考にしていただければ幸いです(笑)。

御岳山ならハイキングのコース入り口までバスで行ける!

画像: 筆者撮影:御嶽駅バス乗り場案内

筆者撮影:御嶽駅バス乗り場案内

本格的なハイキング(もうそうなると登山)の場合、最寄り駅と言いながら結構登山口まで遠かったりするんですよね。でも安心してください。御岳山はオーウラのようなコースへの理想が高いわりにヘボいハイカーを甘やかして受け入れてくれる寛大な山です。(※オーウラ個人の意見です)

なんと御嶽駅から御岳山の麓までバスで運んでくれます。やったー!本数は土休日は一時間に2本、平日は1本の時間帯もあります。

御岳山の麓まではケーブルカーもある!

画像: 筆者撮影:滝本駅

筆者撮影:滝本駅

御岳山の麓まではスムーズに運べば約15分。到着するとなかなかの傾斜の道に大きなウェルカムボードが。

オーウラ心の声:(わー、まじか、結構きついスタート…ん?何だアレ?)

ケーブルカー!(*’▽’)

(※もちろん下調べ済みです(笑))

こうなると足取りも軽くスイスイ進みます。3分ほど歩いて見えてきたのはケーブルカーの麓駅・滝本駅です。こちらには自販機やトイレがあるので済ませておくと安心です。

御岳山の急勾配をケーブルカーで上る! 「#関東最大勾配」とインスタでシェア

画像: 筆者撮影:ケーブルカー線路

筆者撮影:ケーブルカー線路

実はこの御岳山ケーブルカー(御岳登山鉄道)、最大勾配25度、平均勾配22度で結ばれた急勾配が有名な鉄道なのです!写真が下手で100%伝わらないのが悔しいですが、はじめに停車中の座席に座った時、感じた傾きは動き出してもそのままでした(笑)。

こうして車窓から緑を眺めつつ、怖いもの見たさでたまに来た景色を振り返りつつ、さりげなく関東一を体感していることをインスタにシェアしてたら、約6分で御岳山の8合目(むしろ9合目)というべき見晴らし台に到着です。(お茶できるお店もあるし、お土産も売ってます。)

御岳山ハイキングのおすすめコースは? 登山初心者なら舗装されているコースがおすすめ!

オーウラ、ついに歩く

画像: 筆者撮影:御岳平見晴台

筆者撮影:御岳平見晴台

実はこの見晴らし台からさらにリフトというトリプルチートをキメこもうとしていたオーウラですが(何しに来た)、あいにくリフトは運休中(2019年9月登山時点)。リフトに乗るのが好きなのでこっそりがっかりしながら、近くにあった大きなイラストマップを確認。

頂上は武蔵御嶽神社という神社がポイントとなっていて、ここからは約30分の道のり。涼しい空気の中、ここまでの体たらくは別人のことのような顔をして、前途洋々歩きだしたオーウラなのでした。

静かでひっそりとした道が続く

画像: 筆者撮影:山道序盤

筆者撮影:山道序盤

最初の歓迎アーチをくぐってしばらくは、舗装されて電灯や看板なんかが建っている整備された道を行きます。でもとても静か。この日が平日だったせいもあるかもしれませんが、心穏やかに入山できました。

途中霊山でもある御岳山を訪ねてくる遠方からの登山者のための宿坊やホステルが立ち並び、たまに民家も点在していて、小さな村の中に立ち入っていることを再認識させられます。その道を静かに一歩一歩進んでいきました。

タイムトリップ?そして急に試練が始まる

画像: 筆者撮影:階段の段差で見かけたつぶされてる人

筆者撮影:階段の段差で見かけたつぶされてる人

しばらく来て、時計を見ると出発から20分弱、お、半分は越したのか、なんて思ってふと行き先を見ると。

画像: 筆者撮影:レトロエリア

筆者撮影:レトロエリア

急にレトロなお土産街に足を踏み入れることになります。ちょっと映画のセットみたいに感じるくらい。キョロキョロしながらもさらに進みます。(平日はほとんど閉店しているのでなおさら不思議な雰囲気)お蕎麦屋さんがあったりお土産屋さんがあったり、あとで見たいナ~なんて思っていた矢先。

画像: 筆者撮影:終わりが見えない石段

筆者撮影:終わりが見えない石段

え、終わりが見えない石段…?

あれ、ミタケさん、どした?

ここまでほとんど息を切らすようなことはなく進んできた道のりでしたが、息を切らす時が来た!この長くもありがたい石段を一歩一歩登ります。

登頂!なのだけど、お静かに…

画像: 筆者撮影:武蔵御嶽神社

筆者撮影:武蔵御嶽神社

そうしてたどり着くのが頂上の武蔵御嶽神社(標高929m)。朱色がなんとも鮮やかな出で立ちで、珍しいことに本物の麻を使ったしめ縄が祭られていて、迫力を感じます。

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