キャンプ場では煮るだけで完成! 具材を入れた鍋ごとクーラーボックスに保存すれば準備完了
鍋料理というと、野菜を切ったり煮込んだりと時間がかかって大変そうですよね。しかし、前もって自宅で下ごしらえをするなど、現地で手軽に作る準備を行っておけば、当日のキャンプで作りやすくなります。
とくにミルフィーユ鍋は、自宅で具材をカットして交互に挟み、もう鍋へ並べておけば、かなりの時短に。そして鍋ごとクーラーボックスへ入れてキャンプ場へ持っていけば、あとは煮るだけでOK。トマト鍋も具材は事前にカットしておくといいですね。
キャンプ場で鍋料理を作るときは、シングルバーナーよりツーバーナーのほうがおすすめです。鍋料理をシングルバーナーで調理すると、具材や水がプラスされた鍋の重さで、シングルバーナーが不安定になる可能性があります。ツーバーナーなら安定感もあり、2つの料理をまとめて調理できるため、時短にもなります。
さらにホワイトガソリンが使われている製品を選ぶのもポイント。寒い冬場でもポンピングで安定した火力を維持できますよ。
ミルフィーユ鍋レシピ 豚肉と白菜を交互に挟んで煮込むだけ! 食べるときはポン酢をつけると美味しい
今回はキャンプでも作れるミルフィーユ鍋作りのレシピを、写真付きでご紹介します。お肉は豚ロース薄切りを使用しましたが、豚バラでもしゃぶしゃぶ用でも、挟みやすい薄めのものなら何でも構いません。
【材料(2人分)】
- 白菜:1/4
- 豚ロース薄切り:200g
- 鶏ガラスープの素:5g
- 水:300ml
- 料理酒:大さじ1
- ポン酢:適量
【作り方】
1.白菜と豚ロース薄切りを交互に挟みます。高さを均一にするために、白菜の向きを交互にするのもおすすめです。今回は1/4の白菜を買ってきて、根元を切りそのまま同じ向きで重ねました。最後、お肉が足りなかったところは白菜のみで重なっています。
2.鍋に入る高さに白菜を切ります。大きめの鍋なら5cmくらいがよさそうです。キャンプで使用する鍋ならその鍋の高さにあわせてください。切るときに、白菜とお肉を崩さないよう気をつけましょう。
3.鍋を用意し、切った白菜&お肉を敷き詰めます。鍋が大きすぎると火を通してしんなりした白菜が倒れてくるので、量に対して少し小さめがいいと思います。今回は少し大きかったみたいで、次回のミルフィーユ鍋作りに活かしたい反省点になりました。
4.水、鶏ガラスープの素、料理酒を鍋へ入れます。水と料理酒はそのままかけて問題ないですが、鶏ガラスープの素は具材と具材の隙間に落とさないと、調理中、しばらく白菜の上に乗ったままになるので注意してください…。もしそんな失敗をしてしまったら、少量のお湯を鶏ガラスープの素が乗った部分にかけ、溶かして流します。
5.火を中火にし、軽く蓋をして約15分煮込めばミルフィーユ鍋の完成です。白菜がまだ少し硬そうなときは、様子を見ながら煮込む時間を延ばしましょう。食べるときにポン酢をかけてくださいね。
ポン酢のさっぱりした味が合っていて、おいしかったです。普段、あまり時間がないときのメニューにも作りやすいと思います。
トマト鍋レシピ ジュースやケチャップで簡単に作れる! キャンプ場で作るときは具材を切っておこう
トマト鍋はトマト缶を使う以外に、トマトジュースやケチャップでも作れます。作る量と持っていきやすい方法で、どれを使って作るか決めてもよさそうです。今回はケチャップを使ってトマト鍋を作るレシピをご紹介します。
【材料(2人分)】
- 豚バラ肉薄切り:200g
- キャベツ:1/4
- 人参:1/3
- ウインナー:4本
- 水:300ml
- コンソメブロック:1個
- ケチャップ:大さじ3
【作り方】
1. キャベツ、人参、ウインナー、お肉を食べやすい大きさに切ります。
2. 鍋に水を入れ沸騰させたらコンソメブロックを入れます。
3. 鍋が沸騰したら1の具材を投入し、約15分煮込みます。
4. 具に火が通ったらケチャップを入れてよく混ぜ、少し煮て出来上がりです。
お好みでチーズを足したり、バジルを入れたりしてください。キャンプで作る場合は、具材は前もって切って、ケチャップは必要な量だけ持っていくといいでしょう。