無料キャンプ場は意外と穴場スポット! アクセス不便&設備不充分は気になるかも キャンプ場ルールに注意!
『無料キャンプ場=タダキャンは、お金がかからないことが最大のメリットですが、タダ=有料キャンプ場よりも劣る!とか、スタッフの不在も多いから!と、好き勝手に振る舞ってもOKということではありません。
整備が行き届いている場所ばかりではないので利用しづらい事もありますが、そこも含めて実際にタダキャンをしてみた経験を本音としてお話します。
【無料キャンプ場】経験談①:スタッフの不在 キャンプ場のルールを守ること
実際、私が目にしことのある無料キャンプ場での経験ですが、スタッフが不在だったためなのか? 夜遅くまで騒ぐ、ゴミを大量に放置して帰る、禁止なのに直火で焚き火するなど嫌な思いをしたことがあります。さらに東屋の木の机が焼け焦げていることもありました。
残念ながらそういったことで、無料キャンプ場を利用する気分を失ったりもします。
【無料キャンプ場】経験談②:設備不充分&アクセスの悪さ だからこそ大自然を満喫できる!
無料キャンプ場では、設備が充分でないことは多くあります。〝それは無料なので当然でしょ!〟と、思えれば良いのですが、...例えばトイレが簡易なものだったり、汚かったり、トイレットペーパーがなかったり、飲み水がないという場所も珍しくありませんので期待しすぎはNGです。
また、予約方法が複雑なこともあります。電話で申し込みができればラクですが、郵送での申し込みが必要だったり、実際に市役所に足を運ばなければダメだったり...。その場合も、あらかじめ予約方法を確認しておけば良いことですね。
そして立地が悪くアクセスが不便なこともあります。細い山道を登って行かなければならなかったりなんてことも。携帯の電波が届かないということは度々あります。
「せっかく無料で利用させてもらっている」ならひと手間かかることはもちろんのこと、不便を楽しむ=大自然を感じる!ぐらいの気持ちとして、ゆとりを持てばいいことですね。ポジティブに考えたいものです。
次に今までに訪れてみて、もう一度行きたくなる無料キャンプ場(タダキャン)穴場スポット3選!を紹介させていただきます。
【おすすめ無料キャンプ場①】長野県・御座松キャンプ場(長野・上伊那郡飯島町) 予約不要な穴場キャンプ場
「長野県・御座松キャンプ場」テントサイトとオートキャンプ場が選べる ウォシュレット完備も嬉しいポイント!
長野県の上伊那にある御座松(ござまつ)キャンプ場。細い山道をしばらく走らないとたどり着けない少し行きづらい場所にありますが、グーグルマップにも名前が出ていますので、それを頼りに到着。
聞くところによると、ここは国有林でキャンプ場のほとりを澄んだ与田切川(よたぎりがわ)が流れておりロケーションも最高です。
またテントサイト(車乗り入れ不可)もありますが、車の乗り入れも可能なオートキャンプ場としても分かれて利用できるため、荷物を運ぶ手間も省けます。しかも無料にもかかわらずウォッシュレット付きのトイレが整備されているなんてちょっとビックリ。
貯水タンクのような水場はありますが、飲めませんので水を持っていくか、ブッシュクラフトをする人にとっては川の水をろ過したり浄水器をもっていくことで賄うこともできますね。
森林ですので、いたるところに木が落ちています。雨が降らずに乾燥さえしておれば、焚き火にも丁度良いようなものは集められますのでラッキーですね。
【御座松キャンプ場】
所在地:長野県上伊那郡飯島町七久保
予約不要
車の乗り入れ可能
営業期間:通年
料金:無料
トイレ:ウォシュレット(冬季閉鎖との情報あり)
【おすすめ無料キャンプ場②】静岡県・野田山健康緑地公園キャンプ場(静岡・冨士市) ゆるキャン聖地
「静岡県無料キャンプ場」ゆるキャン△聖地 ハイキング&キャンプにおすすめ 設備も完備!
コミック「ゆるキャン7巻」にも登場した、野田山健康緑地公園キャンプ場は、山の上にある無料のキャンプ場。天気の良い日には駿河湾や市街地をはじめ富士山の眺望が素晴らしいスポットです。
また、公共交通機関を使い、徒歩でやってくることもできるため、ハイキング&キャンプにはもってこいです。
場内にはトイレや炊飯棟の設備があり大変便利ですが、残念ながら火の取り扱いは炊飯棟だけに限られており、テントサイトでの焚き火はできません。
【野田山健康緑地公園キャンプ場】
所在地:静岡県富士市中之郷地先
予約:富士市林政課へ直接もしくは電話予約 0545-55-2783
車の乗り入れ不可(駐車場から上がったところにキャンプ場あり)
注意:野田山健康緑地へ向かう道の工事を行っており、迂回路を通る必要があります。
(2019年9月現在)
※詳しくは野田山健康緑地公園のサイトをご覧下さい
☆野田山健康緑地公園キャンプ場が登場したのは、「ゆるキャン△(コミック)7巻」