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オピネルナイフはブレードがステンレス製とカーボン製がある! それぞれのメリットデメリットを紹介
木製のハンドル(持ち手)と、折りたたみ式のブレード(刃)。一部例外はございますが、日本国内で多く使用されているのはこのタイプです。
見ての通り、至ってシンプルなナイフです。ブレードはカーボンとステンレスの2種類が販売されておりますので、用途によって選びましょう。
カーボンブレードの特徴は、切れ味がよく、研ぎやすいが錆びやすい。
ステンレスブレードの特徴は、切れ味はカーボンほどではなく、研ぎにくいが錆びにくい。
カーボン製はとても錆びやすいので、お手入れ必須。使ったらすぐに水分を拭き取らないと錆びます。ある程度適当に扱えるのはステンレスですが、こちらも木製ハンドルは濡らさないようにするなど注意が必要です。
オピネルナイフのサイズ(ブレード長)は34mm~225mmから選べる! バトニングより調理に使うのがおすすめ
オピネルナイフは様々な大きさが販売されておりまして、最小の刃の長さは約34mmです。
No.2という数字が付いておりまして、基本的に数字が大きくなるほどサイズが大きくなります。No.13が最大で、刃の長さは約225mmです。
これだけ大きいとナタのように薪を割ったりするのに使えなくもないですが、折りたたみナイフですので、ブレードの背を叩いて薪を割る「バトニング」などは得意とは言えません。
オピネルナイフはブレードの厚さも薄めなので、日本のキャンプシーンでは調理に使われることが多いです。
私は店頭で実際に握ってみて、No.10(刃長約10cm)が一番しっくりきました。ハンドルを握った感触が一般的な包丁に近いので、あまり違和感なく使えます。
手の小さい人は小さいものを選ぶと良い!ということもなく、使いやすいサイズというのは人によって異なります。あまり刃が小さすぎてもストレスになりますし、大きすぎてもキャンプに持ち出す携帯性が損なわれます。No.7からNo.10が妥当なところじゃないかと。
オピネルナイフはブレードロック機能付き! 扱う前にロックがかかっているかを確認しよう!
まず折り畳んだ状態、ブレードが出てこないようロックがかかっています。ハンドル末端の金属リングをつまんで、回してみましょう。
上の写真のように、ブレードが根元まで露出しました。これがロックが外れた状態で、刃を引き出すことができます。
ブレード側面に溝が掘ってありますので、爪を引っ掛けて持ち上げます。
ブレードとハンドルがまっすぐになりましたら、金属リングを回してロックをかけます。
ブレードが畳まれる方向を、金属リングで塞ぐことでロックをするという仕組みです。このロックがかかっていないと、使用中にいきなりブレードが折り畳まれてしまい、怪我をする恐れがあります。
小型サイズ以外には、このロックが付いていますので忘れずに回しましょう。