上級者じゃなくても大丈夫! 初心者ソロキャンプのすすめ! 初心者だからこそ時間をゆっくり使える
ソロキャンパーと聞くと、知識が豊富なキャンプ上級者のイメージがあるかもしれません。たしかにグループキャンプなら、詳しい人と一緒に行くと心強いし、わからない時は助け合って、できる人がやれば良いので、初心者向けといえるでしょう。
とはいえ、ソロキャンプをやりたい! 気になる! と思っているアナタなら大丈夫。ソロキャンプの魅力は、一人で時間を自由に使えること。たとえ設営に時間をかけたって、誰に文句を言われることもありません。
ちなみに筆者はキャンプを始めて約1年後、ファミリーキャンプ5回を経てバイクでのソロツーリングキャンプに挑みました。ソロキャンプはじっくりとキャンプやギアに向き合い、スキルアップできる絶好のチャンスでもあります。
次にキャンプでまず最初に揃えたいおすすめテントを、押さえたいポイントと共に紹介します。本記事を読んでソロキャンプへの不安を解消し、安心して出発しましょう!
キャンプ初心者のソロテント選びのポイント! 有名メーカーが大きさは2〜3人用
使いやすさ①:大きさは2~3人用がおすすめ!
「ソロキャンプなんだから大きさは1人用でしょ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大きさは2~3人用を目安にしましょう。テント内のスペースに余裕があれば、荷物をストイックに制限したり、タープ等ほかのアイテムで雨対策を万全にしなくても、とりあえず室内に放り込んでしまえばテントが守ってくれます。
「テントを大きくすると荷物がかさばらない?」と思うかもしれませんが、同じ形状のテントで比較すると、1人用と2~3人用は収納時の大きさにさほど違いはありません。初心者こそ少し大きめのテントを買って、スペースに余裕を持たせましょう。
また、筆者のようにファミリーキャンプもする方であれば、ソロキャンプと両方で活用できます。
使いやすさ②:形状はクロスフレーム型ドームテント!
クロスフレーム型とは、ポールを2本クロスさせ、弓状に張ったところにシートを吊り下げるタイプの、初心者から上級者まで多く使われている主流なテントの型です。
構造がシンプルでパーツも少なく、設営方法が覚えやすい、持ち運びしやすい、地面や天気など環境の影響を受けにくいといったメリットがあります。
使いやすさ③:有名メーカーを選んで「コスパ」「情報」「安心」
最近では安さを追求すればネット通販で極限まで安いテントが手に入りますが、初心者の方は「安さ」「品質」「使い勝手」、そして「情報量」で選びましょう。
安さと品質のバランス、いわゆるコスパが良く使いやすいのは、やはり有名メーカーです。加えて、多くの人が使っており口コミやネット上の情報も入手し易いのがポイント。
ソロキャンプは基本一人です。周りのキャンパーや管理人さんにも聞けますが、多くの人が使用しているモデルであれば、いざという時に自分で調べたとしても問題解決できる確率がグンと上がり、安心感にもつながります。
ソロキャンプ初心者におすすめ! 2~3人用・有名メーカーのクロスフレーム型ドームテント6選
1.コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム LX<2~3人用>
最初にご紹介するのは、筆者も愛用しているコールマンのツーリングドームです。2〜3人用で、購入当初は夫と小さな子どもの家族3人での宿泊にも使用していました。
ポールの片方をテント下部のポケットに挿入して固定するポールポケット式で、一人でも設営しやすい設計です。また通気性に優れ、前後に加え上部にもメッシュがあり、風通し良く快適に過ごせます。
2.スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム<3人用>
入門用テントとして絶大な人気を誇る、スノーピークのベストセラーテントです。インナーテントとフライシートにはわかりやすく色分けされたテープが付いており、インナーテントの上からフライシートをかぶせる時に同じ色同士をくっつけるようになっています。
同じようにフレームのパーツも色分けされていて、設営しやすいよう工夫されています。
3.モンベル(montbell) クロノスドーム 2型 2人用
特許を取得している独自の「バーティカル・クロス・システム」を採用することで天頂部が広い居住空間を可能にしています。
ポールとソケットが一体となっているので、設営・撤収もより素早くできるのは嬉しいですね。通気性も抜群で室内の温度調節も簡単にできる、工夫が詰まったテントです。
4.クイックキャンプ ワンタッチツーリングテント
初心者さんにおすすめなテントメーカーとしてクイックキャンプがあります。クイックキャンプは誰もが気軽にアウトドアを楽しめることを目指しているのでリーズナブルなお値段でソロキャンプ用のテントが手に入ります。リーズナブルながら180日間の製品保証の制度が整っているのもクイックキャンプの魅力です。
ご紹介するテントは1人用として販売されている商品で、今回紹介した他のソロキャンプ向きテントと比較するとやや小さめです。しかし、サポートフレームを追加して頭上90cmを実現し、コンパクトながら広々とした空間でソロキャンプでは事足りるサイズ感です。
前室もあるので靴の着脱や荷物置きなどに使えます。ワンタッチでたったの60秒で設営が可能というのもソロキャンプ初心者さんにおすすめなポイントです。
ソロキャンプと言っても車で行くのか、バイクツーリングなのか、公共交通機関を利用するのかなどキャンプに行く手段によっては広めのテントでは持ち運びが難しいこともあります。こちらは商品名に「ツーリング」とあるようにツーリングでも持ち運び可能な52cm×直径17cmに収納できます。
5.DOD ライダーズタンデムテント T3-485
DODの「ライダーズタンデムテント T3-485」は、ソロキャンプをはじめ、2人乗りのツーリングでもゆったりとテントを使える便利なテントです。
広い寝室を持ちながらパッキングサイズをコンパクトに抑えたワンタッチテントです。広い前室(230×225cm)を搭載しているので、、ツーリングでの荷物置きやテーブルを置いてリビングスペースとして活用することができ、雨天時に別途タープを張らなくても屋根代わりとして使用でき、キャンプを楽しむことが可能です。
これだけのサイズ感のあるテントですが、収納サイズも横幅65cm×23cm×23cmと比較的小さくなり、バイクの後部に乗せて移動することも可能なのでツーリングにぴったりです。
設置はワンタッチで広げられるため、一人でも素早くテントを張ることができます。また収納時も傘をたたむようにテントを閉じることができるので、片付けもとても簡単です。
6.Ogawa(オガワ)ステイシーネスト 2~3人用 #2617
ステイシーは大きな前室と適度な寝室サイズがバランスの良いモデルです。しかしNestでは更に軽量コンパクトというコンセプトを取り入れています。このコンセプトから、ソロキャンプの持ち運びにも苦労しないおすすめテントとなっています。
「ステイシーネスト 2~3人用 #2617」の良い点は、重量が軽い。コンパクトに収納できる。秋冬の寒い時期にも使える。信頼のおけるブランドから販売されている。の4点です。少し気になるのはお値段ですが、それも気にならないくらい充実したテントとなっています。
OGAWA(オガワ)の「ステイシーネスト 2~3人用 #2617」は、100年以上続く日本のアウトドアブランドから販売されているテントです。ベテランキャンパーにも愛用者が多くとても信頼のおけるブランドです。
こちらのテントは大人2人でゆったりと使用できるタイプの商品です。前室も大きく寝室部分も広々としたバランスのとれたモデルとして人気です。
素材:フライ/シリコン撥水加工ポリエステル20d(耐水圧1800mm)、内幕/ポリエステルリップストップ68d、グランドシート/シリコン撥水加工ナイロンリップストップ30d(耐水圧1800mm)、ポール/7001アルミ合金
サイズ:寝室150cm×220cm、前室幅110cm、張り上げ最大長300cm×高さ130×幅230、収納サイズ20×20×42cm、*2~3人用ですがどちらかと言えば大人2名でゆったりタイプです。
加工:シームシール加工、シリコン撥水加工
付属品:アルミピン、張綱、セルフスタンディングテープ、収納袋