家にある木材や使わない木製家具を探して、キャンプ道具をDIYしてみよう!
何年か前に買った古い木材の棚、「なんだかグラグラしてきてもう処分しようかな?」と感じた時こそ、その木材がキャンプで使えるアイテムに変わったら素敵じゃないですか?
今はモノを捨てるだけでも、お金がかかる時代。どうせなら、アイデアを絞り出してキャンプで使えるステキなアイテムを作ったら、一石二鳥の喜びになること間違いなしです。
今回は、自宅にある廃材を使って「ランタンケース」と「ツーバーナー台」を作ってみました! その作り方の手順を、写真付きで解説していきます。
廃材からおしゃれなランタンケースに! DIYの手順
それでは早速、今回はこの2枚の板から何を作ろうか、考えてみました。そして仲間のえーくんが「ランタンを購入したので、おしゃれなランタンケースを作りたい!」とのことで、ランタンケースを作ることにしました。
今回はふた付きの持ち運べるランタンケースを作ります(もちろん、火がついてないランタンを運ぶためのケースです)。まずは必要な設計図を考えます。
必要なパーツは、7枚の板と取っ手と留め具です。サイズに関しては、ランタンの大きさにより異なるので、もし製作されるときは、ランタンの大きさに合わせて上の設計図に数字を入れていきましょう。
まず、設計図で計算した数値をもとに廃材から7枚の板を取り、ボックスと仕切りを作っていきます。
釘を打ち込み、箱型にします。
箱はこのような感じになります。
ふたと取っ手をつけるとこのような感じになります(今回はルミエールランタンだったのでスポンジも取り付けました)。
続いて、あとひと手間加えてニスを塗り、乾かします。
廃材から、雰囲気のあるおしゃれなランタンボックスの完成です!
捨てる予定の棚から、ツーバーナー台を作ってみた! 作り方の手順
長年使っていた棚があったのですが、木自体が日焼けしており、留め具などもグラグラに。すべて木材でできていたので、部品を取り外し、ノコギリなどで解体し、キャンプの薪になればなあと考えていました。
そんなことを考えていると、普段一緒にキャンプをしているメンバーのあゆなさんが、「新しくツーバーナーを購入したので、それに合わせて折りたたみのテーブルを探してる!」と言っていたことをふと思い出し、もしかしたらこの棚を使えば、折りたたみのツーバーナー台ができるのでは?と思いつきました。
使える部品を確認
まずは廃材となる棚の、すべての部品を解体してチェックしました。棚の台となる部分が5枚、棚を支える左右の柱の板が4枚残りました。
設計図を考える
キャンプでよく見かける折りたたみの棚は、アイアンに木を通す設計のものが多かったので、同じような原理で考えてみようと思いました。
【イメージのアイテムはこちら】
しっかりと土台になる脚をつくり、そこに棚になる木を差し込むというシンプルなつくりにしました。早速、廃材を使い、左右の柱になる土台を作っていきます。
まずは、柱になる土台を蝶番で留めます。
蝶番で留めた土台の部分を、上にして立たせます。
このままでは不安定なので、チェーンなどで広がりすぎないよう留めます。
同じ要領で、もう一つ台となる脚を作ります。
2つを並べて、土台を作ります。
次に廃材の棚の台の部分を使い、その土台に通したのですが、長さが足りなかったので、別にあった木の廃材を通してみました。
こんな感じに上の部分にツーバーナーを置くと、食材や調理器具なども置ける、調理テーブルになりました!
廃材だってDIYすれば立派なキャンプ道具に!
いかがでしたでしょうか? 今回は「廃材をそのまま捨てるのでは味気ないので、何かおしゃれで使えるキャンプアイテムを作ろう!」を目的に考えて作ってみました。
「廃材からでもこんなアイテムたちを作ることができるよ!」というが伝わるととても嬉しく思います! 買うと高いキャンプアイテムが、捨てる予定だった木材からできたらいろいろな意味で得した気持ちになります。そして何より、自分で作ったことで、どこにもないオリジナルで愛着もわいてくるのでぜひアイデアを絞り出してみてください。
最近はモノを買おうと思えば、ボタン一つでネットで購入できる時代です。購入することがとても気軽で簡単なので、わざわざDIYして作るのも・・・と思う時もあるかと思いますが、キャンプでアウトドアを経験することと同じように、そのキャンプの為に自分の手で何かを作り出すことも楽しめると楽しさが倍になるので、DIYはおすすめです!
作るのが苦手、という方はぜひ100円ショップアイテムを利用して、リメイクしがてら作ることに慣れていくと楽しいと思います!