夏の暑さに負けずにキャンプを楽しみたい! でもテントじゃ冷房があるわけでもないし、動いていれば汗だくになるし...など、どうすれば良いのか気になりますね。そんな時にぴったりの暑さ(熱中症)対策グッズのひとつとして「ファン付きウエア」をご紹介します。着用するだけで涼がとれるのでうちわを使ったり、ハンディタイプの扇風機(手持ち扇風機)に頼るなど、手が塞がったり動きを制限したりする事もなく快適に夏キャンプを楽しむことができます。

まず最初に覚えておこう! 梅雨明け前後の「暑さ(熱中症)対策」は特に注意が必要!

総務省消防庁の公式HPから引用すると、以下のことがデータとしてわかっています。

熱中症により、毎年約4万人以上の方が救急搬送されています。
平成30年は約9万5,000人の方が搬送され、平成20年の調査以来過去最多を記録しました。

熱中症による救急搬送者増加の要因として、
気温や湿度の上昇が関係していることが分かっています。
特に梅雨明け前後の暑さには、最も注意が必要です!!

引用元:総務省消防庁公式HPより
    https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html
    

消防庁では「HP上で熱中症の救急搬送状況調査の速報を週ごとに公表しています」と発表していますので、こまめにチェックして自身できちんと対策してくださいね。

暑さ対策の新定番「ファン付きウエア」とは? 服に電動ファンが付いており風を送り込むアイテム!

皆さんは「ファン付きウエア」をご存知でしょうか? もともとは、屋外で行うプロの工事現場で使用されるように作られたアイテムですが、近年、キャンプをはじめ釣りやハイキングなどアウトドアを楽しむ人々の間でも話題となっています。

この服、一見するとパッチのついた普通のトップスのように見えますが、実は服にファンが付いている作業服なのです。

画像: 筆者撮影 「ファン付きウエア」

筆者撮影 「ファン付きウエア」

「ファン付きウエア」を簡単に説明しますと、その名の通り空気調整できる作業服。服の内側に電動ファンがついており、バッテリーのスイッチをオンにすると、服と身体の間に風を送り込むという優れもの。

Tシャツを摘んでパタパタと風を送り込むというあの動作を、手を使わずに体感できちゃいます。しかし、単に風を送り込むだけではないのです。その秘密は後ほど説明します。

バッテリーは、ケースに入れてベルトループに引っ掛けたり、ポケットに入れることができるので、両手が空いてとっても便利。さすがプロの現場用に開発されただけありますね。

画像: 筆者撮影

筆者撮影

筆者撮影 ※服にしっかりと固定されている電動ファン

筆者撮影 ※バッテリーをケースに入れてベルトループに引っ掛けられます

スイッチオンするとファンが服の中に空気を作り出し、涼しい風が服の中を通るようになります。ファンが回っている間は、体温が上昇しにくく無駄な汗をかく事が少ないため、体力の消耗を抑える事ができます。

ファン付きウェアを着ると涼しくなる秘密は 汗を冷気に変える「気化熱」を利用するから!

画像: 筆者撮影 ※全てファン付きウェア

筆者撮影 ※全てファン付きウェア

ファン付きウエアを着ると涼しくなる秘密は「気化熱」を利用しているから!

気化熱とは水分が蒸発した時に発生する冷気のことで、身体が濡れているときに扇風機の風を浴びると涼しい!となるのも同じく「気化熱」を利用しているからなんです。

そう!ファン付きウエアの場合、気化熱に必要な液体は「汗」。そのため、汗をかいた瞬間に、汗が蒸発されるから、ひんやりするというのがミソ!

簡単に言えば、汗をかくたびにひんやりが続くという嬉しいシステムなのです。

素材などでも違いがあり、ひとことでは言い切れませんが、一般的に夏場でも風の通らないような場所ならば、長袖のファン付きウエアを着ていても(半袖もありますが...)、Tシャツよりも涼しいと言われます。

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