バイクキャンプのツーリングテントの選び方 荷物の積載量を考慮して、軽量でコンパクトな物を選ぼう
バイクの積載量に合った軽量&コンパクトなテント
キャンプ用品の中でもテントはもっとも大きい荷物。あれもしたい、これもしたいと考えていると、ついつい大きいテントを選んでしまいがちですが、バイクの積載量を考えると軽量・コンパクトなものがベストです。
一般的な目安として、小・中排気量のバイクであれば2〜4kg程度、大型バイクでは5kg程度のものなどを車重に合わせ選ぶようにしましょう。
また峠道などのカーブによって遠心力がかかる際、荷物がズレてしまうこともあります。ライダーと後部荷物の間など、しっかりと固定できる場所に載せ、荷物の重量やバランスにも注意して走行に影響が出ないようにしなければなりません。
バイク濡れずに置ける前室付きテント
軽量・コンパクトなテントだからといって、居住性がないわけではありません。小さいテントでも、前室があれば出入りの際に雨風を防いだり、調理や食事のスペースを確保したりと快適な空間を演出できます。
とはいえ、前室があるタイプは、無いものと比べ当然重くなりますので、自分のキャンプスタイルに併せて選ぶようにしましょう。
設営・撤収が簡単なツーリングテント
いくらテントが軽く、居住性に優れても、設営が面倒だと嫌になりますよね。また、次のツーリングを楽しみたいのに、撤収に手間取って出発が遅れる…なんて本末転倒です。そこで、シンプルな構造で設営、撤収が簡単なテントを選ぶことは重要です。
それでは、キャンプツーリングにぴったりなテントを3つご紹介します。
バイクでツーリングキャンプ 軽くてリーズナブルなテント「バンドックのソロドーム1 BDK-08」
1. BUNDOK(バンドック) ソロ ドーム 1 BDK-08
収納時サイズ、約38x15x15cm、重量、約1.88kg。比較的リーズナブルな価格ですが、丈夫さと軽さを兼ね備えていてコストパフォーマンスの良い1人用テントです。
インナーテントはオールメッシュなので通気性が抜群。室内はランタン用フックや小物収納用のポケット、ギアハンモックなどを搭載しているので空間を有効活用しやすくなっています。前面をジッパーでフルクローズでき、着替え時などプライバシーも安心。前面をロールアップすれば広々とした空間でくつろげます。
持ち運びに便利なコンプレッションベルトがついた収納ケースが付属しているので、バイクにも積みやすいです。ただし、生地は薄いので気温の低い場所では防寒対策をしっかりしましょう。
ツーリングキャンプの定番 大きくて高い前室にバイクを置ける「コールマン ツーリングドームST」
2. コールマン(Coleman) テント ツーリングドームST
収納時サイズ、約直径23×54cm、重量、約4.4kg。前室が高く、大きいので解放感が味わえるテントです。雨の日でも前室で調理、食事などを行うことができ、濡れずに快適なテント泊を楽しむことができます。
ポールポケット式なので1人でも設営が簡単。9本のペグでしっかりと固定するタイプなので、風が強い日でも安定感は抜群です。さらにダブルファスナーなので開け閉めも非常にスムーズ。
少し重めなので、大型バイク乗りにオススメです。複数人でのツーリングなら、荷物を分担して運ぶのもありですね。収納時にはコンプレッションベルトがついた専用収納ケースに入れられるので、バイクにも積みやすいです。