【インスタ映えする写真の撮り方①】情報量に合わせて、写真の構図を変えるのが上手く撮影するポイント
SNSで気軽に写真をアップできる時代、「私もおしゃれに撮りたいけどみんなどうやって撮ってるのかな?」と思うこと、ありませんか? 今回は簡単に撮れるコツをひとつずつお伝えしていきます。ちなみに今回の話の内容は、私が趣味で撮影している範囲内で気づいたことになりますので、参考までに楽しんでいただけたらと思います。
撮影の構図を比較してみよう
さて、こちらの写真のA・B・Cを見比べてみてください。どれも同じ「チーズケーキ1個/チーズケーキホール/ランタン/テーブル」を撮影した写真です。しかし、印象が異なりませんか?
Aの写真は、チーズケーキ1個をメインにして、ランタン/チーズケーキホールは、脇役になっています。
Bの写真は、すべてのアイテムが、写真に対してバランスよく同じ大きさで撮影されています。
Cの写真は、Bと似ているのですが、ほぼ真上から撮影しているので、立体感がなくなりすべてのアイテムが平面化されています。
さてこの3つの写真だと、あなたはどれが好きですか? 写真に正解はないのですが、写真を撮るときに知ってほしいことが1つあります。
【インスタ映えする写真の撮り方②】伝えたい情報を整理して、シンプルにすると簡単におしゃれな写真に
写真は、その1枚に情報を詰め込むということ
写真とは、言葉で具現化すると、その1枚にどれだけ人が理解しやすい情報を見える化してるかということです。例えば、Aの写真だとチーズケーキ1個がメインなので、「チーズケーキおいしそう」という情報が一番に伝わります。
Bの写真に変わると、チーズケーキ1個がメインではなくなるので、ホールのチーズケーキを見て「みんなでチーズケーキ食べたいな」とか、ランタンがあるので「キャンプでチーズケーキいいな」と情報の意味が変わってきます。
Cの写真に変わると、立体感がなくなります。なので、高さや大きさ、あるいはランタンがランタンだとわかりにくくなるという感じで、情報が変わっていきます。この撮り方では、情報が単純化されています。余分なものは排除して、自分で大きさや高さを想像できる、あえて情報を削除したこの撮り方は、「インスタで人気のある撮り方」です。立体感などを無くして真上から撮るだけなので、誰もが同じように撮りやすく、かつおしゃれに見えます。
【インスタ映えする写真の撮り方③】色味については? シンプルなら4色まで、華やかなら8色に絞ろう
次に、写真1枚に乗せる色の話です。その1枚にどれだけの色を乗せるかで、華やかさ、シンプルさなど印象が変わってきます。早速見てみましょう。
1)色が4色の写真
こちらの写真は、白・カーキ・赤・緑が4:3:2:1の割合で写真1枚に色の情報が載っています。どちらかと言えば、華やかというよりは、落ち着いた印象の写真になるので、このような雰囲気の写真を撮りたい場合は、色味数を減らします。
2)色が8色の場合
先ほどの写真と比べると、かなり色味数が増えます。茶色・シルバー・黒・イエローオレンジ・ホワイト・ピンク・赤・黄緑となります。割合はほぼ均等なので、割愛させて頂きますが、色が増えれば増えるほど、写真での色のバランスは難しくなってきます。でも、とても華やかな写真になりますよね。