愛知・岐阜・三重を有する東海地方は、本州の中心部に位置し自然に囲まれたエリア。海へ山へととてもアクセスが便利で、その立地を活かしたキャンプ場が数多くあります。そこで今回「川」「海」「山」にスポットを当てて、この夏、初心者にもオススメ、手ぶらで行ける東海エリアのキャンプ場を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

キャンプ初心者は特に注意!  川・海・山のキャンプ場へ行く時に忘れがちなポイント

大自然を相手に遊ぶため、情報にはアンテナを張っておこう!

キャンプ当日の天気は誰でも気になるところで、事前に予報チェックして出かけることと思います。しかし当日晴天でも、海や山の天候は変わりやすいもの。そこで出かける際にでも時間によっての降水確率なども再チェックするなどちょっとした事前対策もしたいところ。

また、海辺のキャンプ場を選んだ場合、地震による津波の心配もいつ起こるかわかりません。高台はあるか? 避難所はあるか? なども調べておくべきことです。

川遊び&キャンプを目指すのなら、ダムの放流による川の水が急に増えることが考えられますので、安全に遊べるのか? 放流のサイレンはきちんと聞こえるのか? どうかも事前に確認しておきましょう。

夏のキャンプは、海や山に潜む危険動植物があることを事前に知っておこう!

夏のキャンプで、キャンパーのみなさんが普段の生活と変わらず気をつけているのが、「熱中症対策」や「食材の管理」など。もちろん重要事項なのですが、忘れてはならないのが...暖かいこの時期、人間も活発になるように虫や動物、植物も同じということ。

海ではクラゲに遭遇したり、浅瀬にはイモガイやその仲間の貝で毒をもったものもいます。また山などでは、ブヨ、スズメバチ、ヒル、マムシ、マダニなども珍しくなく、さらに植物のウルシやヌルデなど触っただけでかぶれたりする植物もあります。

虫や動植物の判別は一般的に見た事があるもの以外では判別は難しく、特に子供連れのキャンパーには心配要素です。出かける前から遭遇してしまうことを想定して、危険だと感じる場所には入らないように念頭に入れておいたり、植物でもむやみに触れないように心がけることが大切です。

どこに行くか決めたら、一度キャンプ場に確認相談し、対策を考えておく事も忘れないようにしましょう!

それでは、東海エリアの夏に行きたい! 手ぶらOKで魅力的なキャンプ場をご紹介いたします。

画像: 夏のキャンプは、海や山に潜む危険動植物があることを事前に知っておこう!

「手ぶらでキャンプレンタルセット」プランでお手軽キャンプ 希望すればテント設営・撤収もしてくれる

1.めいほうキャンプ場(岐阜県郡上市)

すぐ目の前には吉田川が流れ、清流でしか生きられない天然のアユやアマゴの姿や森の中にはサルやイノシシ、天然記念物のニホンカモシカまでもが生息しているほど自然あふれる場所にある「めいほうキャンプ場」。

ここでは、「手ぶらでキャンプレンタルセット」と題したサービスが利用できます。テントや椅子、ランプ、バーベキューセット、寝袋といったキャンプグッズを、ファミリー・グループ用、カップル・少人数用と人数に合わせて選べるなど、細やかな要望を聞いてくれるプランが用意されている上、一度レンタルした商品は、帰りまでそのままレンタルOK! 連泊すると2日目以降は無料なんだとか。

また、嬉しいことにこのプランのキャンプグッズはコールマン製orユニフレーム製であり、しっかりとしたアウトドアブランド品を用意しています。

手ぶらだけではなく、希望すればテント設営から解体、撤去、さらにBBQなどする際の大きめな調理器具の洗いなど、面倒なことを全てスタッフが無料でやってくれるというから驚き!

手ぶら+楽チンで、初心者の人はおろか何かと忙しいファミリーキャンパーにとっても嬉しいサービスですね。 川のせせらぎを聞いてゆったり過ごしながら、リフレッシュしてくださいね。

  • キャンプ場名:めいほうキャンプ場
  • 住所:岐阜県郡上市明宝大谷1023-1
  • 電話番号:0575-87-2535
  • 営業期間:4月末〜11月中旬
  • 電源サイト:あり
  • コテージやバンガロー:あり

ビーチ(小野浦海水浴場)まで徒歩1分! 海遊び・BBQ・キャンプまで全て手ぶらでできちゃう

2.東海ビーチアウトドアキャンプ場 森の少年王子(愛知県)

愛知県で、夏になると多くの人で賑わう知多半島の海水浴場「小野浦海水浴場」。ビーチまで徒歩1分とほど近く、大海原を臨むところに「東海ビーチアウトドアキャンプ場 森の少年王子」はあります。

ここはオートキャンプ場であり、バンガローでも宿泊が可能な施設。さらに「まちの駅・食と健康の館」に隣接しているため、地元の新鮮な食材が手に入るという便利さ。

このキャンプ場のおすすめポイントは、海というロケーションを活かした「遊びもキャンプも手ぶらでできちゃう」という点。宿泊用のテントはもちろん、チェアやハンモック、寝袋、調理器具などキャンプをする上で必要なモノはレンタルできるほか、浮き輪やゴムボート、水中メガネ、ビーチテント、パラソルまで海を楽しむためのグッズも借りられます。

さらに食材を持ち込んでするBBQプランとは別に、「手ぶらBBQプラン」も用意されています。コンロや網、鉄板、トングなどのBBQセットに加えて、牛肉や豚肉、ウィンナーソーセージ、焼きそばといった食材がついているので、食材の買い出しで重い荷物を運ぶ必要がありません。

もちろん割り箸や紙皿、紙コップまでありますよ。美しいサンセットがみられるビーチでBBQをすると、思い出も残るはず。雨などの悪天候の場合でも、屋根付きの場所でBBQできるので安心です。

東海ビーチアウトドアキャンプ場では、季節によって、潮干狩り(平成31年度の場合4月6日〜6月22日)やイチゴ狩りを楽しむこともできます。団体やサークル、子供会向けに用意されたキャンプファイヤーのサービス(有料)が利用できるのも嬉しいところです。

車で乗りつけ、手ぶらで海とキャンプを楽しんで、さらに帰り道に新鮮な魚介類を食べて...最後だけはお土産を買って帰る! といったことができちゃいますね。

  • キャンプ場名:東海ビーチアウトドアキャンプ場 森の少年王子
  • 住所:愛知県知多郡美浜町大字小野浦字御子廻間45番地
  • 電話番号:0569-87-0469
  • 営業期間:通年
  • 電源サイト:あり(一部有料)
  • コテージやバンガロー:あり

借りられないレンタル品がないほど充実! キャンプライフクリエイター常駐で初心者には頼もしいキャンプ場

3.青川峡キャンピングパーク(三重県いなべ市)

鈴鹿山脈(すずかさんみゃく)のふもと、青川と山に囲まれ緑あふれる「青川峡(あおがわきょう)キャンピングパーク」は、手ぶらキャンプにはかかせないレンタル品の充実度は目を見張るばかりか、居心地の良さも評判で、初心者はもちろんのこと、全てのキャンパーにぜひオススメしたいキャンプ場です。

どんなレンタルができるか簡単にご紹介しますと、テント・テーブル・チェア・ランタンなどがセットになった「キャンプセット」やインナーマットと寝袋の「おやすみセット」、バーナー、ライスクッカー、包丁など調理がひと通りできる「調理セット」など、まとめて借りるとお得なものから、単品ではランタン各種、ツーバーナー、焚き火台、はたまた燻製器に、ホットサンドクッカー、薪ストーブから電気カーペット...さらに豆から挽いたコーヒーを淹れられる「コーヒー(一式)セット」まで、列挙したらキリのないほど充実しています。

また特筆すべきは初心者の目線に寄り添っているところ。管理人やスタッフが常駐しているキャンプ場のため、何かあった時にすぐ対応してくれます。公式HPによると、テントの張り方がわからない場合は、スタッフがアドバイスしてくれるそうです。

初めてのキャンプは分からない事ばかりで、誰もが不安なものです。心配な点は、私たちキャンプライフクリエイターにお尋ね下さい。
豊富なレンタル品と充実した売店、バーベキューセットなどの食材セットの利用も、初めてのキャンプを成功させる方法の1つです。
常駐スタッフや夜間常夜灯、豊富なイベントやライブラリー、大浴場やコインシャワー・ランドリー、ウォシュレットトイレなど青川峡はビギナーキャンプをサポートします。

上記のように至れり尽くせりなのですが、まだまだこちらのキャンプ場には、キャンパーを虜にする要素がたくさんあります。例えば、米作りの体験プログラムや、自然の中でクイズやゲームをしながらウォーキングする青川探検隊プログラム、空き瓶を使ったオイルランプ作りなど、キャンプ場での時間を充実して過ごすための多彩なイベントが盛りだくさん。

それだけではなく、肝心の宿泊も凄いんです。車乗り入れができるオートサイトが3つとバイク・自転車専用のライダーズサイトが1つ! (合計4つ)。しかもオートサイト3つにはそれぞれ特徴があります。芝生が敷かれ開放感抜群のオープンサイト、川沿いに駐車でき目の前で水遊びもできる水辺サイト、のんびりゆったりできるプライベートサイト。

車が入れないいわゆるフリーサイトも凄い。大自然を活かし切り立った崖が眼の前に迫るような壮大なロケーションの「かもしかキャンプフィールド」や「BESS(ベス)」という人気ブランドの小屋を使った「小屋キャンプ! ? 」のようなことができちゃう施設も!

さらにログハウスやキャビン、コテージなども充実し様々な楽しみ方や過ごし方に対応している、というわけです。車で名古屋から1時間、京都・大阪から1時間20分とアクセスも良好。初心者からベテラン、おひとり様からファミリーまでキャンプライフを満喫できます!

  • キャンプ場名:青川峡(あおがわきょう)キャンピングパーク
  • 住所:三重県いなべ市北勢町新町614
  • 電話番号:0594-72-8300
  • 営業期間:通年
  • 電源サイト:あり
  • コテージやバンガロー:あり

東海エリアのキャンプ場は、レベルが高い! レンタル品を活用して、手ぶらでキャンプライフを楽しもう

画像: 東海エリアのキャンプ場は、レベルが高い! レンタル品を活用して、手ぶらでキャンプライフを楽しもう

紹介した東海エリアのキャンプ場はこの時期だからこそ特に行きたいスポットを厳選しました。海に山に川に1日中遊べ、キャンプもでき、良いとこ取りの素晴らしい施設ばかりです。手ぶらで安心して楽しめるからこそ、気軽にトライしてみたいものです。

初心者、ベテラン問わず思い立ったらすぐにでも行けるようなスポットですので、早めに予約してひと夏の貴重な思い出にしてくださいね。通年営業のキャンプ場もありますが、暖かい季節に、一度行ったら病み付きになって、また違う季節でも楽しみたくなりますよ。

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