キャンプ場には「消灯時間を守る」や「ごみを分別する」などのルールがあります。それらを守るのは当たり前のことですが、その他にもキャンプをするなら知っておきたいマナーがあります。キャンプの楽しみ方は人それぞれですが、最低限のマナーを知っておかないと周囲に不快な思いをさせることも。今回は、知っておきたいキャンプのマナーを5つ説明します。

1. 他のキャンパーのサイトを横断しない

知らず知らずのうちにやってしまいがちなマナー違反が、他のキャンパーのサイトを横断することです。キャンプ場のサイトは高い塀で囲われているわけではないので、トイレや炊事場へ近道しようと無意識に他のサイトへ入ってしまっている人を見かけます。しかし、サイト内はプライベートゾーン。住宅街で言えば、他人の家の敷地に入ってしまっているのと同じです。フリーサイトでも他の人が設営している場所には入らない気遣いが必要です。

特に子どもは楽しく走り回っているうちにエリアを超えてしまうことがあるので、しっかり伝えて目を配るようにしましょう。相手に迷惑をかけるだけでなく、テントやタープを張っているロープに足を引っかけて怪我をしてしまう危険性もあります。

画像: 1. 他のキャンパーのサイトを横断しない

2. 炊事場を使う前に洗い物の汚れを落とす

キャンプで食事を楽しんだ後、気を付けたいのが洗い物です。汚れた食器をそのまま炊事場で洗うと、生ゴミなどの汚れで排水溝を詰まらせてしまう恐れがあります。そのため、食器についた汚れは、洗う前に最低限落としておくことが大切です。拭くものがなくて困らないように、新聞紙やキッチンペーパーなどを準備しておきましょう。また、汚れを落とすために便利なグッズもあるので、このあとご紹介いたします!

画像: 2. 炊事場を使う前に洗い物の汚れを落とす

洗う前に汚れを簡単処理! LEC(レック) キッチン スクレーパー

キャンプで炊事場を利用するなら、スクレーパーを持っていくと便利。このヘラは角・丸み・平らの3つの箇所に対応できる形状をしており、フライパンや鍋など調理器具に合わせて使い分けできます。特に平らな部分は、カレーなどベタベタくっついた汚れを落とす際に効果的。

マナーを守れるだけでなく、洗う時間や洗剤の量を減らせるというメリットも。新聞紙やキッチンペーパーで何度も拭かずに済む点もうれしいですね。サイズは約8×10.5cmでとてもコンパクト。食器洗いセットに加えてもかさばりません。価格はAmazonで約250円と、気軽に取り入れやすいところも魅力的です。

3. 夜は車のドアを開け閉めする回数を減らす

自然に囲まれ遮るものがないキャンプ場の夜は意外と音が響きます。そんな中で車のドアを開閉する音が何度も聞こえてきたらどうでしょう。すでに寝ている人がいたら起こしてしまうかもしれません。なるべく、必要なものは日中に車から出しておくようにしましょう。

とはいえ、突発的に必要なものが出てくることもあるでしょう。そんなときは他にも必要なものがないか確認し、ドアの開け閉めは最低限にするようにしましょうね。

画像: 3. 夜は車のドアを開け閉めする回数を減らす

4. いびき対策をする

マナーに気を付けている人でも見落としやすいのがいびき対策。悪気がなくとも、騒音として周りのキャンパーに迷惑をかけてしまうことがあります。日常でいびきを指摘されたことがある人は、いびきを抑さえるアイテムで対策しましょう。

貼るだけでいびきを軽減! セレブリーズ 30枚入り

唇の上下に張貼り付けるだけで鼻呼吸を促し、いびきを軽減してくれるマウステープです。鼻呼吸をすることで口内が乾燥しにくくなり、起床時に不快な思いをしなくて済むというメリットもあります。

このテープは通気性の高い不織布素材を使っているため、汗等で蒸れてもはがれにくいため、汗をかきやすい真夏のキャンプにも対応可能。いびき対策アイテムとしては、マウステープ以外にも顔全体を覆うサポーターなどがありますが、サイズが合わないと寝苦しい思いをするかもしれません。その点、マウステープなら圧迫感もなく気軽に取り入れられます。

価格はAmazonでおよそ500円。いびきが気になる人は、マナーを守るために用意しておきましょう。

5. ゴミが見えないようにする

ゴミが入ったビニール袋を放置すると、キャンプ場の雰囲気を損ねてしまいます。自分は気にならなくても、周囲のキャンパーが不快に思う可能性も。そのため、中身の見えないゴミ箱を用意できたら、マナーの面でも上級キャンパーと言えるでしょう。また、キャンプ場でのゴミ捨ては分別が基本です。ゴミ箱を選ぶ際は、分別できるかどうかも確認しておきましょう。

6種類まで分別可能 ! DOD(ディーオーディー) ステルスエックス

ふたがウッド天板になっているゴミ箱です。中にはフックが12か所ついており、それぞれにビニール袋の持ち手をかければ、ゴミを6種類に分別して収集できます。横の隙間からゴミを入れられるため、ふたを開けるひと手間が不要。ふた部分はテーブルとしても使え、簡単な調理作業にも対応しています。

また、内側の布地はコーティングが施されているので、ゴミを捨てる際に汚れてしまっても水拭きで落としやすくなっています。付属のキャリーバッグにコンパクトに収納できるのもポイント。価格はAmazonでおよそ7,000円前後です。

最低限のマナーを守ってキャンプを気持ちよく楽しもう

画像: 最低限のマナーを守ってキャンプを気持ちよく楽しもう

いつもと違う環境では、気を付けているつもりでも、思いもよらないところでマナー違反をしてしまうかもしれません。事前にキャンプならではのマナーをチェックして、少し心がけるだけで、自分も周りも笑顔の思い出が増えるでしょう。今回紹介したマナーやグッズを参考にして、気持ちよくキャンプを楽しんでくださいね。

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