皆さんは「ファットバイク」という自転車をご存知でしょうか? その名の通りタイヤが〝太い(ファット)〟自転車のこと。未舗装路や雪地を走れるように想定して作られ、アウトドアの頼れる相棒なんです。そこで今回は、ファットバイクの基礎知識とおすすめモデルをご紹介! 気になっている方はぜひチェックしてください!

タイヤの太いファットバイクってどんな自転車? 乗り心地やメリットとは?

抜群の安定感! 極太タイヤだから初心者でも安定感のある独特の乗り心地

ファットバイクの最大の特徴が、その極太のタイヤ。タイヤの太さは4~5インチ(1インチ=2.54cm)。一般的なマウンテンバイクの約2倍、本格的なロードレーサータイプの約4~5倍にもなり、抜群の安定感を誇ります。

タイヤが太いと地面との接地面積が増えるため、自転車初心者でも安心して乗れると評判。スポーツバイクの細いタイヤでは不安な方も、スイスイ乗り回せますよ。見た目のわりにフワフワとした乗り心地を楽しめるのも魅力の一つです。

アウトドアシーンで真価を発揮! 荒れた道や雪の上でも走れるパワフルさ

ファットバイクは、寒冷地で知られるアメリカの北部で生まれたと言われています。太いタイヤによって雪の上でもパワフルに走れるように設計されたため、開発された当初は「アドベンチャーバイク」という位置づけでもあったと言われています。

そのため、通常の自転車では走れないようなデコボコ道(荒地)でも、タイヤが地面をしっかりと、グリップしてくれるので、アウトドアの頼れる相棒になるでしょう。

地面の荒れ(凸凹)が気になるときは、意図的にタイヤの空気圧を少し抜いて調整するという裏技も! こうすることでタイヤが程よくつぶれ、路面からの衝撃や振動を吸収して走行を少しでも安定させる効果を得ることができます。

アウトドアで機能性もデザインも妥協したくない人必見! ビジュアルや色合いが目立つと評判!

極太のタイヤはインパクト抜群で、周囲の注目をあびること間違いなし。人と違う自転車に乗りたいけれど、機能性もデザインも妥協したくないという方は、ファットバイクを候補に入れてみるのはいかがでしょうか。

画像: アウトドアで機能性もデザインも妥協したくない人必見! ビジュアルや色合いが目立つと評判!

タイヤの太いファットバイクにはどんなデメリットがあるのか? スピードは出るのか?

重量がかさみがち

タイヤが太いという事は、その分、タイヤの重量が増えるということ。太いタイヤを支えるリムも大きくなるので、総合すると...通常の自転車よりも全体の重量は増えがちです。

スポーツバイクは8kg前後の製品がポピュラーですが、ファットバイクの重量はモデルにもよりますが、おおむね15kg前後。自転車を電車で運ぶ、なんていうときにはやや苦労するでしょう。

スピードはあまり出ない

ファットバイクは安定感抜群な代わりに、スピードを出すのはやや苦手な自転車。その理由は、タイヤが地面に多く接地しているため、漕ぐ力をより必要とするからです。そのため、爽快に走るというよりは、のんびりゆったり走ることを得意とするモデルとなります。

ファットバイクの基礎知識やメリット・デメリットが分かったところで、次はちょっとマニアックなおすすめのモデルを厳選して7点ご紹介! ファットバイクの購入を考えている方の参考になればと思います。

画像: スピードはあまり出ない

【おすすめファットバイク①】キャノンデール(CANNONDALE) FAT CAAD斬新なサスペンション! 

キャノンデール(CANNONDALE)はアメリカを代表する自転車メーカーであり、アルミ製造技術に自信を持ったフレームを採用することで評価の高い信頼のブランド。ロードバイクだけでなく、ツーリングバイク、MTBなど幅広くバイクをリリースしています。

そんなメジャーブランドが近年になってリリースしてきたのがファットバイク。最大の特徴は、フロント部分が片側1つだけ......「レフティ」と呼ばれる片持ち式のサスペンション。これはキャノンデール独自の機構となっており、片持ち式にすることでファットバイクのネックである重量を軽減。

さらにスタイリッシュさをアピール。もっさりしがちなファットバイクのビジュアル面もカバーしています。

フレームにはキャノンデールお得意のアルミ素材を採用。自転車のロードレース、ツール・ド・フランスでも使用される高性能軽量アルミフレームは、今までのファットバイクにない軽快なハンドリングを実現しています。

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