お風呂・シャワーなど入浴施設がないキャンプ場での注意点3つ ポリタンク必須・排水場所の確認・石鹸は使わない
お風呂のないキャンプ場でシャワーを使うとき、3つのポイントに気をつけましょう。
水がたっぷり入るポリタンクを持って行こう
身体をしっかりと洗うために必要になるのが、大量の水です。水自体は現地で調達するにしても、容器は自分で用意しましょう。おすすめはポリタンクです。
特に夏場は、ポリタンクを日向に数時間置いておけばぬるま湯程度の水温になり、心地よく利用できます。一方で肌寒い日は温まらないので、そののまま浴びると体調を崩してしまうおそれがあります。
どうしてもシャワーを浴びたい場合は、焚き火等でお湯を沸かしてポリタンクの水に混ぜる等の工夫(水温調整)してご活用くださいね。
水の流れていく先に注意! 排水溝の位置を確認しよう
大量の水で体を洗う場合、水の流れていく先に注意しましょう。自分のテント周りが水浸しにならないようにするのはもちろん、近隣のキャンパーに迷惑をかけないようにしてください。水が排水溝などに流れていくよう、位置に注意しましょう。
石鹸類は使用しない! ドライシャンプーや洗顔シートを活用しよう
ボディソープ、シャンプー、洗顔フォームなどの使用は、キャンプ場の土壌や水質を汚染してしまうので使用してはいけません。洗顔シートやドライシャンプーなどと併用すると、石鹸を使わなくても身体を綺麗にできます。
ポリタンクシャワーがあれば入浴施設がないキャンプ場でも安心! 手動・電源不要なのでアウトドアで大活躍
1. 20リッター ポリタンク 手動式シャワー セット
20リットルポリタンクとシャワーポンプのセットです。シャワーは取り外しができるので、ポリタンクのみとしても使えます。手動のポンプで圧を上げてシャワーを出す仕組みです。ポンプを20回程度押すことで、約1.5リットルの水が出ます。
水が出る持続時間は、ポリタンク内の水量によって変わりますが、目安としては15〜30秒ほど。また、ポリタンクを地面に置いて使うより、腰までの高さの台などに置いた方が、かがむ必要がなく快適に使用できます。
砂遊びや泥遊びなどで汚れてしまい、拭くだけでは気持ち悪いというときにおすすめのアイテムです。手動タイプなので、電池切れや水没による故障の心配もがありません。
シャワーテントもキャンプ場での入浴必須アイテム ペグで固定可能・折り畳み可能で持ち運びしやすい・透けない!
2. Field to summit(フィールド トゥー サミット) プライバシーテント
奥行110cm×幅110cm×高さ195cmで、床面シートのないテントです。レフ板のように折りたたんで小さく収納でき、重さも約1.7kgなので楽に持ち運びできます。簡単に組み立てることができるうえ、ペグがついているのでしっかりとした固定が可能。
テントの上部にはシャワーヘッドを固定するためのアクセサリーがついているので、シャワーの時に手がふさがることもありません。
プライバシーテントによっては、外よりもテントの中が明るいとシルエットが透けてしまうものもあります。しかしこのテントは透けないので、時間帯や天気などを気にせずに身体を洗えます。
床面が無いので、内部に水が溜まってしまう心配もありません。シャワー以外でも、着替えやプライベートスペースとして使用可能です。