【スキットルの基本情報・使い方】スキットルはお酒を携帯できる小型水筒 水筒と同じ様に使えば◎
スキットルとは?
「スキットル(skittle)」とは、お酒を携帯するための小型水筒の呼び名。ウイスキー、バーボン、ウォッカなど、比較的アルコール度数の高い蒸留酒を入れて持ち歩くのが一般的です。
ボトルに使われている素材はステンレスやチタン、ピューター(錫を主成分とした合金)などの金属。中でも、軽くて丈夫な上、お酒に金属の味や臭いが移りにくいチタン製のものがおすすめです。
スキットルの使い方
お酒などを入れて持ち運ぶスキットルですが、使い方は一般的な水筒と同じです。スキットルに入れたお酒を小さなコップに移し替えたり、飲み口に直接口をつけて飲んだり。ポケットに入れておいて好きなときに取り出し、大自然の中でお気に入りのお酒を飲めば、それだけで贅沢な時間になりますよね。
ただし、スキットルは飲み口が小さめなので、お酒を注ぐときは「ロート」や「上戸(じょうご)」と呼ばれる道具を使いましょう。専用ロートが付属する場合は、それを使うと便利です。普段の調理で使用しているロート、または注ぎ口付きの計量カップなどでも代用できます。
【スキットルの洗い方】飲み口だけ食器用洗剤で洗い中は熱湯ですすぐだけ チタン製はホワイトビネガーも効果的
やや洗いにくいのがスキットルの難点ですが、アルコール度数の高いお酒を入れて使用する分には雑菌が繁殖しにくいので、それほど神経質になる必要はありません。あまり汚れていなければ、飲み口だけ食器用洗剤で洗い、中は熱湯を入れてすすぐだけでも十分です。
この洗い方だけでは不安な場合は、お湯に漂白剤を混ぜてつけ置く、お湯とホワイトビネガーを入れて振る、などのお手入れ方法もあります。これらの方法はチタン以外の金属には向かないことがあるので、素材に注意しましょう。
汚れがひどいときには、ボトルに細かく砕いた卵の殻、または砂を入れて、よく振って中の汚れを落とす方法もあります。ただし、やり過ぎると内部を傷つけるので注意が必要です。また、仕上げに熱湯でしっかりと消毒することも忘れないでください。

それでは、おすすめのスキットルを9つご紹介していきます!
スノーピークのロゴがワンポイントのシンプルデザイン ポケットに収納しやすい縦長の長方形・大容量の丸型・酒筒型
まずはアウトドア用品の定番ブランド「スノーピーク」のチタン製スキットルをご紹介。ポケットに収納するなら縦長の長方形がおすすめです。もう少し容量の多い物を…とお探しの方には丸型の方が容量が多いのでおすすめです。
日本のメーカーならではの一升瓶のような形をしたスキットルもユニークでおすすめです。
1.スノーピーク(snow peak)チタン スキットル
厚みがあまりなく、ポケットにスッと収まる縦長の長方形モデル。ボトル本体下部のブランドロゴがワンポイントになっています。
プラスチック製の専用ロートが付いていて、お酒を移し替える際に役立ちます。さらに、デザイン性の高いシンセティックレザー(合成皮革)製の専用ケースも付属。本体を傷や汚れから守ってくれます。容量はM(140ml)とL(170ml)の2サイズ。重量はMサイズで80g、Lサイズで88gと非常に軽量です。
デザインはシンプルでありながら、カーブを描くようなフォルムが美しく、スタイリッシュなのが魅力。ギフトボックス風のデザインパッケージもおしゃれなので、プレゼントにもおすすめです。

140mlのMサイズ
170mlのLサイズ
2.スノーピーク(snow peak)チタン丸型スキットル
本体のラウンドフォルムは、手になじみやすい上、眺めているだけでほっこりします。先にご紹介した長方形モデル同様、専用のロート、収納ケース、ギフトボックス風のデザインパッケージが付属。付属の収納ケースは手触りがよく、優しい印象のカラーが採用されています。
容量は190ml。長方形モデルに比べると容量が多いので、ショットグラスに移して、仲間と一緒にお酒をたしなむといった楽しみ方もできます。
3.スノーピーク(snow peak) 酒筒
日本のアウトドアブランドであるスノーピーク。そんな日本のメーカーならではの日本酒を入れ、持ち運ぶことを目的として販売されているスキットルがあります。日本酒好きの方におすすめです。日本酒の一升瓶のような形をしたデザインで、スッキリとシェイプされた形状なので日本酒をお猪口に注ぎやすいです。チタン製だからこそ、匂いうつりを気にせずお好きな日本酒を入れていただけます。シングルウォールでキャンプ場の冷たい川につければすぐに冷やすことができ、日本酒の適温を管理しやすいボトルです。
燕三条の技術があってこそのスキットル
実は一升瓶の形をしているというのは簡単な話ではありません。一升瓶ならではのフォルムは一般的な金属加工の内から外へ力をかけての器状では表現できません。酒筒上部の口を狭めるために外から内に力をかけ、下部は従来通り内から外へ力をかけて器状しています。これはスノーピークが本拠地を置くものづくりの町「燕三条」の職人の技術があってこそです。