焚き火は暖を取るときや料理をするときなど、キャンプ好きには欠かせないものです。しかし、なかなか火が付かなくて苦手という方も多いのではないでしょうか。「本当は一から火をつけたいけれど、時間がない」「寒いから早く火がほしい」と思うときもありますよね。そんな方のために、手間取らず焚き火を起こせるアイテムと、着いた火を長持ちさせる方法を、キャンプ歴15年の筆者がお伝えします!
【火起こしの便利グッズ】着火剤はおすすめお助けアイテム! 火起こし器と合わせて使えばキャンプで焚き火をスムーズに始められる
火起こしを手助けるおすすめアイテム「着火剤」です。焚き火で初めの着火がうまく行かないというひとにおすすめです。着火剤も種類がいろいろあるので要チェックです。
3. ワンダーブリッツ ワンストライク
ドイツのワンダーブリッツ社による固形型の着火材です。マッチのように箱側面を擦って着火するため、ライターやマッチいらずで火をつけられます。圧縮木質繊維にパラフィンオイルを練り込んでおり、一度燃え出すと数分間燃え続けるため焚き付けに最適。
楽天市場では、6個入りで300円程度(輸入品のため価格は販売者により前後します)というコストパフォーマンスの良さ。ただし湿気に弱いため、乾燥した場所に置いておく必要があります。しかし、これだけ持っていればいいという安心感があるのは、心強いですよね。
4. LOGOS(ロゴス)着火剤 防水ファイヤーライター
固形型着火剤の弱点は「湿気」ですが、こちらの着火剤は湿気に強いのが特徴です。なんと、水に浸けても一発着火できるほどの防水性能! また、他社着火剤の燃焼時間が1個当たり5~10分のものが多いところ、この防水ファイヤーライターの燃焼時間は最大17分と、全着火剤の中でも最長クラスです。これさえ持っていれば、紙類や小枝を採集する工程を飛ばし、いきなり薪に着火することも可能です。
ただし臭いが強いため、焚き火で調理をすると料理に臭いが移ってしまう恐れが。そのため、調理用ではなく、あくまで焚き火用として使用するのがおすすめです。
高い耐湿性のおかげで長期保存にも適しています。そのため、1度のキャンプで少量しか使用できなくても、翌年へ繰り越しての使用が可能で、長期的に見てお得な商品です。