新車のキャンピングカーは高くて手が出ないという人には、比較的手頃な中古がおすすめです。とはいえ決して安い買い物ではないので、選び方では失敗したくないもの。そこで、中古キャンピングカーを購入する際にどこをチェックすべきか、そのポイントを伝授します。

キャンピングカーにはさまざまな種類がある!

キャンピングカーはその構造やベースとなる車両によってタイプが分かれます。

商用バンやワンボックスをベースに必要な装備を加えた(=コンバージョン)タイプの「バンコン」、マイクロバスがベースになった「バスコン」、トラックの運転席部分を残し、貨物部分をキャビン(居住空間)に載せ替えた「キャブコン」など、種類はさまざま。近年では、軽自動車のワゴンや軽トラックをベースにした「軽キャンピングカー」が人気で、「軽キャン」「軽キャンパー」などの名前でも親しまれています。

保管場所や日本の道路事情から考えると、小回りが利いて場所も取らない「バンコン」や「軽キャンピングカー」に目が行きますが、どのタイプにもメリット・デメリットがあります。予算や保管スペースの状況、家族構成、利用目的など、多方面から考えて最適な車両を選びましょう。

中古キャンピングカーのメリットとデメリットを知ろう

メリット1:新車よりも安く買える

中古キャンピングカーの最大のメリットは、新車に比べて購入費用が安く抑えられる点です。新車の場合、もっとも人気のあるバンコンタイプの車両本体価格はだいたい300万円台からで、中には1,000万円以上もする高級車もあります。一方中古では、年式や走行距離、車両の状態によりますが、バンコンでも価格が100万円を下回る車種も。新車と比較するとかなり安く購入できるのがポイントです。

メリット2:オプション(装備品)が付いていてお得

ヒーターやサブバッテリーなどは、キャンピングカーに付けておきたい装備です。新車を購入する場合、これらをオプションとして追加しなければならず、車両本体価格にその金額がプラスされます。その点中古は、前オーナーが取り付けた装備品込みの価格で購入できるのでかなりお得です。

メリット3:新車よりも納車が早い

中古のキャンピングカーは、新車で購入するよりも早く納車されます。新車の場合、購入手続きから納車までに数カ月を要するケースが多い上、人気の車種では1年待ちも珍しくありません。少しでも早くキャンピングカーに乗ってお出かけしたい人には、中古がおすすめです。

デメリット:修理やメンテナンスに多額の費用がかかることもある

中古キャンピングカーは、いわば他の人が使用した「お古」なので、多少なりとも傷や劣化がつきものです。また、たとえ現物確認を行っても、前オーナーが実際にどのように使っていたかはわかりません。そのため、想像以上に傷みや消耗が激しく、修理やメンテナンスに多額の費用がかかることも。

さらに、車両の年式によってはメーカーサポートが受けられない、修理に必要な部品が入手できない、といったケースも起こり得えます。購入の際にはメーカーサポートの有無をきちんと確認しましょう。

画像: デメリット:修理やメンテナンスに多額の費用がかかることもある

整備記録・年式・走行距離・オプションは要チェック

気に入った車種が見つかったら、一般の中古車選びと同様に、整備記録を必ずチェックしましょう。また、年式と走行距離の確認もおすすめします。特に価格が安い場合は、年式が古かったり、走行距離が長いにもかかわらず整備が不十分だったりするケースが多く、金額だけで購入を決めてしまうのは危険です。安価な中古車は導入費用を安く抑えられますが、購入後の修理やメンテナンスのために、かえってコストがかかることがあるので注意しましょう。

また、中古キャンピングカーを吟味する上で、装備品のチェックも欠かせないポイントです。例えば冬場や寒冷地でのキャンプに使うならヒーターは必需品です。そのほか、冷蔵庫、電子レンジ、トイレなど、求める機能が備わっているかどうかを確認しましょう。予算と相談しながら、気に入った車両が見つかるまで地道に探すのがおすすめです。

画像: 整備記録・年式・走行距離・オプションは要チェック

手入れの良し悪しは、備え付け家具やシートの状態でわかる

エンジンに異常がない、ドアがきちんと閉まるなど、車両本体に不具合がないことを確かめるのはもちろん、備え付けの家具、床やシートの状態も細かくチェックしましょう。傷が少なく、状態が良ければ、前オーナーがそれだけ大切に使っていた証拠です。反対に、一見きれいに清掃されているようでも傷が目立つようであれば、車両を雑に扱っていたと推測できます。

車内のチェックで特に注意したいのは、雨漏りや水漏れの有無です。窓の周辺や天井などに水の流れた跡がないか確認してください。また、装備品を取り付ける際、ボディに穴開け処理を行っている場合があります。そのような箇所があれば、周りに雨シミがないか確認しましょう。また、キッチンや水道周りなどに水漏れがないか、入念にチェックすることもおすすめします。

画像: 手入れの良し悪しは、備え付け家具やシートの状態でわかる

中古キャンピングカーはどこで選ぶべきか?

中古キャンピングカーはネットオークションサイトなどにも出品されており、状態の良いものを安く購入できることもあります。ただし、これは運が良ければの話で、車両の現物を見ずに購入するのはリスクが大きいといえるでしょう。個人間の売買では、アフターサービスなどを受けることもできません。

中古キャンピングカーの購入にあたっては、現物確認や試乗を行うのが理想です。ネット購入はできるだけ避け、販売員の話を直接聞ける実店舗で購入しましょう。さらに、一般的な中古車販売店よりは、キャンピングカーに特化した専門店がおすすめです。販売員の知識が豊富、修理やメンテナンスについて気軽に相談できるなど、アフターサービスが充実している店舗を選びましょう。

画像: 中古キャンピングカーはどこで選ぶべきか?

街乗りでも違和感がない「バンコン」なら、キャンプ以外の用途にも使える!

ここまで中古キャンピングカーの選び方のポイントをご紹介しましたが、実際に購入を検討するにあたっては、どのタイプを選ぶべきか迷いますよね。

キャンピングカーの運転に慣れていない、普通車と同じような感覚で乗りたい、といった人に筆者がおすすめしたいのは、商用バンやワンボックスをベースにつくられた「バンコン」です。ボディの見た目からはキャンピングカーとわかりづらく、街乗りでもあまり目立ちません。「キャンピングカーは欲しいけどキャンプだけの利用ではもったいない」「家族の送迎やショッピングの際の荷物運びなどに使いたい」という人には、普段から移動手段として車両を活用できるメリットがあります。

バンコンは少人数でキャンプするには大きすぎるのではないか、と考える人もいるかもしれませんが、車内で快適に過ごすには少し広めに感じるくらいがぴったりです。2人旅向けの内装が用意されているものもあり、少人数での利用であっても広いスペースが無駄になることはないでしょう。

画像: 街乗りでも違和感がない「バンコン」なら、キャンプ以外の用途にも使える!

気兼ねなく使える中古キャンピングカーは初心者にもおすすめ

画像: 気兼ねなく使える中古キャンピングカーは初心者にもおすすめ

キャンピングカーに限らず、新車に乗ると汚したり傷つけたりしないかが気になって、落ち着かない人も多いのではないでしょうか。その点、中古は多少の汚れや傷を気にせず乗れるのも魅力です。したがって手軽に車両を導入したい人や、小さな子どもやペットを連れてキャンプに行く人などには、中古キャンピングカーがぴったりです。購入を検討する際は今回ご紹介した選び方のポイントをぜひ参考にしてください!

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