ガーランド(壁やドア・窓などを装飾するために、花や葉っぱなどを繋げて網状にしたもの)や可愛い器などを使ってガーリーなスタイルのキャンプを楽しむ人もいれば、材料は現地調達だ!という、野性味のあるキャンプを楽しむ人など千差万別です。そこで今回は男性に焦点を当て、男心をくすぐる人気のキャンプ道具をご紹介いたします。
キャンプに慣れている人ほど、荷物はコンパクト キャンプには、軽量で高機能な道具を持っていこう
バイクでキャンプ地を訪れる男性はとても多く、慣れている人ほど荷物がコンパクトです。どんなキャンプ道具を使っているのかチラっと見てみると、コンパクトで機能性が高い物や、デザインはシンプルなのに何故か格好良く見える物ばかり。
男性が求めるのは自然との融合やワイルドさが感じられる、ちょっとスパイシーなキャンプ。憧れるギアにもこだわりを持っています。また、ヴィンテージや年代物にも心を揺さぶられる男性が多いですね。キラキラ可愛いガールズキャンプとは違い、大人の男らしさを感じます。実際に男性がどんなキャンプ道具に魅力を感じているか、少しご紹介しましょう
刃が丈夫で、木が削りやすいモーラナイフ 焚き火の際に薪を切るのにおすすめ
日が沈み、辺りが暗くなってくると焚き火の炎が美しく感じますよね。キャンプ場では、焚き火を楽しむために薪を割ったり、枝を集めたりしているキャンパーをよく見かけます。ベテランになると着火剤などは使わず、ナイフで器用に薪を裂いたり、フェザースティック(木の枝や薪の細くカットしたものを薄く削った着火剤のこと)を作ったりと、ワイルドに着火している人が多いです。
このときにおすすめなのがスウェーデン生まれのMorakniv(モーラナイフ)。無骨なビジュアルが女性からすると男らしく見えます。手になじみやすいラバーハンドルは初心者でも持ちやすくなっていて、刃も丈夫なので木が削りやすいです。
そのほかにも、フランス生まれのOPINEL(オピネル)や、ノルウェーのブランドのHelle(ヘレ)なども人気。お気に入りのナイフが1本あれば男前キャンプのレベルが上がりますし、ナイフをさりげなく使いこなせる男性はとってもカッコイイですよ!
男心をくすぐるヨコザワテッパン 持ち手がなく収納が便利な上、肉も魚も美味しく焼ける
キャンプに欠かせないスキレットやダッチオーブンもキャンパーの人気アイテムなのですが、より男心をくすぐるのは粘板岩でできたスレートプレートや鉄板。置いてあるだけだと、ただの小さくて黒い鉄の板なのに、キャンプに持って行くと急に威力を発揮するんです。中でも「魔法の鉄板」だと噂のヨコザワテッパン。持ち手すら無い板なので収納が便利な上、肉も魚も美味しく焼けます。
A5サイズなので、キャンプ道具が制限されるツーリングキャンプや登山にもおすすめ。キャンプ好きの有名芸能人が愛用しているWOOPs(ウープス)の鉄板も捨てがたいですが、ヨコザワ鉄板は、1辺の曲がりも無い「板」という点が収納に活かされる、シンプル・イズ・ベストな凄い奴なんです。
ドリッパーはコンパクトに収納できるコーヒーバネット コーヒーミルはスタイリッシュなポーレックス
テントや焚き火台などの設営が終わったら、待ちかねたビールで喉を潤すという人は男女問わず多いのですが、コーヒーでのんびり寛ぐという人も少なくありません。ゆっくりと手でハンドルを回しながら豆を挽き、1滴ずつ丁寧にドリップする工程は何とも贅沢で優雅な時間です。せっかくなら、コーヒータイムも無骨なアイテムで固めましょう。
ドリッパーの中でもキャンプ用としておすすめなのは、ユニフレームの人気商品「コーヒーバネット」。コンパクトに収納でき、愛用者が多い逸品です。肝心のコーヒーミルは、ポーレックスのコーヒーミルに軍配が上がります。実は筆者もずっと憧れているお品です。シンプルで、スラリとしたスタイリッシュな姿に魅力的を感じて止みません。
ミリタリーグッズやヴィンテージ品 男心をくすぐるキャンプ道具は他にもたくさん
他にもミリタリーグッズやヴィンテージ品など、男心をくすぐるキャンプ道具はたくさんあります。例えばVictorinox(ビクトリノックス)の、マイナスドライバーやはさみなどが一つに収められているマルチツールや、シャビー感が魅力のFEUERHAND(フュアーハンド)のランタン、使い込むほど味が出るOPTIMUS(オプティマス)のガソリンストーブなど、ちょっぴり自慢したくなるような品ばかり。だからキャンプは止められないんですね。