アウトドアでお湯を沸かす時にみなさんは何を使いますか?おそらくバーナーを使用する方が多数派で、アルコールストーブの方は少数派でしょう。筆者も基本的にはバーナーを使いますが、「Bush Craft Inc./ポケットアルコールストーブ」を入手してから、後者をよく使用するようになりました。便利さは間違いなく「バーナー>アルコールストーブ」なのに、筆者がなぜ愛用するようになったのか。バーナーでは味わえない魅力をレビューします!
「Bush Craft Inc. / ポケットアルコールストーブ」とは
突然ですが、写真の四角いケースは一体なんだと思いますか?
前情報無しで見ると「マッチ箱?」「小物入れ?」などの答えが浮かびますが、正解はアルコールストーブ。
「Bush Craft Inc. / ポケットアルコールストーブ」は珍しい四角い形状をしています。
とはいえ、あくまでアルコールストーブなので出来ることは限られています。
ですが、ポケットアルコールストーブを入手してから「お湯を沸かす」という行為がとても楽しくなりました。
なぜ筆者がそう感じるに至ったのか、この記事ではこのギアの魅力や使い勝手をレビューしていきます。
ポケットアルコールストーブの組み立て方
このギアは本体、ゴトク、耐熱下敷きで1セットとなっています。
構成するパーツがシンプルなので、もちろん組み立て方もシンプル。
ゴトクを組み立て、本体のフチに引っかければ完了です。
ゴトクの窪みが本体にフィットする構造となっているので、使用時にゴトクがぐらつくことはありません。小さいながらもしっかりとした造りになっているのは助かりますね。
テーブルの上などで使用するときは耐熱下敷きも忘れないようにしましょう。
ゴトクは本体のなかにすっぽりと収まります。
収納時はとてもコンパクトになるので持ち運びはまったく苦になりませんよ。
◼︎SPEC
・サイズ(mm):幅100,奥行65,高さ20
・缶重量:36g
・材質:[缶ケース]スチール[メッシュ]ステンレス
30mlの燃料で10〜13分燃焼可能
ポケットアルコールストーブの燃焼には燃料用アルコールが必要です。
燃焼時間は30mlで10分〜13分ほど。カップ麺や飲み物用のお湯を沸かすには問題ありません。
気温22度、無風の状態で200mlの水を加熱したところ、6分ほどで沸騰させることができました。
また、燃料は必要な分だけ小分けにして持ち運ぶのがおすすめです。
ポケットアルコールストーブのコンパクトさを活かすためにも、どれだけの燃料が必要なのかを見極められるようになりたいものですね。