こんにちは!キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は、新型の面白そうなウッドストーブを見つけたので購入してみました。進化形ウッドストーブ『Fire Beast2』が一体どんなものなのか、検証してご紹介していこうと思います!
※本記事には、プロモーションが含まれています。
進化形ロケットストーブ『Fire Beast2』 税込6,380円

今回ご紹介するのは『Fire Beast2』です。
定価6,880円のところ、500円オフクーポンを使って6,380円で買えました。

スペックをチェック
ロケットストーブ『Fire Beast2』
- 収納サイズ:105×105×162mm
- 展開サイズ:168×134×196mm
- 重量:約600g
- 材質:ステンレス鋼
スタイリッシュな二重構造の小さなストーブ

おお、かっこいい!このスタイリッシュなデザインに惹かれて買ってしまいました。
かなり小さなストーブです。
よくある小型の商品は、内側の部分がステンレスの円柱状のストーブが多いと思います。

一方『Fire Beast2』は二重構造になっているので、温められた空気が上に行って吹き出してくる2次燃焼構造を備えています。
面白いところは、さらに外側にかっこいいプロテクターのようなものが付いていること。
これがスタイリッシュなデザインに繋がっていると思いますが、ただ見た目だけではありません。

資料を見ると、燃焼中に手で触れてしまっています。
間違えて触れてしまっても火傷を負わないという、プロテクターの役割も果たしています。
ステンレスの二重構造に加えて、外側のプロテクターもついているので少し重量はあります。重さを測ってみると696gでした。
脚と五徳を展開して組み立て

脚と五徳を展開するのが非常に簡単だと書いてあります。
脚と五徳はプロテクターに隠されてるんですよ。

動きは硬くもなく、緩くもなくというちょうどいい感じ。
仕組みも使いやすそう。そして、かっこいいです。

プロテクターが五徳と脚を収納して目立たなくする役割も果たしているんですね。

面白い仕組み。こんなウッドストーブ、今まで見たことありませんね。

置いてみると、かなり安定感があります。
3本脚だからどうかなと思いましたが、結構長めに外に突き出しているので本体をしっかり安定させてくれています。
五徳も強い。手でぎゅっと押してもビクともしません。

さらに五徳は、外側の展開するものだけではなく、内側にも作られています。
だからシェラカップのように小さなものでも、内側の五徳の上に乗せれば使えます。

そして外側にも頑丈な五徳があるので、スキレット等も置けるほど安定感がありますね。
小さいですが、機能的でかっこいいんですよね。
それほど軽くはないので、徒歩での持ち運びに適してるとは言えないかもしれません。

サイズがコンパクトなので、蓋は閉まらないものの、一般的な丸型クッカーに収まりました。
この状態でケース等に入れれば、それほど嵩張らず、使う時になったら出して、脚と五徳を広げてクッカーで調理開始!

やはり今までにないようなデザインをしているので新鮮味があるのと、安定感のある五徳と脚を備えているので、実用性も十分ありそうですね。
製品としてはガタつきもないし可動部分の動きもスムーズです。
気になる点もあり
ここまで見た感じはとても良かったのですが、ネガティブな部分にも注目しておきます。

外側のプロテクターの板は綺麗ですが、中のストーブに汚れや細かい傷がついていたりします。
内部の作りが若干荒い感じがします。

あとは箱が不安をかき立てるような雰囲気になってますが、まあシンプルだと見ればいいかなとも思います。
着火して使用感をチェック
実際に使ってみて使用感をチェックしていきましょう!
薪で着火!燃え方を確認

今回は薪を細かくした燃料でやっていきましょう。

火がつくのが早いですね。燃焼効率が良ければすぐに燃え尽きてしまうと思うので、こまめに燃料を足さないといけないと思います。
中が温まってきて、煙突形状内で強い上昇気流が発生してきました。これはいい感じ。

すでに二次燃焼口からたくさんの炎の筋が出てきてますね。
効率のいい煙突形状に加えてコンパクトだから、短時間のうちに中がしっかり温まって効率的に燃え始めるということですね。

すごく綺麗な炎の形をしています。色は赤いものの、アルコールストーブを彷彿とさせるような綺麗な燃え方をしています。
見惚れていると燃料がすぐなくなってしまうので、どんどん足していきましょう。
燃料を足して火が移るまでの時間も短いと思われます。

結構しっかり燃焼しているので、この状態で通常のウッドストーブなら本体を触ることなんてとてもできませんが、こちらのプロテクターを触ってみると全く熱くない!そのまま持てますよ。
これほどしっかり燃えて、外側も熱くなく、手で持って移動させられる。

くれぐれも真似はしないでいただきたいですが、本体の下に指を入れてみると少し温かいものの、熱くなるような温度ではないですね。
燃焼効率の良さ
スーっと伸びる炎の上がり方が面白い。


見た目は思った通りのかっこよさでしたが、この燃え方は想像以上に良かったです。とても綺麗、そして楽しい。
燃料を入れると一旦火は落ち着きますが、燃焼効率が良いのですぐに炎が強くなって上がっていきます。
しっかり燃えてきたら広葉樹の方が良さそうですね。

ぼーっと眺めていたら、消えてしまいました。よく燃えるからすぐなくなってしまうのかな。
すぐに復活させることができるのも、小さくて扱いやすいからですね。

また、こういうストーブは下が目詰まりしてくると燃焼が悪くなりますが、下がぽっかり開いているので、詰まってきたら火バサミ等でつついて広げてあげることもできます。
念のため手袋等はしておいた方がいいと思いますが、このまま中の燃えカスや灰を捨てることも可能ですね。
クッカーとの相性を確認しましょう
それでは、ダイソーで購入した「カニ鍋スープ雑炊仕立て」に具材を追加し、お米を足して作ってみようと思います。

火力が強いので、すぐに湯気が立ってきます。五徳の安定感もいいです。

1Lサイズのクッカーがスタッキングもできて、バランス・相性もいい感じですね。

小さいのに火力が強いなあ。
これだけ小さいので、ソロキャンプで1人用のお湯を沸かしたり、鍋を作る等さっと調理するのには十分な火力ですし、燃料も効率的に燃えてくれます。

灰がこぼれるので、熱に弱いテーブルでは使用できませんが、耐熱性のあるテーブルなら卓上で置いて使えて、移動もさせられるし、灰も簡単に捨てられそう。
シングルガスバーナーのような感覚で使えるストーブなんじゃないでしょうか。
燃料を木炭に変更

購入した人のレビューを見ると、成形炭を入れて便利に使えたという人もいましたので、ここで燃料を変えてみたいと思います。
今回は普通の木炭を入れてみます。
サイズ的に穴が開いてる成形炭がちょうど入りそうなので、そういうのを持っている人はより便利かもしれませんが、とりあえず普通の炭で試すとどうなるのでしょうか。

しっかり炭に火がつきました。
大きい五平餅を焼いてみようと思います。

サイズの問題で、予想以上に大変でした。もっと小さい食材を焼くようにしましょうね。
炭で焼くと本当に美味しいですね。

燃えカスを捨ててみると、思ったより少なめでした。
燃料をペレットに変更

続いて、本体を冷ましてからペレットを入れてみました。
着火剤を入れて火をつけます。

少し時間がかかりましたが、やっと火がついてきました。
燃料の継ぎ足しをしなくていいのは楽ですよね。
ちょっとお湯を沸かしてみましょう。

シェラカップを置いても様になります。
薪の場合は下の方から燃えてくるので、煙突全体が熱くなって、強い上昇気流と火力も出ていたように見えましたが、ペレットはペレットで使うこともできました。
しっかり火がついてから今40分が経ちましたが、まだ燃料は残っています。ペレットだとやはり長持ちしますね。

1時間経ってほぼ消えました。片付けは捨てるだけなので簡単ですね。
気軽に楽しめるコンパクトなウッドストーブ

いかがだったでしょうか。超コンパクトな『Fire Beast2』。なかなか素敵な燃え方をしてくれましたよね。
この大きさなので耐熱テーブルの上で使えるなら、焚き火しながらちょっと湯沸かしとか、一品調理といった楽しみ方もできます。
今までのウッドストーブと違って、気軽に持って移動ができるというところも、メリットだなと思いました。
ウッドストーブが2025年になってここまで進化してくるとは……!とても楽しませていただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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